2006年2月10日金曜日

秦健日子氏小説第2作目は「チェケラッチョ!!」

 2月10日、つまり明日発売です。私は2作目は夏ごろ発売予定の雪平夏見シリーズ第2弾かとばかり思ってました。

 この「チェケラッチョ!!」は4月公開予定(東宝‐フジテレビ)の映画原作。「映画『 チェケラッチョ!!』OFFICIAL SITE」で確認したら脚本が秦健日子氏になってました。「アンフェア」は原作のみの担当だったのに、「チェケラッチョ!!」は原作と脚本両方ですか・・・と思ったらそう単純ではないんですね。

 脚本の主人公が伊坂透(配役:市原隼人)なのに対して小説の主人公は南風原唯(配役:井上真央)だそうです。

 秦健日子氏自身がブログ
映画とは完全に別視点。いわゆる「ノベライズ本」ではありません。小説での一番のお気に入り場面は映画には出てこないし、逆に、映画でのキモのシーンのいくつかは小説には出てきません。
でも、ふたつはきちんとつながっていて、映画を観れば小説が読みたくなり、小説を読むと映画の1シーン1シーンにまた新たな感興が生まれると思います。
「原作小説」というクレジットですが、正確には「同時並行で書かれた双子の作品」という感じです。
と紹介されてます。「感興」という表現が作家らしくて憎い!

それにしても秦先生、またもや手の込んだ事を(笑)

 ぶ、ぶ、文庫化まで待てるか?<ぢぶん

 内容的には沖縄の平凡な高校生、透、暁、哲雄の3人と透に淡い想いを寄せる唯が、インディーズで超人気の「ワーカホリック」のライヴを目にしたことで、音楽に目覚めヒップホップバンドを組み、ひょんなことからワーホリの前座としてステージに立つというものだそうです。

 「フジテレビ、柳の下の3匹目のドジョウを掬うのか!?」って感じもしますが、監督が宮本理江子氏、脚本が秦健日子氏ということで矢口史靖氏ノータッチ?ですから、きっと新鮮なドラマになるんでしょう!

 年甲斐も無く嵌められそうで恐い(笑)





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