‐学校の屋上にて‐
「下の名前で呼んで♪」という草野に「あきらっ!」って怒ったように呼ぶ信子さん。
‐彰の部屋にて‐
3人揃って「あのさぁ」って言い出そうとしてやめる彰、それまでサインの練習をしていた信子がすっくと立ち上がり、窓側の彰の前に立って「あきらっ!」。
「嫌だっ」っと言って上を向いて目をつぶる彰。
今度は優しく「あきら」と言う信子。
信子の心情の変化を感じて観念する彰。
普通、問い詰める時は最初はやさしく次に強くなんですが、不器用な信子を表現するためにわざと逆にしたんですね。2回目に「あきら」と言った信子は「3人の間に隠し事はなし」と真剣に伝えようとしていると。
学校の屋上のシーンは単に笑いを取るだけでなく、信子の心情の変化を表現するための伏線だったわけです。
「うわっ、やられたー!!」って感じ。うますぎるよ。
その後、修二を抱く信子の写真がはいった糠入りの瓶がちゃんと棚に戻っているカットが一瞬映るのは、「彰の言いたいことはわかった」という修二からのメッセージでしょうね。
バンドー役の水田芙美子さんのブログによると12月17日放映なのに12月15日まで撮影していたらしいし、シーンがぶち切れだったり、編集の甘さが目立つ部分は多々あるけれど、こういうこだわった作り方をしているのは流石ですね!
※このブログのココに初めて来た人はこっちの本編感想も読んでね!
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