2006年1月20日金曜日

神はサイコロを振らない

 昨日、たまたま早めに帰宅したので見ました!

 前にも書いたけれど好きなんですよ~、小林聡美とともさかりえ!普段ならウィークデーのテレビドラマを見ることはまずないんですが、この二人が競演となると話は別です。

 まず、小林聡美。小林聡美といえば「ポポン、えっすー♪」じゃなくって、映画「転校生」。デビュー作でいきなり胸をはだけて鷲掴みにする衝撃のシーンには思わずぶっ飛んだよ。いや、エッチなシーンではなくて自宅で気がつくと一美になっていた一夫が鏡の前で驚くシーンなんだけどね。いまから20年以上前(1982年)に17歳の美少女(ってか、当時は「可愛いのかブスなのかわからない」って言われていたような?“ブス可愛い”の元祖かな?)が一般映画でチチを放り出すことなんてなかった時代ですよ。

・・・でも翌年、映画「ションベンライダー」でサラシ姿?で男風呂に潜入した河合美智子(当時15歳)が男性客に咎められて「俺は男だー!」とチチを出すシーンがあったな(爆)

 おっと話が逸れた。「転校生」で「本当にこれがデビュー作かよ!?」って見事なオトコオンナ役ですっかりファンになり「やっぱり猫が好き」でトドメを刺されました。どちらかと言えばヒョウキンな役柄が多いですが、テレビドラマ「光とともに…-自閉症児を抱えて-」では、これまた見事な養護学校教諭を演じていました。ちなみにこのドラマは数回しか見れなかったけれど、ボロボロ泣く篠原涼子お母さんもとても素敵でしたね。

 そしてともさかりえ、子役時代から演技巧者として引っ張りだこですが、一番ツボにはまったのは「ロッカーのハナコさん」!!
 このドラマ最初に観たのが第2回だったんですが、その15分で夢中になって最後まで欠かさず見てしまい、更には1回目観たさでDVDまで買ってしまいました(続編はダメダメでしたけどね)。有能OLにして幽霊役が完全にはまり役。エンディング(曲は今井美樹の「微笑みのひと」)でともさかりえが口パクで「おやすみ」と言うシーンはとってもチャーミング。一日の終わりを癒してくれる素敵なドラマでした。

 で、ともさかりえの何がすごいかって、何もしなくても演技になるんですよ、これが。目線(目力)と口元だけで心情を表現してしまうんですね。この手を使える俳優って他には真田広之くらいしか思いつかない。

 というわけで、シリアスもコメディもいける二人が競演のこのドラマ、どっち路線か興味深々でした。
 でも脚本が「光とともに…-自閉症児を抱えて-」と同じ水橋 文美江なんで、きっとシリアス路線だろうって思っていたら・・・コメディ路線でしたね^^;

 第一回を観終わった感想では、「アンフェア」のように(ドラマ開始時間までに帰宅できるとは限らないので)毎週録画してまで観たいと思うほどははまりませんでしたね。今後見続けるかはちょっと微妙です(笑)

 でも、二人の掛け合いはさっすが!!

 空港での二人のやりとり、小林聡美は「最初は冷めた役」なのでそっけない受け答えですが、ともさかりえがポロポロと涙流して、次第にぐっちゃぐちゃになっていきながら、それでも視聴者から笑いを取る演技は圧巻でした(ちーずさんのブログにやりとりが詳細に記されています)。

 荒唐無稽な設定で10日後には乗客が消える?ということなので(ちょっと「黄泉がえり」っぽい?)、物語自体はかなりシリアスなものになりそう。それだけにこの二人がどれだけハートウォームな演技をしてくれるかが、ドラマ成功の鍵になりそうです。

おまけ

 ともさかりえの公式サイト「::tomosaka*TV::」で日記が公開されています。文才ありますねー。最近は育児日記を驀進中ですが(笑)。ちょっと残念なのはブログではないこと。
 というわけで、最新日記をキャッチできるよう、なんでもRSSでRSS Feedを作成してみました。

[RSS]__D_I_A_R_Y__←どうぞご利用ください。



ロッカーのハナコさん-全集-

2 件のコメント:

  1. こんばんは。記事へのリンク、感謝です!
    小林里美さん、素敵な女優さんですよね。
    『やっぱり猫が好き』、大好きでした。
    ??日間限定ということで、切ない展開となりそうですが、
    それぞれが、前向きに歩き出せるようになるといいですね。

    返信削除
  2. はじめまして!TBありがとうございます。
    「やっぱり猫が好き」、私も大好きでした。
    小林聡美さんは「間」というか自然な演技が
    いいですよね~。
    また是非遊びにきてください(^-^)

    返信削除