2006年12月13日水曜日

のだめカンタービレLesson9

例によって素晴らしいあらすじとレビューはこちら様で。
原作との対比とBGMのリストはこちら様で。

前回の感動の余韻から…


 Lesson8では興奮のブラームスに感動的な催眠療法シーンで余韻を持たせたと思ったら!?

 感動の前回終盤の続きがこれかいっ!!(ちなみに筆者はWebからある程度の予備情報を得ているにしても原作は知りません)

 タイトルロールまではもう大爆笑の5分間!

 「なんで俺はこんなところにいるんだ」と空港で自問自答する千秋。中華料理屋の息子のくせに「北海道にラーメンを食いに行こう」と誘われてのこのこ付いていく峰。

 峰の携帯に真澄からの着信があるや、携帯を奪い取り電源を切ろうと狼狽する千秋。そこに飛行機のおもちゃを持った子供がぶつかり、床に転がるおもちゃ。踏み潰されて粉々に!

 甦る胴体着陸の恐怖体験。千秋の目は真っ赤!

・・・って、もしもし、また着陸シーンが前回、前々回のリアルなシーンからおもちゃの飛行機のシーンに戻ってるんですけど(笑)

 座席でパニックを起こし、白目を剥く千秋。まるで千秋のパニックぶりをあざ笑うかのようにやたらとニヤけた笑いを振りまく搭乗員達(どうやら機長と操縦士は番組スタッフ)。

 ここで「先輩はもう飛行機に乗れますよ」との暗示が利いて千秋が我を取り戻した時、飛行機は大空へ。そしてタイトルロール。

 ブラボー!!抱腹絶倒。笑った笑った(^ワ^)

 その後の蟹の大量買いに、ウニの箱買い、札幌ラーメンに夕張メロン(って、チョコレートかよっ!)に「白い愛人」(“のだめ”だけに「白い変人」の方が良かったんじゃね?)。

 前回感動したのに、なんでこんな暗示かけてるんだー!!>のだめ。結局催眠術を悪用したんじゃねーか!?(爆)

 でも、「千秋先輩はのだめを好きにな~る」なんて暗示をかけなかっただけ偉いというか、のだめらしいというか(そこまで気が回らなかったか、海外に行かせてあげたい一心だったか?)

 ところで、札幌で千秋が呆然としていた場所、ココに思えるんですが?
・・・確かに近くにラーメン(というか中華料理)の美味い店は沢山あるが。

 帰宅してのだめの留守を知り、裏軒を尋ねる千秋。千秋が持つ大量の蟹を見て「大の蟹好き」をアピールするマスター龍見につれない千秋。これ、暗示にかかっているから龍見が婉曲的に「蟹を分けて」と言ってることに全然気づかないんですね(笑)

 それにしても、のだめに返却された皿から出てきた大量の蝿。あれだけ大量の蝿が店の中舞っていて大丈夫か?(爆)


江藤先生の家では…


 賞金200万円ゲットして留学すると意気込み、白目から光線を発射するのだめ。こえぇ!!
 審査員に賄賂の話のくだり、何気に和服姿が可愛い(でも色気ない)樹里ちゃん。後でDVDオーサリングソフトでCMカットするとき、一瞬、某消臭剤のCMかと思ってしまった(^^;


のだめからのメール…


『千秋先輩 シュベルトは、なかなか「気難しい人(◎-◎;)」みたいで、がんばって話しかけてもなかなか仲良くなれません お昼は、かに玉です それぢゃまた のだめより』

というメールに、優しく微笑み

 「のだめ・・・、携帯持ってたのか」

リアクションはそれかー!!(笑)

 そこへクロキン、のだめを「素敵な人」と相変わらず「とてつもなく大きな誤解をしている!(千秋談)」継続中(爆)

 R☆Sオケの再演は12月25日・・・って、結成して初演したばかりのオーケストラがサントリーホールでクリスマスコンサートなんてありえねーだろっ!!(爆)

 サントリーホールは全2006席!
 ちなみに、今年の12月25日の公演は「山田邦子の音楽の贈りもの」・・・は小ホールで、大ホールは読売日本交響楽団第485回名曲シリーズ、演目はベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」です。結成第2回目の公演が伝統ある読売日響を差し置いての公演とは恐れいるぜ!


シュトレーゼマン再登場


 永岡真美ちゃんがアミューズつながりでしつこく宣伝されるのは良いとして(笑)・・・合コンで髪を振り乱して踊る清良こと水川あさみ。完全にイメージ崩れましたね(爆)
 ついでに、ソファに座った千秋の背後の窓の向こう(店外か?)で踊る大河内くん。そこまでコケにされるなんて、素晴らしい(爆)


樹里ちゃん一人演技


 コンクール一次予選へと繋がる樹里ちゃんの自問自答しながらの一人演技、半分寝ぼけたようなブス顔でした(笑)

 途中から“幻想”千秋との会話を交えながら、苦手な部分を克服していく様。本当に巧いですね。

 さて、一人演技はそのままコンクール一次予選へ。「付き合ったことがない“気難しいタイプ”」のシューベルトを自ら課題と定め、千秋のアドバイスで苦手な楽譜と正面から向き合い克服したのだめ。予選中にそのことを知って感心する江藤先生。“天才ピアニスト”としての開花を匂わせる良いシーンでした。


千秋とのだめ再開


 一次予選終了後の夜、久々に大学キャンパスで出会う二人。
 のだめの「寂しい思いさせてしまって、ごめんなさい」に学園祭の時は空手チョップを見舞った千秋が超控えめ。おぃおぃ、今日はこのまま「ギャボー!」なしかよ!?
 逆に逡巡する気持ちをのだめに諭され、「グズグズしとるんじゃなか、ケツの穴の小さか男たいね」と一番痛いところ(おケツのことぢゃないよ)をダメだしされて驚愕する千秋。

 ここでの上野樹里ちゃん、一言一言のやり取りの中で次々に表情を変えて行きます。ちょっとした目の開き具合や口の開き具合を変えるだけで見ている人に感情の変化かはっきり伝わります。


のだめ魂のエチュード


 なるほど、これですか!!


 ショパンのエチュードと言えば、ハリセンにキレて街を彷徨い、千秋とすれ違う時に使われた「別れの曲」もエチュードですね。あっちは作品10の3番で、こっちは4番。この4番、以外にも技巧的には聴いている人が思うほど難しい曲ではないようです。ただ、ちびまる子ちゃんに弾けるかどうかは疑問ですが?(笑)

 そのちびまる子ちゃんこと森迫永依ちゃん、お口をアヒル型にして、見事に子供のだめを演じていました。

 のだめのピアノを弾くシーンも正に迫真でした。プロが絶賛しているんだから間違いない。確かにオケの演奏シーンがない回は盛り上がりに欠ける感じはするけれど、これまでの「のだめカンタービレ」中の演奏シーンで個人的にベストだと思っているのは、2台ピアノのラフマニノフ。

 キレている状態から初めて、演奏しながら正気を取り戻して行き、演奏後に満ち足りた表情を浮かべるのだめが最高でした!

 さて、エチュードを弾き終えて白目剥いてピアノに頭ぶつけるのだめ。驚愕の眼差しでブラボーと言い、小さく拍手する江藤。

「こいつはただ巧いだけやない。人の心を動かす何かを持っとる。あの千秋にカニを貢がせるだけの何かを…」

 江藤先生、貴方はとてつもなく大きな誤解をしている!!


緊迫の第2次予選


 江藤先生にのだめがコンクールへ出場した真意を知り、のだめのダメ出しを思い出し、意を決してシュトレーゼマンに電話をかける千秋。それを背後でじっと見つめる峰。


 峰くん、ピントがボケていると、ほとんど化け物に見えるんですが?(爆)

 のだめの「ギャボー!」は控え室での化粧シーンでやっと出ましたが、なんか不自然。ファンサービスで無理やり入れたという感じ。

 浮かない顔ののだめに、江藤の奥さん(かおりさん)がドビュッシーの「喜びの島」について片足を跳ね上げながら「恋しちゃってルンルン!」と解説するところが素敵過ぎです。

 しかし、1曲目のエチュードは子供の時のトラウマが甦り、散々な演奏。心配そうな千秋に悲嘆に暮れる江藤。

 ここでエンドロールってそれはないだろう!!

 いやいや、ついつい見入ってしまって時間を忘れていました。エンドロールに変わった瞬間、マジで「えぇっ!!」って声を上げてしまいました。

 個人的にはここまで見入ってしまったのは「踊る捜査線」のTVオリジナルシリーズの終盤(真下が撃たれた回)以来かも?

 原作しらないので、2次予選敗退かと思ってしまいましたが、本選まで行くんですね?
 ということは、かおりさんの「恋しちゃってルンルン」が来週の伏線になるんでしょうね?

 早く次回が見たい!(でも後2回しかないのね...)

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3 件のコメント:

  1. お久しぶりです。
    間違えて、今年の漢字の記事からかけてしまいました。
    送信し直したので、違う記事を削除してもらえないでしょうか。
    すみませんでした。

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  2. こんにちわ。
    のだめマラドーナコンクール本選の撮影に潜入してきました。TBさせて頂きました。
    のだめちゃんのピアノ演奏シーンは迫力ありました。
    来週月曜の放送が楽しみですね。

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  3. のだめちゃん 気になります。千秋を演じている玉木君がいいなぁ~。またわけわからんのがでてきましたが(モーホーっぽいバイオリニスト)…最終回まで目が離せないっす!

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