1.鼻くそをほじる上野樹里
お弁当を届けた日の夕方、自宅で寝転がってマンガを読んでるシーンで上野樹里が鼻くそほじってます(笑)個人的にはこのシーンで「この映画にお色気はないよ」って宣言しているように思います(笑)
・・・すでに冒頭で豊島由佳梨が宣言してる!?
上野樹里が鼻くそをほじるシーンなんて、おそらく後にも先にもお目にかかれない・・・かな?
このシーンについては日刊スポーツにインタビュー記事がありました。
「鼻をほじる場面では事務所スタッフが反対しましたが、面白いからいいじゃんと平気でやりました。キレイに映りたいという気持ちはあまりなくて、お客さんが楽しめる面白いものになればいいって考えちゃう。何で分かってくれないんだろうと少し落ち込みました。鼻水のシーンも、映画の完成前にスタッフから『はな垂れ女優って一生言われるぞ』って怒られたのですが、試写を見たらスタッフも大喜びしてました(笑い)」。
ちなみに、この記事中で意外なコメントがありました。
女優いしだあゆみの4姉妹を描いた群像劇「てるてる家族」は、つらい思いもした。カメラ6台が同時に各出演者をとらえて編集する。三女を演じたが、自分の演技が放送されることは少なかった。我が家では三女が一番の人気キャラだったんですけどね。
「芝居自体は楽しかったのですが、必要とされていないような気がしてきて。少し落ち込みました」。
主役の石原さとみは別として、他の姉妹が元宝塚トップスターの紺野まひると元スピードの上原多香子では出演機会が少なくなるのはしょうがないですが、十分輝いてました。
2.ペットボトルを吸って潰す本仮屋ユイカ
さすが陸上中距離の選手。これ、本当にやってるんじゃないの?っていうか、本仮屋ユイカが出来るからこのシーンを入れたんじゃないかと思える。真相や如何に?(笑)実は肺活量は人並みらしい
3.カーテンのタッセルをくすねる上野樹里
学校から帰ってきて母親にテナーサックスをねだるシーンはお気に入り!ウチの娘もよく着替えた後のスカートを放り出してます。たためよ、コラ(笑)。ねだりながらちゃっかりカーテンのタッセルを2本くすねているし(しかもなぜか別柄を1本ずつ)。これ、絶対買ってやるって意思の表れですね。
結局このタッセルは最後までストラップとして使われます。
4.あんたは高木ブーか!?
コネタですが、楽器の調達をめぐって上野樹里が平岡祐太の鸚鵡返しをして馬鹿にするシーン、背後で貫地谷しほりと豊島由佳梨の壮絶なバトルが!(笑)貫地谷しほりにキャンディを舐められそうになった豊島由佳梨が猫パンチをお見舞いしてるんですが、いやそこまで食い意地張らなくても(爆)
5.これって静止画?
マツタケ狩り(というか窃盗)していた5人がイノシシに追われるシーン、静止画のようですが静止しているフリなんですね。手は震えているし、マツタケの袋はしっかり揺れています。横島由佳梨が木から落ちる瞬間もどうも下から支えてますね。そしてここで上野樹里が盛大に鼻水を垂らす場面が(笑)
6.バンドディレクターにけなされる!?
パチンコ屋の前での演奏シーンで「お前等それでもジャズのつもりか!」とけなしていくおっさん、それはスウィングガールズのバンドディレクションを担当した山口れお氏。本心言ってませんか?(笑)7.これってジャズ?
横断歩道を渡りながら流れる「故郷の空」に耳を傾ける本仮屋ユイカ。その後横断歩道を渡るシーンは内股で小走り。矢口監督談
作品ではメガネっ子で内気な女の子をやってもらいました。役とピッタリだななんて思っていたんですが、ある日ユイカが僕に「このシーンのまばたきはいつもと同じですか、多めですか」って聞いたんです。すべて計算されていたんだ、とショックを受けました。内またで歩いたり、ちょっと猫背にしたり…内気な役にピッタリなんじゃなく、ちゃんと計算していた…。プロフェッショナルさを表に出さないんですよね。監督まで騙されましたか!
「ファイト」を見た人なら騙されませんが、当時なら頷けます。
8.樹里っぺ思いっきりコケる
雪道を駆けてくる上野樹里が途中で思いっきりコケるシーン。見ていて、「あそこ、大して雪が積もってないぞ」って思ってました。矢口監督談
そこは、ちゃんと女優さんで、僕のこうして欲しいという要求にもそれ以上の答えを返してくれました。『そこまでしなくてもいいんだよっ』と思うぐらい、やってくれちゃうことも間々あって、冬の撮影で、雪道を駆けて来る友子が思いっきり転んでしまうというシーンを撮影した時に、雪はちょっと積もっているけど下はアスファルトなんで、『思いっきりこけると危ないよ!』って言っているのに、テストから本番まで全部思いっきりこけるんですよ。とってもハラハラしました実際には除雪していた道に雪を少し被せてから撮影したらしい。役者根性ありますねー。
9.演奏シーン
yamabetoyomuさんが「何とも言えず好き」な「観客の手拍子が頭打ちで始まって、すぐに裏打ちに変わっていく」シーン。ここは白石美帆が「クラシックやってるとジャズはリズム取りづらくって」と言っていたのを高橋一生が否定してますね。実際私の大好きなビッグバンドジャズのCDで「スイング・スイング・スイング*/ボストン・ポップスまた、ウチの娘ったら貫地谷しほりのソロの場面で「ブス顔になってる!」って笑ってました。た、たしかに・・・(笑)。でも、あれは演奏に集中して演技を忘れた真剣な顔なのだと思います。
ところで、途中から照明をいじっていた“工場のフォーク・デュオ”、あの演出は曲の進行と誰がソロをやるかを把握してないと出来ないと思うが(笑)
10.エンドロール
この部分はみんな洒落ていて好きですが、卓球場のシーンで悪ふざけする上野樹里と貫地谷しほりを見て大うけしている本仮屋ユイカがなんとも可愛いです。それにしても上野樹里はどのシーンも全力投球ですね(^^)まさに「ブルドーザーみたいなコ(矢口監督談)」(爆)
まったくの余談ですが、「シング・シング・シング(sing sing sing)」と「スイング・スイング・スイング(swing swing swing)」はそれぞれ別の曲です。このCDには両方収録されています。
0 件のコメント:
コメントを投稿