2007年10月18日木曜日

亀田親子の謝罪会見

大毅、頭を丸めて無言 内藤陣営に謝罪なし
「丸刈り、態度だけ示そうと…」 亀田父子の記者会見一問一答


 ちょうど記者会見が会社の休み時間だったので、ワンセグで日テレのニュースで見た。

 午後5時20分頃、それまで内藤王者にインタビューしていたがカメラが記者会見場に切り替わる。一方で内藤王者の顔は画面の隅の小窓に表示され続ける。

 会見場に金平桂一郎、亀田史郎、亀田大毅の3人が会見場に入場してくる。大毅は丸坊主だった。いかにもわかりやすい。一緒に画面を見ていた同僚が「坊主にすると兄貴そっくりだな」と感想を漏らす。

 土気色の顔で終始俯き加減の大毅、目の焦点が定まらず移ろっているのが、俯いた顔からでもわかる。一斉に浴びせられるカメラのフラッシュ。

 「これだけ大々的に謝罪会見開くというのは公開リンチに近くないか?幾ら何でも、相手は子供だろ?」とちょっとだけ気の毒になってきた。

…が、その考えが誤りだったことにすぐ気づいた。

 大毅は何もしゃべらずにすぐ退場。そして反則の指示についての記者の問いに史郎は「指示はしてません」

 空いた口が塞がらなかった。

 では何のための謝罪会見なんだ?

 おかしいだろ?


亀田一家に厳罰!大毅は1年、史郎氏は無期限の資格停止
 11回の開始前には、史郎トレーナーが「玉打ってええから」と、興毅は「ひじでいいから目に入れろ」と大毅に反則行為を促した発言がテレビ中継の音声に残っていたことも処分の対象となり、今後、3人の息子に対して、ジムで指導することができなくなった。
 反則行為の指示が処分の対象であり、金平会長が「処分は甘んじて、お受けする。国民、ファンの皆さんにおわびします。申し訳ありませんでした」と言っているにもかかわらず「指示はしてません」と強弁するとは。

 つい最近そういう奴のニュースを読んだなぁとミラーマンが頭に浮かんだのはこの際関係ない。

 なるほど。騙されるところだった。まぁ、騙されないけど。
 常識をお持ちの人なら騙されるはずがない。

 所詮パンチドランカーがまだ亀田家で甘い汁を吸いたいどこかのマスコミに入れ知恵されて考えたシナリオだろう。

 これは亀田家のパフォーマンスの延長なのだ。ショーの一部だ。その目的は2つ。
 一つめは、丸坊主の大毅を出すことで世間が「許してあげよう」という雰囲気になるのを期待してるのだろう。
 そして二つめは、今回の記者会見の放映でマスコミに話題を提供し、そこから新しい契約を掴もうとしてるのだろう。

 亀田一家同様に批判の矢面に立たされているTBSが今後も亀田一家を使うことは有り得ない。だから、他の放送局と契約して亀田一家の再起ドキュメンタリーでも撮らせるつもりだろう。

 きっと一年後には「あの時は“冤罪”だったがじっと我慢した」みたいに得意気に言い出すに違いない。帰宅中そんなことを考えながら駅についたら、夕刊紙の見出しに「亀田争奪戦」という見出しが躍っていた。

やっぱりな。



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