って、上野樹里ちゃんが自然体な好演で出てますので、無問題です(爆)

とても自然体には見えない(笑)
劇団ヨーロッパ企画の戯曲を「踊る大捜査線シリーズ」の本広克行監督が映画化。
って、これ劇場映画じゃないでしょ?劇場映画として成立しないでしょ?
と言いたくなる作品。
冒頭のシーンがほとんど意味不明で理解不能。しかもシーンシーンのつなぎ目がテープ早回しの音とともに突然切り替わる。
とりあえず見せ場としては、パピコの中身が噴出してからエアコンのリモコンにコーラがこぼれるまでのドミノ倒しはある。このシーンは“ミルククラウン”の撮影ができる超ハイスピードカメラを使って、カメラの画像をハードディスクに直接記録して撮ったらしい。飛び出すパピコの中身やこぼれ落ちるコーラは、CGではなく本物を使っているそうです!!
こんなB級作品でよくもまぁ、そんな制作費の無駄使いを(呆)
話がちゃんと見えてくるのは“本編”が始まってからさらに10分、タイムマシーンが登場してから。そのタイムマシーンを使って壊れる前のリモコンを取りに行くという設定が実にセコイ(爆)
後は冒頭のつまらない映像が伏線ネタの嵐となって残りの60分は怒涛のように話が進んでいく。ネタバレなしでナンボの映画なのでそこは見てのお楽しみ。
個人的には、
��.本編を一度全部観る。
��.日本語字幕を表示して、解説音声付きでもう一度本編を観る。
― 本広監督と上田誠(脚本)の喋りがかなり楽しく退屈しません
��.再度普通に本編を観る
というのが正しい楽しみ方だと思う。1枚で3度美味しいDVDだ!
言い換えれば、
そうやって観ないと全体が把握できない(爆)
これを劇場で観た人たちって、どこまでネタを把握できたんだろう?
2度見ればある程度は把握できるだろうけれど、かと言って2回観に行くような映画じゃない。暇な人が連続で2回観ていたら「ああ、なるほど」って思うだろうが、2回観る余裕がなかった人達って?マークがたくさんついたまま映画館を後にしたんでは?
だからDVDでリモコン片手に観てこそ真価?がわかる映画だ。
もとの戯曲はSF研の部室という狭い世界ですべての物語が進むからわかりやすいだろうけれどね。
SFのパラドックスネタが好きな人ならたまらなく面白いこと請け合い!オススメです!!
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