ついでに今、「ホルモー六景」読んいるけれど、こちらも面白い!
万城目学という作家、変な人物を面白く描くのが本当に巧い。魅力的な変人達に引き込まれる。
特にこの作品では“凡ちゃん”こと楠木ふみが一番のお気に入り。凡ちゃん可愛いよ、凡ちゃん
というわけで、映画版。凡ちゃん可愛いよ、凡・・・美しい!?
てか、なぜに栗山千明!!
小説から受けたイメージは凡ちゃん童顔で眼鏡を取ると愛らしい顔(コミック版もそういうキャラ)なんだけど、栗山千明は違うだろ?
って、思ったらおねーさん、最初から飛ばしまくります。凄いです。酷いです。美人のイメージが台無し!
挙動不審この上なし(^ワ^)
マジ、よくぞこんなキャラ引き受けたよね!?
代替わりの儀で女性4人のうち一人だけレナウン娘踊ってみたり(でも、脱がないよ^^;)
終盤のオニを操るときの表情とポーズは最高(爆)
ストーリーは基本原作を踏襲しているが、映画の尺に収めるためか後半17条ホルモーの部分が原作と違う。まぁ、8チームトーナメントを映画の中でやるのは時間的に無理か。
もしテレビドラマ化するなら是非やって欲しいところ。
ちなみに京大青竜会ブルースの面々が楠木ふみの可愛さに気づくのは結成の会合に楠木ふみがバイト先のイタリアンレストランのユニフォームを着てきた時になっている。いつも垢抜けない地味な服装の凡ちゃんが、チェック柄のベストを着て来て、他のメンバーがみんな凡ちゃんに見惚れながら打ち合わせしているのがおかしい^^;
そうそう、代替わりの儀はきっちりやってくれました。“サムシング”が雲の中だったけど(謎)
大人計画の荒川良々の何浪何留したのかわからない大学生姿や、濱田岳のちょんまげもなかなか。ただ、山田孝之がちょっと主人公にしてはガタイが良すぎる感じがした。もうちょっとひ弱い方が良さそうな?
ストーリー的に残念だったのが、主人公を除いた話の軸をちょんまげの濱田岳寄りにしてしまい、ヒロイン凡ちゃんの活躍が少なかったこと。
ホルモーの操作術と戦術において凡ちゃんには芦屋を上回る秀でた才能があることが映画からはわからないのが残念。原作の凡ちゃんは早良京子なんて相手にしてない。
それと、ラストの安倍と凡ちゃんのやりとりはもっときちんとやって欲しかった。「凡ちゃんが安倍にお願いするシーン」は削って欲しくなかったな。
とは言え、映画は映画で楽しめたな。オニの特撮も違和感なかったし。スピンアウトの「ホルモー六景」も面白いので、併せて青春コメディとしてテレビドラマ化しないかな?
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