2007年4月10日火曜日

駐車監視員を撃退(笑)

 我が家は市の中心街からちょっと離れた閑静な住宅街の角地にある。すぐ近くに大物政治家(故人)の旧宅があったりするので、車の通りが少ないにも関わらず、敷地が接する道路は両方とも8mの幅がある。

 一応駐車禁止区域なのだが、近所の人も普段は普通に家の前に車を停めている。さすがに青空駐車はしないが、朝車を出すと夕刻まで家の前に車を停めているのが普通で、それでも誰も困らない。もちろん苦情も来なければ駐車違反を取られることもなく、巡回するおまわりさんから注意されることもない。

 ところが、つい最近町内が駐車違反の重点地域に指定され、監視員が巡回するようになった。先日、愛車も早速挨拶代わりに警告カードをワイパーに挟まれてしまった。

 内容は「次も駐車していたら違反にするよ」というもの。いきなり駐車違反の確認標章を付けられなかっただけ、紳士的ってことか?

 見ず知らずの車が迷惑駐車をするような場所でもないのになぜとは思うが、決まったことはしょうがない。違反切符を切られるだけバカらしい。それからは面倒でも自宅前の路上駐車は一切しないようにしている。

 さて週末のこと。市内はちょうど桜が満開で、周囲を桜で囲まれた自宅近くにある広い公園(きちんとマウンドがあり、軟式野球ができる)に面した道路には花見で訪れた沢山の車が駐車していた。おそらくは、職場の花見等で町の外から来た人たちだろう。駐車違反の標識の前から堂々と10台くらいの車が駐車している。公園の面した道路の中ほどにはT字路もあるが、そこでもお構いなしだ。交差点内の駐車はさすがに迷惑だ。

 夕方になっても花見はずっと続いており、午後5時前に愛犬ピンキーの散歩のために勝手口側から外で出たときも、まだ宴たけなわな様子だった。

 その時、ちょうど家の玄関前に駐車監視員の車が停まり、2人の監視員が出てきた。隣の老夫婦の家の前に停めてある車(子供たちが尋ねて来ているようだ)をこれからチェックするらしい。「ご苦労なこって」と思いつつ、そのまま散歩に行こうかとも思ったが、気が変わった(笑)

 「調べられているのは自分の車じゃない。すぐ近くには多くの車が違法駐車。しかも監視員の車は自宅前。・・・これはおいしい!!(爆)」

 そこで、車のナンバーを控えようとしている監視員に近寄り、話しかけた。

私「あのぉ、あそこの公園で何台も違法駐車しているんですが、あちらは取り締まらないんですか?」
監「いえ、これから行こうと思っています」
私「こんなところに停めている1台より、向こうで違法駐車して花見している方がずっと悪質ですよね?」
監「もちろんわかってます。ここが終わったら行きますので・・・」

 と言いつつ、停めてある車のチェックを始める監視員。

 へへん、どうせ行く気はないのだろう。時刻は午後5時前。きっと午後5時で勤務は終わりだ。

 それに、あっちは大人数で酒飲んで騒いでいる。取締りを始めたら騒ぎになって絡まれるのは目に見えている。面倒な奴等を相手にするより確実に1台を駐車違反にしてノルマを達成したいと考えているのが見え見え。

 でもね、駐停車禁止場所に停めている車をわざと見過ごして、邪魔にならない場所に停めている車に標章を付けようというのは不公平だろうよ。

 というわけで、とどめの一言。

私「あのね、ここ私の家の前なんですよね。この車(監視員の車)も駐車違反でしょ。迷惑なんですよね。勝手に停めないでもらえますかね?」
監「あ、すみません。すぐ移動します」

 2人は慌てて車に乗り込み、行ってしまった。やっぱり公園前には行かなかった。

 別に私は自宅前の車が邪魔だと言っただけで、放置車両の確認事務執行を妨害をしたわけじゃないからね!(爆)

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駐車違反取締重点路線マップ―東京都心版

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