前回、「爽子に風早は不釣合い」と暗に説得したつもりが焚き付ける結果になってしまい、メモリあうシーンを見せつけられ、ついに自分が風早を好きなことまで明かして、協力を依頼する手段に打って出たくるみ。
冒頭の爽子とくるみのシーン、このアニメの美少女基準はくるみってことですな(^-^;
くるみは徹底的に美少女として描かれているのに対して、爽子はかなり猫っぽい顔になっている。
しかも、くるみが本性を現した後の爽子の顔が、少女マンガのヒロインかと疑いたくなるレベルに(^-^;
爽子は美少女ではなく普通の顔という設定らしい。原作も含め、つり目が強調して描かれることが多い。もちろん普通=不細工ではないし、かなり端正な顔だちだと思う。
ちなみに原作のepisode24「クリスマス」ではクラスメイトの男子から“和の風貌”と称されている。日本的な顔ということか。
今回、爽子は髪をお団子にしてクラスメイトの女子達から「可愛い」と言われてるし、風早も普通に顔を赤らめてる(笑)から端正ではあっても、人目を惹くようなタイプではないのだろう。そもそも普段は愛想のない陰気な雰囲気を纏っているからね。
現代基準の美少女ではないということ。“お爽人形”だもんな(笑)
というわけで、くるみからしてみれば「容姿で圧倒している私が風早を好きだと知れば爽子は身を引く」と考えたわけだ。
爽子自身が「くるみと風早はお似合いのカップル」だと認めているから、一般的な展開なら、差を感じて身を引こうかと考えるか、友情と恋愛の板挟みになって悩むかだ。
しかし、爽子は協力依頼を即断即決で拒否!理屈で説明出来ないことはなかなか納得できない爽子が直感で協力を断っている。
意外な展開ではあるが、爽子の行動基準からすればこれは当然と言える。
これまでも、爽子の行動は自分でやりたいことをやってるだけ。いやいややってきた事はない。酷い噂が流れた時はさすがに迷ったけれど、結局思ってもないことは言えなかった。
人の役に立つことは嬉しいが、心から進んで出来ないことはやらないのが爽子。
もし、ここで爽子が悩み、即答しないでくるみと別れたりしていたら(くるみもそれを意図して要件だけ告げて別れようとした)、後で断る時に裏切り者扱いされそうな展開になるんだろう。
ただ、爽子がくるみの申し出を受け入れて協力する展開になったとしても、風早はきっと爽子に告白してしまうと思うのだが(^-^;
さらに言えば、この時点の爽子は風早のそばにいたいだけで、付き合いたいとか恋愛対象として見て欲しいとか思ってないから、くるみの作戦は完全な空回りだ。
そもそも、風早が外見で人を判断する人ではないとわかっていながら、風早に一番お似合いの美少女になろうとしてきたくるみの努力の方向自体が間違っている。
風早は、孤立していても、クラスのために役立ちたい、いつかみんなと仲良くしたいと、黙々と、かつ楽しそうに仕事をしている爽子が好きになったのだから。入学式前の笑顔が心に残ったのがきっかけだったとしても、風早が魅力を感じたのは爽子の内面であり、そういう努力する姿だ。
その後も爽子とくるみの会話は空回りのまま。くるみのイライラは募るばかり(苦笑)
だいたい、噂の時と違って、爽子がくるみの“攻撃”に対してほとんど動揺を見せてない。これはどう考えてもくるみは負け戦。ちょっと気の毒ではある。
一方、矢野ちんはくるみと爽子の間で何が起こっているのか、おそらくくるみが爽子に身を引かせようと画策していることは把握しているんだろう。それでも、爽子がくるみに丸め込まれることはないと確信しているから、暗にエールを送ってるだけ。この子はマジで賢い。
そして風早。こちらは爽子への思いがどんどん募ってきっと脳内爽子飽和状態。風早視点の飽和状態ぶりを見たい気もするが、きっとドン引きしそうだ(爆)
大会前のグータッチだの、試合後のハイタッチだの、やたら爽子ちゃんに触りたいんだね、このスケベ(^-^;
しかもクラスメイトが爽子を話題に上げただけでドギマギしてる。きっと誰かが髪をアップにした爽子が可愛いとか言い出すんじゃないかと心配したんでは?
さらに龍が爽子の名前を言おうとするだけでいちいち嫉妬してるし(笑)
爽子とくるみが並んで座っている時、くるみは風早の視界の外(Out of 眼中)だし、爽子に当たりそうだったボールを龍をキャッチした時に至っては・・・(苦笑)
風早少年、テンパりまくってる(爆) どんだけ爽子にベタボレなんだよ(^-^;
ちなみに、爽子に当たりそうなボールを龍がキャッチするシーンは前回の爽子が振り向くシーン同様、何気に作画に力が入っている(笑)
というわけで、くるみは爽子&龍の偽装カップリングを思いついたらしいが、
絶対上手くいかないから(爆)
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