アニメ制作スタッフがどれだけ徹底的にこの原作を読み込んで脚本、演出を練っているかを象徴するようなラストシーン。風早が至近距離まで爽子に顔を近づけて「え、キスする気?」と思ったらオデコごっつんこ。
ああ、コミック10巻の表紙だ!!
もしかしたら、椎名先生はコミックの表紙を書いたときに「こうすれば良かった」って思ったかもと思わせるようなシーン。
しかも、爽子がちょっと肩をすくめて俯く仕草も丁寧に描かれていて可愛いことこの上なし(*^ワ^*)
8話での衣装合わせを遠目で見て頬をそめる風早やてんとう虫の演出、9話での正面からの抱擁の描写、この制作スタッフは本当に原作補完が巧くて唸らせてくれる。
今回の作画監督は遂に来ました長谷川ひとみさん!あの1期のベスト作画「episode.22 クリスマス」の作監!
軽やかながらも要所要所で気合が入った絵で魅せてくれました!
学校祭が始まり、爽子のクラスの女子たちは次の日の仮装行列の準備のため千鶴の部屋に集まっていた。この日あった風早との出来事を何度も思い返し、風早からのメールを何度も見ながら爽子は夜を過ごした。そして仮装行列の日、学校の皆が校庭へ出て行く中で、爽子は風早から呼び止められ・・・。ストーリー | 君に届け 2ND SEASON
ストーリーの肝は、爽子さんがラストまで風早と相思相愛であることに気づいてないこと。
普通なら、抱きしめられた時点で“勝利宣言”して良さそうなもんだが、そこは超鈍感な爽子さん(笑)
相変わらず風早には別に好きな子がいると思ってる。まぁ「あわよくば」なレベルまで期待は膨らんでいるんだけど。
そして、ビジュアル的な見どころはやっぱり番町皿屋敷のお菊さん姿。久々に薄化粧の爽子さん来ました!
8話で風早が遠巻きに見て頬を染めていたお菊姿の爽子さん完成形。千鶴でさえも息を飲む美しさ!
つり目で純日本的な顔立ちの爽子さんは、きっと普段のすっぴんだと地味で目立たないんだろう。でも、あやねの特徴を活かすメイクで誰もが
素顔の可愛さが周知の事実になってしまって複雑だった風早。「化粧した時の美しさを知ってる男は俺だけ」なーんて思ってたかも知れない。かなりの動揺ぶり(笑)
ただ、一昨日までの状況だったら独占専属契約結ぶことも困難な状況だったからね♪
というわけで「黒沼は俺の嫁」宣言したかったんだが、
黒沼に、もう一度、ちゃんと緊急地震速報です!
違ーう!!
しかし、爽子さんが機先を制す! 爽子さんとしては、風早からの見返りを期待しているわけではなく、自分の気持ちにけじめをつけることと、これからも(カレシカノジョでなくていいから)関係を作りたいと言ってるだけ。そして、風早くんを好きになって変わった自分の集大成を見て欲しいと。
「頑張るから!ここ1年の集大成として立派に怨めしい演技をするから!きっと、役に立つから!」
それにしても、「立派に怨めしい演技」ってどんなだよ(苦笑)
じゃなくて、「頑張るから」「きっと、役に立つから!」というのは、正に爽子さんの本質で、風早が惚れた部分。
爽子さんは全然意識してないんだけど、完全ど真ん中のストレート!
前日は「好きなの」絨毯爆撃(違)で風早の理性に壊滅的な打撃を与え、今度はピンポイントで風早のハートをぶち抜いて颯爽と去っていく爽子さん(笑)
「黒沼、好きだよ」弾道弾発射!!
そりゃ、黙ってられませんわな(笑)
てか、公衆の面前でそんなこと叫ぶなよと思ったけれど、前回の告白は完全にガセ扱いされてしまったから、この程度は必要だろう。
猫娘姿のトモちゃんが超絶可愛いと思ったのはこの際関係ない。
こっちはとなりの2-C「7人の小人」の面々。千草いねーのかよ?
後ろ向いている妖精は胡桃沢梅だね。原作では風早の方を見てるんだけど、心情的にはこっちがいいかな。自分にかけて欲しかった言葉は爽子へ。きっと風早がどんな顔しているか見るのも辛いだろうな(涙)
でも、まだ「風早くんも恋愛感情で好き」だとは確信してないんだよね(笑)
街中を練り歩くパレードのシーンはアニメオリジナル。牛の着ぐるみを着て無駄にカッコイイ龍に娘の晴れ姿をビデオにおさめて感涙に咽ぶ爽パパ(^^;)
風早は黒沼との1年を回想。「何もしてくれなくてもいいの」と言われたことを思い出していたけど、これ言われたのは胡桃沢に告白された日だよね。やっぱり風早の脳内はこっちで飽和していたんだ。胡桃沢切ないぞ・・・。
女子のソロパートは、それまで和やかだった会場が恐怖のどん底に!仲良しのトモとえっこでさえも震え上がらせる爽子さん迫真の演技!(スタッフはトモとえっこ大好きだな♪)
でも、風早は「可愛いな、可愛いな、黒沼は俺の嫁」と思いながら見ていたに違いない(笑)
というわけで学校祭閉会後、
「違わないよ。同じでしょ」って、いきなり唐突だ(笑)
これでやっと「風早くんの好きな人は私だったんだ!」と確信する爽子さん「全部なんだよ、風早くん全部欲しいんだよ」
爽子さん肉食系だったのか?(マテ
風早、再び実力行使。爽子さんの手を握って「同じだよ」
口では散々回りくどいことしか言えなかったのに行動は率直だ!(爆)
って、
「・・・やっと届いた。夢みたいだ」
ラストシーンは夕日の描写が本当に美しい!Production I.G.の背景ってどうしてこういつも美しいんだろう。
オデコごっつんこ{%ハート2webry%}「誰よりも、好きだよ!」
・・・付き合っちゃえばいいのに!(違)
次回「祭りのあと」 おぢさん、ネタバレしちゃうぞ!
イケメン本気の告白は次だ!!
まだまだ楽しめます(笑)
こんにちは。
返信削除皆さんのブログが更新されてるとホッとする毎日です。
やっぱり風早がヒロインに見えて仕方ない回でした。
ピン留めしてるのも狙ってるとしか思えない…。「ひとりじめ」も「夢みたいだ」も爽子さんが先に使ってるように、ヒロインっぽい台詞ですよね。
それにしても、高橋さんのお菊解釈に笑いました。
絶対二人のこと揶揄してますよね。
さすがにドッロドロまで行きませんでしたけど、ちょっと逆上はしてたかな。
来週の高橋画伯の絵と私服に期待しています。
では、また。
柚さん>
返信削除明らかにヒロインは風早ですよね。ここまで言われたら自分がどれだけ爽子さんのことが好きかきちんと言えよって感じです(苦笑)
高橋さんは何気に1期1話からちゃんと顔出してますね。次回以降の“活躍”(情報屋)も期待です。