民主党「沖縄集団自決」教科書検定見直しを要求 参院決議提出へ
・・・まったく政治家という奴等はとつくづく思う。
沖縄集団自決について、以下のようなメモが知人から送られてきた。
箇条書きでわかりやすく書かれているので引用する。
沖縄集団自決の真相
昭20年3月:慶良間列島(座間味島と渡嘉敷島)で住民が集団自決。
昭25年:「鉄の暴風」(沖縄タイムス社)が「軍の命令」と書く。
昭45年: 大江健三郎「沖縄ノート」(岩波書店)(現在50版)
両守備隊長を「ペテン」「屠殺者」「戦争犯罪人」呼ばわり
「ユダヤ人大量虐殺で知られるナチスのアイヒマンと同じく
拉致されて沖縄法廷で裁かれて然るべき」
教科書にも載る。
昭48年:曾野綾子『ある神話の背景』
①渡嘉敷島
赤松嘉次隊長(大尉):「自決するな」と制止
②座間味島
・自決を指示したのは村の助役
・梅沢裕隊長(少佐):手榴弾を呉れと言う要請を拒絶
昭62年:
宮村幸延(座間味村役場の援護係、助役の弟)が梅沢隊長へ「詫び状」
「集団自決は村役場助役の命令だったが、
遺族補償のため梅沢守備隊長の命令として申請した」
平17年:藤岡信勝教授等が現地調査
伝令兵や役場の職員からも、「軍の命令は無かった」との証言を得る。
平17年夏:
梅沢元少佐と赤松氏の遺族が、大江健三郎と岩波書店に
謝罪と出版 差し止め等を求め、大阪地裁に提訴
平19年:高校教科書から「日本軍に強いられ」の文言が消える
��まとめ)
慶良間列島には、海上挺身隊という特攻部隊が配置されていた。
①渡嘉敷島:赤松嘉次隊長(大尉)
・村長:赤松隊長に、村が援護法の摘要を受けるため、
「嘘の証言をして欲しい」と懇願。
・赤松隊長:最初は拒否していたが、遂に承諾。
②座間味島:
・梅沢裕隊長(少佐)
手榴弾は渡していない。
自決を命令したのは助役
・宮沢初枝:
(梅沢隊長に自決用の武器・弾薬を求めに行った4人の村人の生き残り)
村が援護法の摘要を受けるため、
村の助役から「軍の命令があった」との証言を強要された。
後に、梅沢氏に謝罪。
・助役の弟:兄が嘘の証言を強要したことを梅沢氏に謝罪
このメモの内容、ほぼ同じことが小林よしのり氏の「新ゴーマニズム宣言SPECIAL 沖縄論 」に書かれていたと思う。個々の事実も検証されていてほぼ間違いならしい。
一方で沖縄では教科書検定を非難する大集会が開かれて「私たちの祖父が嘘をついたと言うのか」と主張していた。
もちろん、そう主張している人たちの祖父等が嘘をついたわけではないだろう。でも誤解していたかも知れない。少なくともその祖父は村の助役ではなかったはずだから。
村の助役が命令しても、命令が伝達される中で「軍の命令だ」になってしまう可能性は十分にある。軍の命令だと思って聞いた人もいるだろう。
だからと言って軍の命令だと受け取った事実だけが真実ではない。村の助役が命令したことも真実。
そういう事実を検証するのが歴史ではないのかな?そして政治家に歴史を勝手に決める権利はない。
沖縄でかつて悲惨な歴史があったことは事実なのだから、その事実をできるだけ正しく後世に伝えることが一番大切ではないのかな?
手榴弾で自決が有った以上、軍人の関与があったと言うことは確かでしょう。
返信削除が、組織的な命令とか、関与と言うのは、これまで全く証明されていない。むしろ、否定されたケースが多いんですけどね。
おじい、おばあたちは、そう信じていたかもしれませんが、おじいやおばあも、今と違い子供です。記憶と言うのは、全てが真実ではなく、後に創られる記憶と言うものがあるんですけどね。
クルトンパパさん>
返信削除慰安婦問題もそうですが、軍人の関与って色々な側面があって、いずれにしても「関与」自体を否定をすることはできないと思います。
人間の記憶はあいまいだからこそ、事実を集めて検証するのが歴史だと思います。少なくとも政治家がとやかく言う話しではないですね。