2009年7月16日木曜日

キング・クリムゾン(King Crimson) CD+DVDオーディオの40周年記念盤

キング・クリムゾン(King Crimson) CD+DVDオーディオの40周年記念盤、第1弾は『レッド』!
 キング・クリムゾン(King Crimson)のデビュー40周年を記念したスペシャル・アイテムが発売決定! プログレッシヴ・ロック史を飾る名作の数々が新たに40thアニヴァーサリー・エディションとなってリリースされます!
 
 第1弾は、ロバート・フリップ、ジョン・ウェットン、ビル・ブラッフォードの3人が核となって制作された、1974年発表の『レッド(Red)』(写真)。CDにはオリジナル収録の5曲に加え、「レッド」「堕落天使(Fallen Angel)」のトリオ・ヴァージョンと、「神の導き(Providence)」のフル・ヴァージョンを収録。また今回の再発にはDVDオーディオが付属され、ロバート・フィリップ製作総指揮のもと、ポーキュパイン・ツリーのスティーヴン・ウィルソンがミックスダウンを手がけた5.1 Surround Soundと、Hi-Res Stereoが収録。DVDオーディオにはまた、CDに追加される3曲のほか、「Journey to the Centre of the Cosmos」がボーナス・トラックとして収録。さらに映像コンテンツとして、1974年に撮影されたフランスのテレビ番組でのパフォーマンスも収められます。『レッド』の発売は英国にて9月21日予定。
 
 なお、引き続き、10月12日には『クリムゾン・キングの宮殿(In the Court of the Crimson King)』が、10月26日には『リザード(Lizard)』が、同様の仕様でそれぞれリリースされる予定。また他のタイトルについても今後随時リリースされる予定です。
 もはや一粒で何度美味しいのかわからなくなってきた(笑)キング・クリムゾンだけど、これはちょっと欲しいかも?

 所謂“プログレッシブ・ロック御三家”と言われた、キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、イエスの中でキング・クリムゾンが一番好きだったんだよね(3バンドとも好きだけど)。

 アルバムは「クリムゾン・キングの宮殿」から「USA」までは輸入版の「アースバウンド」を含めすべて持ってました。特に、「太陽と戦慄」「暗黒の世界」「レッド」の3作は完全にハマりました。

 特に「太陽と戦慄」は暴力的なまでに凄い演奏で、パート2のデヴィッド・クロスのバイオリンなんて鳥肌モンです!
 ジョン・ウェットンの大ファンになったのもこのアルバムから。

 出来れば一番最初のリリースが「太陽と戦慄」であって欲しかったな。

 余談だけど、Wikipediaでは「太陽と戦慄」の原題“Larks' Tongues In Aspic”を“直訳は「毒蛇の中の雲雀の舌」”と書いている部分と“直訳は「肉ゼリーの中の雲雀の舌」”と書いてある部分があるけれど、後者が正しくて、前者は日本版のライナーノーツを書いた人による誤訳です。

 でも「毒蛇の中の雲雀の舌」という誤訳で納得できそうなところが如何にもキング・クリムゾン(笑)

 さて、肝心のDVDオーディオ。個人的に一番の注目は「神の導き(Providence)」のフルバージョン。確か、この曲はスタジオ録音でアドリブ一発で収録したものだと思う(【追記】ライブでの即興演奏ですね)

 それ以外で当時のLPには時間の関係でカットされて収録されたもので「USA」の「イージー・マネー」等があるので、これも是非再販でフルバージョンを収録して欲しい!

 それにしても30年以上前の音源をDVDオーディオで発売するということは、そんなに音が良いのか?

 ちょっと期待♪


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4 件のコメント:

  1. > もはや一粒で何度美味しいのかわからなくなってきた
    ホント、どんだけ同じアルバム買わせる気でしょ?!
    でも、これちょっと興味ありますね♪
    自分としては、後期の3部作のなかでも、一番大好きなのがRedなのです!!

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  2. さとし@快投乱打2009年7月16日 18:26

    HiRO@zetton05さん>
    アルバムとしての完成度はRedの方が上だと思います。表題曲のRedは超カッコよいですね♪
    3作とも優劣付けがたいんですが、最初に「太陽と戦慄」を聴いた時のインパクトが強烈だったんです。

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  3. > 「太陽と戦慄」を聴いた時のインパクトが強烈だった
    確かに!
    時系列的に考えれば「太陽と戦慄」のインパクトは他に比べるべくもない強烈なものがありました。
    「Red」は、サウンドワーク的にもコンセプトワーク的にも「クリムゾンキングの宮殿」から「太陽と戦慄」に至るクリムゾンの集大成的な感じがあります。
    その意味で、強烈な個性を放っていたアルバムをあげるとするならば「クリムゾンキングの宮殿」、そして「太陽と戦慄」であるのは間違いないですね。

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  4. さとし@快投乱打2009年7月17日 22:29

    HiRO@zetton05さん>
    もともと重厚なメロトロンのメロディで「プログレと言えばメロトロン」的な潮流を作ったキング・クリムゾンがそれを全否定したのが「太陽よ戦慄」ですね。根底に流れる「混沌」は変わってないんですが、表現方法が180度変わりました。
    私も「クリムゾンキングの宮殿」にすっかり魅せられた一人ですが、やはり「太陽と戦慄」以降の3部作が最高に好きです。

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