2013年12月12日木曜日

DVDの音声データをWAV形式で抽出する方法

以前「メディアからハイレゾ音源を取り出す方法」のエントリーでDVD DecrypterでDVDから音声データだけのVOBを作成する方法というのを書いたけど、DVD Decrypterで直接WAV形式のデータを抽出する方法がわかりました!

  1. まず、DVD Decrypterを起動して、IFOモードにする。
    01
  2. そして、WAVファイルを抽出したいセクションを選択。
    02
  3. [Stream Processing]タブに移動して、“Enabele Stream Processing”にチェック。
    動画データのチェックを外して、音声データの行をクリックし(チェックは付けたまま)、下のオプションのうち“Demux”を選択(Rawを選択してもWAVファイルが作成されるけど、FLACへの変換ができないようです)
    03
  4. 抽出開始
    04

これで、指定フォルダに“VTS_02_CHAPTER_01_1 - 0xA0 - Audio - LPCM - 2ch - 48kHz - 24bit - English - DELAY 0ms.WAV”みたいに長~いファイル名のWAVファイルが出来ていきます。

FLAC変換後のタグ編集にはSuper Tag Editorが便利。




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ソニー
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2013年12月11日水曜日

SONYヘッドホン MDR-1Rmk2ゲット

 愛機、WALKMAN NW-Z1060がマジでヘタってきた。その前のNW-X1050も2年でヘタった。流石はソニー品質(笑)。これはいよいよNW-F887購入か!?(ワクワク)

で、それはそれとしてハイレゾ音源を綺麗に再生できるWALKMAN用のヘッドホンが欲しいなと思い、最近ずっとBICカメラやヨドバシカメラやe☆イヤホンを回ってヘッドホンの試聴して、結果MDR-1Emk2を購入。
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本当に久々の密閉型ヘッドホン。しかもこんな高いの買ったことないぞ(笑)

 選定基準は以下の2点
  • 予算2万円以下
  • 現在使っているイヤホン、ビクターHA-FXD80-ZやナインウェーブNW-STUDIO PROより明らかに解像度の高い音がすること。

 ま、所詮は素人なんで、ちょっと試聴したくらいでヘッドホンの良し悪しなんてそーんなにわかるもんじゃなかったけど、さすがに何度か通っているうちに好き嫌いはわかってきた。

と言うわけで、だいたい以下の機種に絞りこんだ。ソニーとオーディオテクニカばかりかよ。AKGやbeyerdynamicも聴いたんだけどな。随分とミーハーだよな<ぢぶん

以下、並びは安い価格帯から高い価格帯へ。

SONY MDR-CD900ST

 これは良い音だった。音抜けも良いし、引き締まっててフラットで好きな音。値段も手ごろだし、プロ用なので1年保証がつかないんだけど問題なし・・・なんだけど流石はプロ用。プラグが標準プラグ。変換プラグでWALKMANに挿して持ち歩くのはちと怖い。プラグのアダプタが折れたりすると困る。

オーディオテクニカ ATH-A900X

 これも結構好みの音。音抜けも良い。ただ、解像度でHA-FXD80-ZやNW-STUDIO PROより明らかに優位かと自問すると「う~ん」と考えてしまう。ちょっと物足りなく感じるんだよね。何が足りないんだろ?

SONY MDR-10R

 ネットでの評価がかなり良いし、今回ハイレゾ対応で発売したソニーMDRシリーズの目玉で値段もちょうど予算内。音が納得できればこれにしようと思ってたんたけど、どうしても納得できない。

 だいたい、低音出過ぎで音場も狭く籠り気味。私の趣味の音じゃない。HA-FXD80-Zが綺麗に再生している音がなんだかノイズ混じりで聴こえて来たりする。試しに隣にあったMDR-10RCも聴いたけど、こっちはさらに低音よりな音場。WALKMANと持ち歩くには一番お似合いな気がしたんだけどな。音が気に入らないのでしょうがない。

オーディオテクニカ ATH-AD900X

 実はこれが一番のお気に入りだった。オープンエアで音場が広いし音がハッキリして高音も低音も出てる。装着感も良いしデザインも好み。

 だけど、利用シーンを考えると微妙だったりする。これを外に持ち出して聴くことはありえない。自宅で寝っころがって聴くときはNW-STUDIO PROになるから利用シーンが本当に限られてしまう…。

 今後、2台目のヘッドホンを買うとしたらATH-ADシリーズにしたいなと思うけど、今回はパス。

SONY MDR-MA900

 これも良い。ATH-900Xと甲乙つけ難い。いやむしろこちらの方が華やかな音な感じがするんだけど、ATH-900Xと同じ問題でパス。ちなみにデザイン面でATH-900Xの勝利(笑)

SONY MDR-1Rmk2

 これ、予算オーバーなんだよね。でも、HA-FXD80-Zより明らかに解像度が上となるとここまで来てしまう。音が締まってるし籠り感もない私好みの音。さすがに音場も広くてHA-FXD80-ZやNW-STUDIO PROとは一線を画している。ちょっとでかいけど通勤中に使えないわけじゃない。

 ちなみに、展示品のNW-F880シリーズ+MDR-1Rmk2とNW-Z1000シリーズ+MDR-1Rmk2でハイレゾ音源を聴き比べてみたとき、そこまで大きな音質の差は感じられなかったけどNW-ZX1+MDR-1Rmk2はマジで心が震えるほど音が良かった。NW-ZX1のアンプが相当良いのだろうけど、MDR-1Rmk2もそれだけの音が出せるってことだよね。

SONY XBA-H3

 これはネットでの評判がかなり良いので試聴してみたら音は本当に良かった!HA-FXD80-Z同様、カナル型ながら音場が広いし、音がくっきりしていながら厚みがある感じがする。ただ値段的には完全に予算オーバーで、さらに装着感は最悪orz

 ちゃんと耳に引っかからないんですが?^^;

 耳にうまくフィットさせて慣れるまで時間がかかりそう。・・・と言い訳して聴かなかったにしよう(笑)


 最終的に、MDR-1Rmk2に決定。MDR-1Rなら通販で少しだけ安く手に入るんだけど、試聴できないからなぁ。

 そして色々試聴してわかったのは、HA-FXD80-ZとNW-STUDIO PROにかなりの実力があること。HA-FXD80-Zは音の厚みはあまり感じられないけど、解像度は高いし抜けも良くてカナル型としてはきちんと音場がある。そしてNW-STUDIO PROは解像度が高く、静かな場所なら低音も良く鳴ってくれる。どちらも解像度ならMDR-10Rに勝てるんじゃね?

 それと山下達郎のCD、ハイレゾじゃないからと侮るなかれ。MDR-10Rに納得いかなかった最大の理由は山下達郎の「クリスマスイブ」をちゃんと鳴らせられなかったからだ(笑)

 MDR-1Rmk2だと綺麗に鳴ってくれたんだけどね。達郎さん恐るべし。ダイヤトーンのカーステレオのCMソングが「さよなら夏の日」なのは伊達じゃない!(笑)

SONY ウォークマン Fシリーズ 64GB ブラック NW-F887/B
ソニー
2013-10-19

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2013年12月3日火曜日

Usa 40th Anniversary Edition

 先週末、注文して1か月、やっと「Usa 40th Anniversary Edition」が届きました。国内版の販売も1か月延期になってましたね。当初“CD+DVD Audio”とアナウンスされていたのが、実際には“CD+DVD”だったためというのが理由のようですが、それだけ?
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 内容は、どうやら新規音源はなさそう。

 まず、CDをPCに挿入するとCDDBのGracenoteでは、“[Disk15] Casino Arena, Asbury Park, NJ June 28, 1974”と認識。つまり、このCDは「The Road to Red」の21枚組CDのうち15枚目と同一ということらしい。

【収録曲】
1. Walk on.. No Pussyfooting
2. Larks' Tongues In Aspic: Part II
3. Lament
4. Exiles
5. Improv: Asbury Park
6. Easy Money
7. Improv
8. Fracture
9. Starless
10. 21st Century Schizoid Man

 つまり、これは1974年6月28日のアズベリーパーク公演の2013mix版ということ。しかも「1. Walk on.. No Pussyfooting」が延々3分続き「9. Starless」の後、アンコールを求める観客の拍手も延々と続く。当然エディ・ジョブソンのオーバーダビングによるバイオリンはなく、「10. 21st Century Schizoid Man」も翌々日のプロビデンス公演に差し替えられていない。

 ちなみにDGMLive!The Collectable King Crimson, Volume One: "Live in Mainz,1974" "Live in Asbury Park, 1974"で購入できるアズベリーパーク公演(2005mix)は収録曲が1曲少なく見えるが、これは2013mixで「6. Easy Money」のボーカルパート以降をインプロヴィゼーションとして分割したため。

 2005mixと聴き比べると、サウンドボード録音の音源をそのまま収録したような2005mixに対して、2013mixは“オリジナル”の「USA」に近い音質と楽器配置に編集し直した感じで、個人的にはかなり良い音に仕上がっていると思う。

 もしかして、エディ・ジョブソンのオーバーダビング版で今回の曲構成にしたものを出してくるかと思ったけど、そうはならず。さすがにそこまで金をかける気がなかったのか?(笑)

 一方でDVDの収録内容はというと…、

1. Casino Arena, Asbury Park 2013mix(24/bit/96kHz)
2. Casino Arena, Asbury Park 2005mix(24/bit/48kHz)
3. USA: 30th anniversary Remaster(24bit/48kHz)
4. USA: Original UK Vinyl Transfer(24bit/96kHz)

 2013mixは、これも「The Road to Red」のDVDに収録されたものと同一。だけど流石に「The Road to Red」は懐事情から買えないので、このハイレゾ版が聴けるのは嬉しい。おそらく、この時期のキング・クリムゾンのライブとしては最高音質だろう。

 「2005mix」と「30th anniversary edition」はCDの(16bit/44.1kHz)から音質向上したバージョン。サンプリング周波数はわずかに多いだけだけど、量子化ビットが16bitから24bitになったことでダイナミックレンジは広くなっている…んだけど、あまり聴いてないな^^;

 最後の「Original UK Vinyl Transfer」はご丁寧にも針を置いた時のプチプチ音が入ってるバージョン。これだけ新規音源!?

 今回のリリースで「USA=アズベリーパーク公演」が公認されたということでいいのかな?

 アズベリーパーク公演をこの音質で聴けるというだけで嬉しい。「USA」をLP版で購入した時からもう何度も聴いたはずなのにまた聴いている自分がいる^^;

 「The Road To Red」を持ってないキング・クリムゾンファンなら“買い”だろう♪

Usa - 40th Anniversary Edition (Cd+Dvd-Audio)
Panegyric
2013-10-17
King Crimson

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