震災の影響で11話と最終話の12話は連続放送。原作では 「episode 41.祭りのあと」「episode 42.爽子とくるみ」「episode43.いたから」 +α(「episode 46.デート」のダイジェスト)を2話に収めたためかなりの駆け足展開(特にepisode 41~42の馬鹿騒ぎ部分)
それで良いのだ!
だって、直視できねー!!!
学校祭の打ち上げに、爽子と風早は待ち合わせをし2人で現れた。2人が付き合い始めたことに、信じられないといった雰囲気のクラスメイトたち。カラオケ屋を出た後、みんなで海辺へ向かう。そこにはピンがいて、爽子と風早にちょっかいを出すのだが、そそのかされた風早は改めて爽子に告白する。ストーリー | 君に届け 2ND SEASON
冗談はさておき、原作コミックの「episode 41.祭りのあと」は、本来なら同人誌なんかでファンが「きっとあの告白の後、あーなったこーなった」みたいに描くようなネタを原作者自らがやっちまったという展開で、特に掘り下げて心理を描いている部分でもないので駆け足で十分だろう。
感動展開の後、ギャグになるのは「君に届け」のお約束ではあるが、とりあえず10話と11話が連続放送じゃなくて良かったなと。もし連続していたらシリトドも真っ青の余韻ぶち壊しだったに違いない(笑)
しかし、風早は爽子と相思相愛だとわかった途端、えらく大胆に。爽子をゲットしたって、クラスメイトの前でVサインしても、きっと何が「勝利」なのかみんなわからないと思う(笑)

これ、ジョーが酷過ぎるのか、アニメスタッフのジョーの扱いが酷過ぎるのか(苦笑)
と思ったけど、原作でも爽子を弾き飛ばしたのはやはりジョーなのか!
風早ホントに殴っていいよ(爆)
そして風早の「俺が黒沼にベタ惚れ」の言葉にクラスメイトとともに驚嘆の声をあげる爽子さん(笑)
矢野に「同情するわ、風早に」と突っ込まれていたけれど、これは仕方ない。なんたって爽子さんは夕刻まで風早が自分のことを恋愛感情で好きだとは確信してなかったんだから。
それがベタ惚れとまで言われ、翌朝には教室で「ただずっと好きだった」とまで。
ただ、この馬鹿騒ぎの原因は、実はジョーではなく風早自身。なんてったって燃料を撒き散らせてるんだから。
これは一重に風早の余裕の無さがなせる技(笑)
ネット上でよく「風早にとって爽子は安牌」という記述を見かけるけれど、客観的にはそうであっても、風早自身は全然そうは思ってない。一年前、爽子が実はとても魅力的な子であることに気づいた風早は、ある意味胡桃沢並みの努力をして他の男子に邪魔されないように頑張ってきたわけだ。結局爽子に興味を持ったのは健人だけだったが、風早にはそんなことは関係ない。油断したら誰かにかっさらわれてしまうという過剰なまでの危機感を常に持ち続けていた。
それが「黒沼を困らせているかも?」と思ったところからおかしくなってしまった。
しかも黒沼は自分のことが好きだったにもかかわらず、あれだけ一生懸命アプローチして来たのに、自分の気持ちは誤解されていた。焦って告った時はさらに拗れて周囲からもガセ扱い。
確かに風早が必死なのもわからないではない(笑)
「俺と付き合ってください。ずっと大事にするから」って告白も、ほぼプロポーズだろ。大丈夫か、少年(笑)
と言いわけで「もう黒沼には誤解されたくない」「クラスメイトの前でもハッキリさせたい」という強い思いで燃料大量放出!!!
燃料満載でメラメラと燃え盛る風早とクラスメイトの温度差は歴然なわけで、当然ネタで盛り上がると(爆)
まぁ、風早は、誰よりも好きな爽子さんをゲットして夢みたいなんだからしょうがないね(笑)
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