2005年12月16日金曜日

証人喚問、“A FEW GOOD MEN”は誰?

 昨日の証人喚問、帰宅してからニュースで見ましたが、証拠メモをかざして総研社長の内河の顔色を変えさせた民主党の馬淵澄夫代議士以外はみんなダメダメだったようですね。

 だいたい、見ていて呆れるのはあの代議士センセー方の高圧的な態度。一人で声張り上げて喋り捲った自民党の渡辺具能は問題外ですが、他のセンセーも似たようなもん。

 だいたいあんたらは被害者でもないし、証人喚問している相手が全員刑事訴追される容疑者だと決まった訳でもなく、さらにあんたらに投票したかもしれない有権者でもっと言えばきっとあんたらの所属する政党に献金ばら撒いているヤツもいるんだからね(笑)

 というより、最初からあれだけ威丈高で威圧的な態度で喚問すれば相手だって構えるでしょうに。

 ちなみにかみさんから仕入れた(笑)証人喚問オールスターズの素性は、だいたいこんなところ。
姉歯元一級建築士
 不幸な生い立ち、気が弱い、頼まれると嫌といえない。妻が病気。
木村建設社長
 今回の件で破産。財産はすべて供出。
篠塚元支店長
 発言がころころ変わる信用ならない人物
内河健総研社長
 離婚して元妻に多額の慰謝料を支払った上で同居
 この中では総研社長は悪人決定かな?

 特に篠塚元支店長みたく「姉歯先生は権威でした」と言いつつ本人には「他にも建築士はいる」なんて言ってる人や内河社長みたいな「偉いお方」には、馬渕代議士のように証拠物件でも握ってない限り、高圧的に出るより自分からべらべらしゃべるように仕向けた方が良いと思うんですけどね。
 攻めるのはそこからでしょう。ろくに準備もしてこなかったのに独演会開いてどうするんだ?(怒

 もう「温い」を通り越して「生温い」です。

 と思いながらニュース見ていて、以前観た映画「A FEW GOOD MEN」を思い出した。
 クライマックスでトム・クルーズ演じる弁護士がジャック・ニコルソン演じる大佐のプライドをくすぐりながら自白を引き出すプロットが見事なんですね。決め手となるはずの証人が自殺するという最悪の事態から弁論だけで大逆転を勝ち取るわけで、証人喚問をするセンセー方はこういう映画でも観て、喚問の仕方をもっと勉強してくださいな。

 その前に日本を牛耳る土建業者と全くつながりのない“A FEW GOOD MEN”な議員が何人いるのか心配だけど(笑)

ア・フュー・グッドメン

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