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朝日新聞1月22日付社説捏造番組 視聴者を欺く罪深さ正に「天に唾棄する」だね。いやもう、呆れたを通り越して賞賛したいくらい素晴らしい社説だわ(笑)
おせち料理の食べ過ぎが気になりだしたころ、この番組を見て納豆を買いに走った。そんな人たちはさぞ驚き、憤慨していることだろう。
フジテレビ系の生活情報番組「発掘!あるある大事典2」で、納豆のダイエット効果を取り上げた7日の放送にいくつもの捏造(ねつぞう)があった。
やせる前後の写真は実験とは無関係の人のものだった、中性脂肪などの数値を実際は測っていなかった、米国の大学教授が発言もしていない内容を字幕で流した……。ひどい話である。
制作した関西テレビは調査委員会を作るという。報道機関として全容を明らかにするのは当然だ。昨夜の放送を休み、アナウンサーが経緯を説明したが、これで視聴者が納得するとは思えない。
なぜこんなことが起きたのか。期待した教授に話が聞けないなど米国取材が難航し、スタッフが追いつめられた。関西テレビの幹部はそんな弁明をしている。
取材がうまくいかないのなら、もっと時間をかけるか、できる範囲で番組を作るしかない。そうしなかった背景として、二つの要因が浮かび上がる。
まず、番組作りの構造的な問題だ。関西テレビから受注した会社が別の会社に作らせた。こうした「孫請け」は取材の責任があいまいになりがちだ。新年最初の放送の締め切りが迫るなかで、制作現場は何とか結果を出そうと無理をしたのではないか。
もう一つ、現場の焦りを呼ぶのが視聴率至上主義だ。この番組は競争が激しい日曜夜9時台で10年も人気を維持してきた。周囲の期待が大きくなる一方で、素材が底をつくジレンマを抱える。
03年に日本テレビで視聴率の調査家庭に金品を渡す事件が起き、放送界は視聴率偏重の危うさを思い知ったはずだ。しかし、いま多くの局が健康ブームにつけこむような番組で視聴率を狙っている。
昨年、TBS系の番組で紹介された白インゲン豆を使ったダイエットで、多くの人が下痢や嘔吐(おうと)を訴えて入院する騒ぎがあった。不正確な情報は害にもなる。その教訓は生かされなかった。
なかでも「あるある大事典」には以前から批判があった。食はバランスが大切で、特定の食品のみで問題は解決しない。「番組が体に良いとしたため、その食品を制限すべき患者が指示を守らない」。そんな医師の嘆きも聞く。
テレビは公共の電波で仕事をしている。放送で納豆が売り切れるような現象も含めて、社会への影響にもっと敏感になるべきだ。娯楽番組だから大目に見てもらえる。そんな甘えがあるなら、テレビ離れはさらに進むだろう。
視聴者も、一つの情報に振り回されない賢さを身につける必要がある。内容をうのみにするのは危うい。命にかかわる健康情報ならば、なおさらだ。
視聴者や読者の厳しい目を常に意識して、メディアは自らを律したい。それはテレビも新聞も変わりはない。
大手5紙の社説で捏造問題を取り上げたのが朝日新聞だけというのも素晴らしい。
過去に朝日新聞の捏造がハッキリしている記事にはこんなのがある。
新党日本に関する捏造事件(2005)
中田英寿選手引退報道(2002)
珊瑚事件(1989)
だいたい中田英の引退報道や、田中知事の記者会見報道は今回のケースがそのまんま当てはまりそうな気がする(珊瑚事件はもっと悪質)。
その他“従軍”慰安婦問題とか、NHK番組改編問題とか、スキャンダルも多数。“従軍”慰安婦問題では「強制があった」とした証拠が捏造とバレると「強制性は否定できない」と見事に論点を摩り替えているし(笑)
もしかして、今後はそういう問題は起こさないという決意表明?(違うだろうな・・・)


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朝日は全社を上げて「痴○症」になったんでしょう。
返信削除自分達は捏造なんて、やってないと思っているのかもしれないですよ。もしかしたら、あれは捏造じゃなく、真実がついてこなかっただけの、向こうが悪い事例だったと言うことかもしれないですね。ヒデは朝日が報道した以上引退しなければならないし、新党日本はあの筋書きで会見すべきだったと言うことでしょう(笑)
クルトンパパさん>
返信削除なるほど、珊瑚はそもそも落書きされてないといけないから、記者が落書きしても何ら問題ないわけですね。
なんか本当にそう考えていそうで怖いです^^;