大船渡市赤崎町字後ノ入の漁業・金野幸平さん(66)が二十日、ナマコ漁の際に真っ白なナマコを捕獲した。「こんなの初めてです」と驚きの表情。さっそく、陸前高田市の海と貝のミュージアムに持ち込まれた。同施設職員は「きれい」「雪のような白さ」と久々の白ナマコ発見に大喜び。「純白のドレスで当施設に“お嫁入り”ですね」と話し、さっそく展示公開されることになった。
金野さんは刺し網漁などを行い、冬場はナマコ漁に励んでいる。この日は、網などを使って海底を曳く漁の解禁期間最終日。盛川河口近くの海域で漁を行った。
船に水揚げしたナマコを選別している際に、手のひらに乗るほどの小さな白い物体を見つけた。「最初はゴミかと思って捨てようとしたが、持ってみるとナマコだった」とビックリ。海水を入れたバケツに入れて持ち帰った。白ナマコの捕獲は初めてで、その姿に興味津々。「珍しいものだが飼育するのは無理なので、きちんとした設備で飼育され、多くの人に見てもらえるから」として、ミュージアムへの提供を決めた。
同施設の熊谷賢主任学芸員らによると、この白ナマコは突然変異によるアルビノ(白化個体)。先天性の色素欠乏のために白い。多くの生き物でまれに見られるが、出現の確率は二万分の一ほどと考えられている。だが、色が白いために天敵に見つかりやすかったり、生命力が弱かったりと、小さいうちにほとんどが死んでしまう可能性が高い。このため「大きく育つことは大変まれなことです」という。
同施設へ持ち込まれたナマコ関係のアルビノ個体は、平成十五年八月にナマコの仲間のキンコ、平成十六年一月の白ナマコがある。しばらく生きていたが先ごろ死んだため、今回の白ナマコの持ち込みを大歓迎。クリスマスに合わせた展示も行っていることから、熊谷主任学芸員や職員らは「サンタ風にアレンジしようか」などと話し、笑顔が広がっていた。
リンク先に写真が掲載されているけれど本当に真っ白。「金野さんが捕獲した白ナマコ(右から2番目)」って、わざわざ場所特定せんでも見りゃわかる。
しかし、この白ナマコは本当は「赤ナマコ」だったのか「青ナマコ」だったのか、すごーく気になる。
身がやわらかい「赤ナマコ」と硬い「青ナマコ」では全然商品価値が違う。実際には両方ともマナマコなんだが、岩場に棲むと赤くなり、砂場に棲むと青くなるらしい(ということは、グアム島のナマコは青ナマコですな)。
写真に並んでいるナマコも赤と青が混ざっているし、選別の時に気づいたそうだから、どっちのナマコかわからないままかな?
これはやっぱ食べてみるしかない!?
・・・あ、水族館行きなのね、残念。やっぱりナマコは大根おろしにダイダイ絞って酢醤でいただくものでしょうに!!(ぉ


きょうさとし(うっちー)の、字へ発見すればよかった?
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