それにしても、この2話はのだめ@上野樹里ちゃんの演技が凄い!
樹里ちゃんは、「てるてる家族」の頃から結構注目していて、出演番組を見つけると結構見ているんですが、度肝を抜かれた「翼の折れた天使たち」は別としても(でも、あれも違和感なかった)、今回はいつも以上に役にハマって作りこんでいる気がします。
5話で千秋の演奏を聴くシーンでは微妙な表情で切なさや不安を表現していましたし、6話で千秋の伴奏でラフマニノフを弾くシーンは弾く前の“切れた”無表情から弾き終わった後の満ち足りた表情に「こんな顔ができるんだ」って驚きました。
・・・その後はお馬鹿のオンパレードでしたが(笑)
個人的には「てるてる家族」で見せていたちょっとアゴをあげて「ニッ」と笑ている時の雰囲気が素に近いのかなと思うんですが、実際どうなんでしょう?
現在だとjoy-pcのムービーブログの雰囲気?
ちなみにこの動画の玉木宏、娘に見せたら「本当に千秋と同一人物なの?」ってビックリしていました!(爆)
さて、5話と6話はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を中心にストーリーが展開しました。Lesson4の時に「まだ4話なのにここまで盛り上げていいんかい?」と思ったけれど、5話はさらに盛り上げてくれました。ところが盛り上がり度では6話は前2話に比べるとかなり下降気味。
三日三晩ろくに食事も摂らずに蝿の巣と化しながら(爆)ピアノ練習に没頭したのだめがどんなピアノを弾くのかと期待したんだけど・・・無茶苦茶!!うーむ、感動とは程遠い(汗)
って、ほぼ原作通りのイメージみたいですね。
練習しているシーンからして「おいおい、速過ぎだよ」って思ってましたが。だいたい導入部の「ロシア正教の鐘」が本来は「ゴ~ン、ゴ~ン、ゴ~ン」となるところが「ギンゴンガンゴン!!」って雰囲気になってますから(爆)
あの速度で通しで弾いたらそりゃ凄いでしょうよ。って、これ本当に普通にピアニストが弾いたんでしょうか?もしかして、デジタル処理で早回ししていたりして(笑)
しかもその速さで千秋が「音が多い!」って(驚)
現実にそういう人がいたら、ジャズピアニストの方が向いているかも?
その超絶技巧ぶりにたくさんの野次馬(笑)が集まるし、唖然としたエリート専門の“ハリセン”江藤がのだめの担任になる決意するし、さらに、ストーリーはSオケ解散からR☆Sオケ結成へということで、後半へ向けての転機の回となっているようです。
7話以降、今の流れで行くと、R☆Sオケの成功~千秋とのだめがヨーロッパへ旅立つところまで話が進むのかなという感じですが、そうなると当然ブラームス作「交響曲1番」が演奏されるわけです\(^o^)/
個人的には好きな交響曲ナンバー1!どんな風に盛り上げてくれるか、今から楽しみです!
ところで、5話と6話で演奏されたガーシュイン作「ラプソディ・イン・ブルー」とラフマニノフ作「ピアノ協奏曲第2番」、実は前者は大半がピアノ独奏の“ピアノ協奏曲”で後者は第一楽章でピアノ独奏がほとんどない“室内楽曲”だったりするのが面白いです。
その「ラプソディ・イン・ブルー」をピアノなしでしかも「ピアニカ」を使って演奏すると聞いて、だいたいオーケストラにピアニカは無理だろうと思っていたんですが、ミキサーさんの努力の成果か(?)ちゃんとバランスが取れていました。
しかもピアノ部分をほとんどカットしながらちゃんと演奏になってましたね(ピアニカが弾いたのは主としてクラリネットのパート)。
普通に考えれば「のだめにピアノ弾かせろよ」って思うんだけど、原作者の着想を映像で再現しようというスタッフの意気込みが感じられました。
あ、今回蝿がたかっているのだめにも(爆)
Wikipediaに昨年放送されたTBSの「花より男子」が実は「のだめカンタービレ」の予定で、主題曲をクラシックにしたい原作者とJ-POP(多分ジャニーズね)にしたいTBSとの意見の相違で製作が見送りになったというエピソードが載っているけれど、ジャニタレをキャスティングして安易に盛り上げようなんて考えていたTBSだったらここまでこだわらなかったんじゃないかと思えます。
フジテレビ、ナイスです!
P.S.最後に6話にツッコミ!
千秋と地上の星の関係について、ちーずさんのブログでのおりくさんのコメントに納得!
・・・でも回転寿司で「白鳥の湖」は安直過ぎないか?(爆)
それから12月に永岡真美の新しい写真集は本当に出版されるのだろうか?


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