《公式サイトのあらすじ》
冬休みが明け、3学期が始まった。爽子もクラスメイトと馴染んできたが、席替えで席が離れてしまった風早とは少し距離を感じていた。そんな中迎えたバレンタインデー。こわくてチョコを渡せない爽子は、風早が他の女子生徒からチョコを渡されている場面を見て・・・。ストーリー | 君に届け 2ND SEASON
二人の想いを知っている矢野ちんの計らいで実現した二人きりの初詣。爽子にとっては宝物のような思い出。それが、こんな切ない展開につながるとは!
うん、爽子の性格からして反動が来るのは納得できる。
爽子に取ってみれば、偶然で実現した二人きりの初詣。がっかりして帰ってしまうかもと思った風早は、予想に反してずっと一緒に居てくれた。ただ、爽子にしてみれば凄く嬉しかったけれど「きっと風早は気を遣ってくれた」と考えてしまったんだろう。
あのおみくじ自体が風早の告白みたいなもんだけど、全力でスルーしてるからなぁ。つーか、風早は腹巻カミングアウト、初対面カミングアウトに凍結階段エスコート等々、二年越しで彼なりに一生懸命アタックしていたんだが(苦笑)
本当に自意識の少なく、自惚れることを知らない爽子は風早が自分に恋愛感情を持ってくれているなんてこれっぽちも疑ってないわけだ。
真実の風早は一期第1話から下心の固まりなのに(爆)
しかし、物語が基本的に爽子視点で進むので分かりづらいんだけど、なぜ風早から爽子と二人きりになる時間を作らなかったんだろうね。今まで散々ストーカー行為を繰り返していたのに、今回はまったくそんな素振りを見せず。
黒沼家のゴミ箱あさればきっと爽子が捨てた風早へのメッセージカードが出てきたはずだ・・・て、それじゃ本当のストーカーだが^^;
風早は最後に自覚していたけれど、爽子からのチョコレートを“思っていたより、 すげー期待していた”わけで、期待するあまりに行動を起こせなかったってことか。
いや、ちょっと待て。クリスマスに爽子から腹巻が手違いの結果だと伝えられてるんだから―本当に渡したいプレゼントは別にあった―バレンタインに期待しないわけないだろ?
つまりだ。「当然貰えるものと思って期待していたけれど、強引に奪い取れば良かったと思うくらい後悔している」ってことだな(爆)
だったら、先に帰るんじゃなくて通学路で頭に雪積もらせて待ってろよ(ぉ
(いや、肝心なときに限ってまだ爽子が学校に残って待っていた事に気づかなかったんだね^^;)
冗談はさておき、爽子が風早を想う以上に風早は強く強く爽子を意識してしまってる気がする。その逸る気持ちを抑えるために、自分に「そんなつもりはなかった」と言い聞かせてるんだろう。
あ、爽子は爽子で風早の血糖値の心配までしていたから結構良い勝負かも?(誤)
それでも放課後ピンに居残りさせられた風早を待って、チョコを渡そうとした爽子にトドメを刺したのはくるみ。
原作だと「なんでくるみまで残ってたんだ」とツッコミしたくなったが、そこには強い決心があったからだと前回の総集編で理由付けしているのはなかなか巧い。
あちこちブログで感想を読ませていただいていると、くるみが風早に渡したチョコが「最初で最後」と聞いて「くるみちゃんもこれまでわたせなかったのか」と爽子の心情に被せて解釈している感想があるけれど、そこは自信をもって違うと断言します!(笑)
くるみはこれまで風早にチョコを渡せなかったのではなく、渡さなかったのです!
なぜなら、中学時代から風早が好きなことはひた隠しにしていたから。
風早が振り向いてくれるまで、誰にも悟られないようにしていたのがくるみ。「風早はみんなのもの同盟」だって発案はしたけど、本人は参加してません。中学生時代のトラウマもあるし、くるみは徹底的に「風早とはクラスメイト」の立ち位置を守り、風早から告白されるのを待っていたはず。
それが、爽子の登場で夢敗れ。このバレンタインデーで爽子が風早にチョコを渡し、一気に仲が進展するという予感もあったのだろう。
ただ、今回の意地悪は邪魔をしたいというよりは、自分の気持ちにけじめを付けるため、爽子のキッパリとした意志を見たかったんだろう。
それが思わぬ展開に・・・。
天然記念爽子ちゃんに「下心」なんて言ったらクスリ効きすぎですから!^^;
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