特にネクタイ掴んで引っ張っちゃ、それこそ暴行とみなされますよ(汗
つーか、スーパー派遣がそーんなことしないでしょー!!
というわけで、今回もあり得ない展開が盛りだくさん(爆)
今回は、視聴率的には前回より低かったようですが、内容的にはこれまでになく訴えるものがあったと思います。というわけで伊達さんに1票(笑)
■ 小笠原さんの存在意義は?
今回の小笠原さん(小松政夫)の嘱託更新がテーマでした。これにについてFREE TIMEさんが、以下の指摘をされています。今回のストーリーを見て思った事は、小笠原について正社員は擁護しようとして派遣社員は切られて当然と鼻で笑っていたが実際はどうなのであろうか?これは、どうでしょう?
おそらく正社員が冷たく接するのではないだろうかと思います。
私には、小笠原さんが定年退職後に嘱託(つまりは1年更新の契約社員ですね)としてマーケティング課に残っている理由がわかりません。定年退職者が嘱託として残るには、例えば「踊る大捜査線」における和久さんのように“余人を以って代え難い”理由があるはず。例えば営業マンであれば、大手取引先の信頼が篤く、小笠原さんがいなければ業績に響くとか...。
だから事情を知らない入社したての社員はともかく、普通は定年退職後に再雇用された嘱託社員って正社員から尊敬され、慕われる存在なんですけどね。「嘱託だけど窓際」みたいな人って今の世の中にいるんでしょうか?
■ 派遣は、三ヶ月に一度、リストラの恐怖にさらされる?
春子さんが言っていた「派遣は、三ヶ月に一度、リストラの恐怖にさらされるんです。あの人は会社に甘えて、危機感がなさ過ぎたんです。」という言葉(今回は春子さんから重い言葉がたくさんでてきましたねー)。これは春子さんのような「スーパー派遣」だからこそともいえます。森美雪(加藤あい)のような比較的単純な事務を担当する派遣社員の場合、会社としては永くいてもらった方が助かるわけです。従来は正社員にやらせていた仕事をコストダウンのために派遣にやらせているわけですから。仕事を覚たら、問題を起こすか、本人が解約を申し出るまでは会社としては居続けて欲しいはずです。
逆に、大前春子や近耕作(上地雄輔)-パソコンスキルAランク-のような派遣社員は、(賞与はありませんが)時給自体は正社員と同等(春子さんは社員以上)なので、プロジェクトのような特定の目的を達成するために最初から短期前提で雇用されることが多いのです。
例えば、春子さんの時給を単純に年収換算すると、月平均20日勤務として672万円になりますから、東海林の年収625万円(賞与込み)を超えます。こういう派遣の場合は卓越したスキル(なおかつ会社でノウハウを蓄積する必要がないスキル)を短期的に発揮してもらうこと以外に契約するメリットがないとも言えるのです。
そう考えると、春子さんを事務として契約したこと自体不自然ですけどね(笑)
■ 国税監査ってあんなに融通が利かない?
利きません(爆)っていうか、普通社内で監査を仕切るのは経理部門だと思うんですが、ドラマでは経理がほとんど出てきません。監査が入るまでに監査対象になる伝票類をチェックする(社内監査する)のは経理部門の役目です。
色々と物はなくなるし、経理はいい加減だし、本当につぶれるぞ、この会社(笑)
■ 春子が変わってきた?
と仰るブロガーさんが結構いらっしゃいます。春子は何も変わってませんが、何か?(爆)
ただ、隠していた本音部分がかなり見えて来た気がします。春子さんの本音を引き出しているのは、東海林主任であり、里中主任(小泉孝太郎)であり、森美雪ですね。
廊下で東海林から「小笠原さんのこと虐待しただろう」と責められた時や、エレベータから東海林に助けあげられて「ばっちぃ」と言った時は、これまでとは違う素の春子さんだった気がします。
それから「カンタンテ」での東海林、里中との会話、「嫌な予感がする」と言いつつ、春子さんは二人が来るのを待ってる素振り。東海林が実に場違いに怒鳴りまくって里中から窘められてましたが、春子さんはいつもの頑なな表情というよりは、素の表情でしたね。
東海林の気持ちは春子さんに十分響いているんでしょう。たぶん、これまで春子さんにここまでの本音トークをした熱い男はいなかったんじゃないかな?だから春子としても本音で話せる相手が現れ、素の自分を出している気がします。
だから“ママ”の眉子(白川 由美)が「春子、あなたあの二人とケンカしているときって、とても楽しそうね」と言ったも頷けます(「酒場で会社の人と会話」という微妙な場面での篠原涼子さんの演技がうまいですね)。
もう1点、春子さんは親の話題が出ると固まるようです。今回、東海林に廊下で「親に消しゴム投げつけられておきてたのか!?」、エレベーター前で「親の顔が見たいわ」と2回言われてますが、2回とも言い返してません。
最初の「ハエと遊んでる暇はない」も後の「バッチィ」もどうも反応に困って(動揺して言い返せなくて)はぐらかしている感じがします。それにエレベーター前でロープを片付けずに行ってしまうのも完璧主義者の春子さんらしくないですね。
眉子は実母ではないですし、後半に含みを持たせている気がしますね。
今回も素晴らしいレビューをUPされているちーずさんが
東海林からは、会社=家族という気持ちが毎回伝わってきて。高感度アップです!と書かれていますが、個人的には今回の春子さんは今までで一番熱かったと思います。感じ方の相違ですが、今後の展開で「だからあの時熱かったんだ」的なところが出てくることを期待したいです。
春子からは、事務的過ぎて、そういう感情が見えてこないのがちょっと寂しいですね。
第5話のあらすじ(番組ホームページより)
人事部が小笠原の嘱託契約を打ち切ることを決めた。
小笠原も以前は腕のいい営業マンだったが、もう会社に残すことはできないということになった。
賢介は部長の桐島から、それを本人に伝えるよう命じられる。悩む賢介。
しかし、そのためのリサーチに春子と共にデパートに出向いた小笠原は、おもちゃ売り場のゲームに夢中になり、迷子になる。
桐島に小笠原に対する評価を聞かれた春子は、マーケティング課のお荷物だと答えてしまう。
それを聞いた賢介と東海林は、春子に 「人を思いやる気持ちはないのか」 と猛反撃するが、春子に小笠原のことを 「会社に甘えて、危機感がなさ過ぎた」 と言われ、返す言葉がない。
��&Fに年に一度の国税局の査察が入り、販売二課の過去の小麦の決済に粉飾決算の疑いがあると指摘される。
ところが、無実を証明する99年度分の伝票は手書きで、どこかに仕舞い込まれてしまっていて、所在が誰にもわからない。
時間がないとマーケティング課も応援を頼まれ、地下倉庫に向かう。
そこへ、春子が無理矢理、定食屋から小笠原を強引に連れてくる。
小笠原は当時バリバリの営業マンでその倉庫には何度も足を運んでいた。
そしていとも簡単にその伝票の入った箱を探し出した。
その時、タイムリミットの5時まであと1時間と迫っていた。
【おまけ】
第4話の春子さんが叫んだロシア語、某巨大掲示板に訳が出てました。すげっ!
Хватит!(もうたくさん!)私は最後のХорошо(ハラショー)しかわかりませんでした^^;
Кто жадничает? Мы или вы?(どっちがケチなんだか。私たち?それともあんたたち?)
Тогда вы сами закупайте у производителя!(じゃあお前ら自分で生産者から買えよ)
Не издевайтесь над японцами!(日本人ナメンじゃねえよ)
Купите или нет?(買うの?買わないの?)
Купите,да?Согласны?Хорошо.(買いなさいよ、いいわね?よし)
つーか、いくらなんでも客相手にこれはないだろ!?(爆)


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