2013年10月31日木曜日

クリムゾン・キングの宮殿~40周年記念エディション

 ハイレゾ版(24bit/96kHz)をゲットしたので聴いてみました。1969年発売、キング・クリムゾンの記念碑的名盤。不朽の名作!・・・と言われてる^^;

 かく言う私もキング・クリムゾン小僧(謎)だったのだが、熱中したのはいわゆる第3期の頃。この辺はリアルタイムで聴いてた。年がばれるな(笑)

 とにかく「太陽と戦慄」を聞いた時は衝撃だった!

 そして「暗黒の世界」の「突破口」が滅茶カッコ良かった!
 
 さらに「レッド」の完成度!

 とどめに「USA」の完璧なライブ演奏にびっくりしていたら「暗黒の世界」はほとんどライブテイクと知ってさらにびっくり!

 当時、LPなんぞ買う金がないお子ちゃまだったので図書館でLP版聴いたんだけどね^^;


 その後、バイトでお小遣いを稼げるようになって、「宮殿」から「USA」まで輸入盤の「アースバウンド」を含め8枚揃えましたよ。さらにマクドナルド&ジャイルズも持ってた♪

 でも、やっぱり「“第3期”こそクリムゾン」な世代。ハイレゾ音源も第3期優先。「USA」を除く3枚の中では「レッド」の音が良い。40周年記念リマスター盤はこれぞ“ヘヴィメタ・キラー”なソリッドでハードが音がビンビン迫ってくる♪

 「USA」は現在アマゾンで注文した40周年記念盤DVD AUDIOが大英帝国から海を渡って日本へ向かっている(航空便らしいけど)。
画像

 というわけで、やっと本題。今回ゲットした「クリムゾン・キングの宮殿」。もともと1969年録音ということで、大して音質は期待してなかったんだけど、

これは凄い!

 なにこのすっきりくっきり感!?

 さらには「エピタフ」でメロトロンが大洪水。特に4分前後のメロトロンの間奏。もともとこんなに凄かったっけ?

 いやいや、音はもっと濁ってたし、ダイナミックレンジもここまで広くなかったでしょ?

って、こちらは実質的にリマスターではなく2004年に発見されたオリジナルマスターテープからのリミックスらしい。私の持ってるCDはおそらく80年代後半に発売された初のCD化バージョンでオリジナルマスター由来ではない。

 うーむ、しばらくキング・クリムゾンから遠ざかっていた間に凄いことになっていたんだ。
 
 デジタル技術で解像度を上げたりしているのかも知れないけど、いずれにしても69年にこれだけ質が良い音で演奏を収録していたことを考えると、キング・クリムゾンは当初から相当音にはこだわりがあったんだろうな。

 ちなみに「21世紀の精神異常者」はオーバーダブなしの一発録りらしい!?
 改めて聴くと、「RED」の終盤のサックスプレイはここから来てたのかと。

 それでもUSA収録のウェットン&ブルフォード怒涛のリズムセクション版に軍配を上げるけどね^^;

 ただ、改めて「クリムゾン・キングの宮殿」の素晴らしさを再認識。もしハイレゾが聴ける環境にあるなら、これは聴かなきゃ損な1枚であること間違いなしです!

 
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