このドラマはの魅力は「やっぱり猫が好き」や「すいか」の脚本家、木皿泉氏なくしては語れません。
原作の「虐め」や人の持つ「虚像」と言った部分をきちんと抑えながらも、篤い友情を主軸とした木皿泉ワールドになっています。
特に3人を中心とした絶妙なやり取りや、大人たちの含蓄ある助言は木皿泉氏の真骨頂でしょう。個人的に気に入ったのは、「虐め」が主テーマだった前半、あからさまな虐めに対して優柔不断な態度を取っていた担任の 横山武士(岡田義徳)が実は教師を天職だと思っていたり、 セバスチャン(木村祐一)が結婚より母親を優先したエピソード。もちろん中心は修二、彰、信子だけど、大人には大人の物語がちゃんとあったところです。
ちなみに、テレビでは明らかに時間不足でBGMの入り方やシーンの切り替えが不自然だった最終回が、DVDでは再編集され、ディレクターズカットになるそうです。これは観るしかなさそうですね!
・・・つーか、テレビで再放送してくれよ。ディレクターズカットで(笑)

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