って、原作を確認したら70ページ分くらい進んでました。テンポが良いって言うのはちょっと違うかな。畳み掛けてくるというか・・・。今回はずぅ~っと画面に見入っているうちに終わってしまった。
途中、涙腺が崩壊しそうになること二回^^;
風早には好きな人がいると聞かされた爽子。たまらず泣き出してしまったのをケントが慰めていると、そこに風早がやって来る。ケントが泣かせたと思った風早は思わず掴みかかるが、風早が皆と平等に自分と接してくれる、と褒めていただけと爽子はいう。そして、風早はついに自分の想いを言葉にする。ストーリー | 君に届け 2ND SEASON
健人の告白、まったく無意味。考えてみたら爽子は異性一般と付き合いたいわけじゃない。あくまでも風早を独り占めしたいという自分の「下心」で悩んでいたわけだから。当然風早の代わりなんていないわけだ。その気持はきっと健人には理解できない。だから健人は余計なお世話しかできなかったのかも?
爽子が風早に下心を気づかれて嫌われたくないと思ったため、下心全開で行動していた風早を襲う試練の連続!!
- バレンタインでは仲の良い友達やピンが貰っていた手作りチョコを自分だけ貰えず。
- バレンタイン以降、挨拶しても目を逸らされたり怯えられたりの連続。
- 健人から「爽子が可哀想だからこれ以上近づくな」と忠告。
- 千鶴から「爽子から一番遠いのは風早」とダメ出し。
- 爽子から距離を置いたら「避けるような態度をとるな!」とあやねのケリが炸裂!
- 爽子が健人から「風早には好きな人がいる」と吹きこまれたのは知る由もない。
- 告白したら爽子本人から「誤解する」の言葉。
風早折れましたorz
風早に同情する余地は十二分過ぎるくらいあるけれど、敢えて言う。
短気を戒めなさい!
初詣のおみくじを爽子に託したのはそのためじゃなかったのかよ?
「平等で明るくて爽やか」という言葉がトラウマ化し、頭に血が登ってしまった風早。自分の気持ちだけで頭の中がいっぱいになってしまったんだろう。一方的に自分の気持ちを話しただけ。風早の言葉を爽子が誤解しているのも気づかず、「俺の好きと黒沼の好きは違うね」と念押し。
ここでわざわざ墓穴を掘ることはないだろうに。これでお互いに「自分は恋愛感情で相手は好意」と受け取ってしまった。
風早の切れぐあいは原作から受けたイメージより弱めだったな。爽子の「誤解する」の言葉で諦めた感じだった。恋する気持ちから来る自分の行動が爽子を困らせているという懸念が確信になってしまったか?
一方の爽子も自分の恋する気持ちを出すことが風早の迷惑になる(嫌われる)と思っている。
一期5話でも心無い噂が原因で爽子は風早を避けている。しかし、この時風早はストーカーぶりを遺憾なく発揮して(違)待ち伏せし、泣いている爽子を公園に連れて行き、落ち着かせてから爽子の話を聞いている。
風早にこの時の心の余裕があればorz
今回の風早は、振られたと誤解したのが原因だけど、目の前で自分が好きな女の子が泣いているのに、そのまま去ってしまった。これはいくらなんでも言語道断だろ。その場に矢野ちんがいたら再び蹴りが炸裂だ!
爽子は泣きながらも風早を追いかけてきたのだから、爽子が落ち着くのをまってからきちんと話をすべきだった。
そして、爽子の号泣シーン。原作でもとても印象的なシーンで、どう演出するのかと思っていたら爽子の泣き声は入らず、BGMのみ。原作のイメージどおり。声を入れないことで悲痛さがより強調されて涙腺崩壊の危機(一回目)
このBGMが初詣で仲良く寄り添う二人のシーンにも使われていたのがなんとも残酷。
ここで、原作ではこのあたりからほとんど出番がなくなるトモ&エッコが登場。昼休みが終了しても戻って来ない爽子を心配するトモちゃん。
原作を読み返していて気づいたんだけど、トモ&エッコが爽子と友達になったのは、トイレで爽子の悪い噂を聞いた後なんだよね。噂よりも風早の行動を信じて爽子に声をかけたわけだ。前面には出てこないけれど、あやね&千鶴に負けないくらい良い友達だ。爽子は本当に友達に恵まれている。
放課後、爽子を探すあやねと千鶴に同行しようとする健人を修羅場の話を耳にした胡桃沢が力の限り捕獲。胡桃沢の顔がかつてないほど真剣。胡桃沢、何かを察して怒ってる?そんな雰囲気。
一方、泣き腫らしてもの凄い顔になっている爽子をピンが発見。
ピンはデリカシーなさ過ぎだろ。修羅場を茶化したアホ男3人組ほどではないが。
ピンの場合、余計なことをしているように見えるけれど(って、実際余計なことしているけれど)爽子を振りに行ったにしては風早の行動が不自然だってことはちゃんと爽子に伝えてるところが偉い…んだけど、爽子は全然理解できてないな(苦笑)
そのピンにあやねと千鶴が蹴りをいれて撃退。いや、確かに教師を足蹴にするのは良くないと思うぞ(苦笑)
そして、自分を卑下して風早の言葉を誤解している爽子を千鶴が一喝。この時の千鶴の目に涙が溜まっていく演出が巧すぎて涙腺崩壊の危機(二回目)。正直、爽子号泣シーンは最初から身構えて観ていたけれど、このシーンでぐっと来るとは予測してなかった。
「鈍さに慣れるな!!」
・・・自爆テロかよ?ってか、お前が言うな(ぉ
いやいやいやいや、千鶴がどんな気持ちでこの言葉を発したのか、すごく良く伝わってきた。
矢野ちんは今回も大活躍。つーか、中の人(沢城みゆき)が凄すぎる。喜怒哀楽の巧みな使い分けは見事という他ない。ここでは爽子を優しく支えようとするあやねの気持ちが痛いほど伝わって来る。一期からこのアニメの中では抜群に巧いとは思っていたが、この声優さんは天才か?今回は矢野ちんの絵も綺麗だし、ますます良い女ですな。
そしてふたりとも「爽子は自分で何とかする」と信じるところが素晴らしい。二期は爽子の恋心を中心にストーリーが進むのだけれど、根底にあるのはやっぱり友情だと再確認。
千鶴の強い叱咤と矢野ちんの優しい励ましで、自分が何かを間違っていて何も頑張ってなかったことに気づく爽子。
二期の爽子は風早から嫌われることを恐れるあまりに、何も頑張ってない。自分の正直な気持ち(恋心にもとづく欲求、爽子の中では“下心”)を悟られないようにしていただけ。
今回も「登場人物の髪が細やかに動くシーンは重要なシーン」でしたね。ラストシーンも、風が吹いて、うずくまったままながら上を向く爽子。
「頑張れ。大丈夫だよ」今度は風早の代わりに矢野ちんと千鶴がそう思ってる。
・・・そっか、後は風早に恋心を伝えた人からのアドバイスが必要だな。彼女もこのままでは爽子に負けて悔いを残さないために玉砕したことが無意味になるからね♪
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