2008年1月10日木曜日

【ドラマ】萌えそうでコケそうなハチクロ

なるみりこ入りで・・・ぢゃなくて鳴り物入りで始まった「ハチミツとクローバー」の第1回を見ました!

 「ハチミツとクローバー」はこれまで映画化とアニメ化されていて、私はその両方を観てます。アニメ版は全36+2話をDVDで視聴しました。映画版は蒼井優演じる花本はぐみが良かった以外は正直コケ映画だと思ってますが、アニメはかなりの良作です。

 そして今回のドラマ化、演出は「のだめカンタービレ」を手がけた谷村政樹、脚本は「プロポーズ大作戦」の金子茂樹という強力布陣―と言いつつ「プロポーズ大作戦」見てませーん。どーも長澤まさみの演技見てるとイライラしちゃって(失笑)―かみさんと娘はかなりハマってましたが…もちろんヤマP萌えで(爆)

 さて「ハチミツとクローバー」、第1話を見終わっての一番の印象は配役がかなり良い!ってことですね。

 まず、成海璃子@はぐちゃん。

 いやいや、期待以上です!
 映画版で、蒼井優があの独特の雰囲気を醸し出して見事なはぐちゃんワールドを作っただけに、かなり大変かなと思いましたが、これなら大丈夫でしょう。

画像 人見知りで無口でほわ~んとした雰囲気は蒼井優に負けてるかも知れないけれど、アニメにも出てくる絵を描いてる時の唇をちょっと噛み気味にするキリッとした表情は優ちゃんも表現していなかったものでした。

 向井理@真山も生田斗真@竹本祐太も合格。真山らしさ、竹本らしさは映画版(加瀬亮&櫻井翔)よりずっと表現されていました。

 そして成宮寛貴@森田忍は適役だね。天才肌で軽薄そうに見えて面倒見が良い人物をうまく演じています。映画版の伊勢谷友介は天才奇人ぶりばかりが表現されていただけに、これもドラマの方が上でしょう。

 原田夏希@あゆはなぁ、悪くはないがもっとナイスバディでかわいーくないとだめなんだけどなぁ。ドラマ的には実質的にあゆがヒロインと言っても過言ではないだけに、ガッキーレベルくらいの可愛い子をキャスティングして欲しかった。あ、長澤まさみはゴメン(ぉぃ

 滝沢沙織@勅使河原美和子はもうカンペキ(爆)

 村上淳@花本修司は微妙(笑)、最初は岡田義徳かと思った(汗

 後半重要なキャラになる(はずの)柏原崇@野宮匠も初回のイメージはちょっと微妙かな?しかし、初回から登場するとはね。



・・・と、キャスティングではかなり満足したんだけど、演出と脚本はかなり疑問。
 まず、季節が春に見えない。桜の花びらを大量に散らせば春に見えるだろうって思ったのだろうが、陶芸室の日差しと窓の景色はしっかり晩秋だったような?

 というわけで、ドラマの途中ですっかり季節感がわからなくなってしまったorz

 その4月にいきなりコンクールでいきなりはぐちゃんが最優秀というのも不自然。普通そういうのは秋じゃないの?

 それから、はぐちゃんの絵が映画版とまったく同じイメージな抽象画なのもどうかと思った。

 映画もそうなんだけど、ドラマが何となく散漫なんだよね。アニメが個々の登場人物のドラマをしっかり描いているのと比べると物足りない。

 ついでにギャグはもっと過激に入れるべきでしょう。さすがに「コロボックルをやれー!」とは言わんが、「のだめカンタービレ」並のギャグの炸裂は全然OKだと思うんだけどね。

 第一話の感じからすると、野宮がいきなり出てきていることから考えても(というか、あゆも最初は登場しない)原作のエピソードを織り交ぜながら、時間軸はオリジナルでということだろうか。ただ、映画版がそれぞれのエピソードを深く考えずに適当に散りばめた結果コケたのと同じ結果になるかもしれない。

 というわけで、ちょっと微妙な出だしだった。

 まぁ、放送時間帯に塾通いしている娘のために毎回録画はするだろうが...

って、次回はもう森田がはぐちゃんにキスですかっ!! 見なきゃっ!!!(ぉぃ


ハチミツとクローバーII Vol.4 (初回限定版)

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