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2006年3月20日月曜日

神はサイコロを振らない(第9話)‐カトちゃん敗れたり!!

 今頃のんびり感想をUPしてます(^^;

画像 写真は最終回の日、番組が終わった直後の時間に撮影しました。たまたま会議の後、ここを通りました。携帯なのでブレてますが、この場所、どこだかわかるかな?
 第3話で、メイド服姿の亜紀(ともさかりえ)がヤス子(小林聡美)に「ヤッチに残された時間を最高に素敵な時間にしてやるよ」と言った場所です。なんか最終回終了に相応しい雰囲気だな...。

 どうでも良いけど、東京タワーからこの場所まで来ると、すでに地下鉄の駅を通り過ぎてるんですが。二人はどこへ向かって帰ったのか謎です(笑)

 絶対リアルタイムで見たいと思っていたのに、計らずも仕事で徹夜になってしまいました。ストーリーは、翌日ちーずさんの「どらま・のーと」でしっかり読ませてもらいました。だって、どういう終わり方したのか早くしりかたかったし、このドラマは先にストーリーを知っていても十二分に楽しめるから。

 ただ、問題は私のPCが時々録画を失敗すること。そっちは気が気じゃなかった。もし、録画できてなかったら泣くに泣けないというか、別の意味で泣ける(苦笑)

 結局帰りついたのは木曜日の23時前。録画は成功してました!!


 ストーリーの感想を書く前に、今回はSF的にツッコミどころ満載なので突っ込ませてもらいます!!

 加藤教授(大杉漣)の理論、敗れたり!!破綻してましたね。402便の残骸が見つからなかったということではないですよ。

服はなぜ消えた!?


 10年前に引き戻される時にその場に残るんじゃなかったのか?瞬間的に裸になるってヤス子(小林聡美)と亜紀(ともさかりえ)が第3話で騒いだじゃないか!

 ところが実際には、今着ている服も含めてその場から消え去ってしまっていた(笑)

 次に先進波の送信機、「回収された送信機を調べたところ、受信された記録は残っていませんでした。やはり失敗に終わったようです」と加藤教授に言う甲斐(尾美としのり)。

 そりゃ、そうだろ?

 たとえ先進波を発信できたとしても送信機自体は過去には行けないんだから、受信はできない。そもそも受信するのは402便の受信機のはずでしょ?
 ついでに言うと、なんで長崎空港の402便の操縦席でテツがボタンを押さなきゃならないんだ?
 正確な時間に送信したいのなら、タイマーで発信した方が良いだろうし、時空に一緒に飲み込まれるからというなら、別に長崎まで行く必要はない。どこにいたってテツはその時刻に瞬間的に操縦席に移動するのだから同じはず。
 距離の問題をいうなら、テツは長崎空港の402便ではなく、ヘリコプターなりで10年前に402便が消息を絶った場所へ行くべきだよ。

 ただ、10年前の402便がどうやって先進波という電磁波を受信するのかが全く分からないんだけどね。普通の通信機で受信できるものなのかもわからない。

 さらに、ここ何年も自宅から半径500m以上の場所へ出かけたことがなかったはずの菊介(武田真治)がどうやって、第1話でホテルに手紙を預けたのか?あの手紙は郵送されたようには見えませんでしたが?

 あともう一つ、加藤教授が「しかし私の理論によれば、402便の残骸が発見されるはずだ」と言っているのもやっぱりおかしい。それは10年前に引き戻された後に見つかるという問題ではないでしょ?加藤教授ともあろうお方が時間軸の考え方を間違っているとしか思えません。

 と、文句を言ったところで内容の感想。

 なんだかとってもハッピーエンド。素敵な終わり方だったんじゃないですか?
 このドラマに相応しい、とても良い最終回だったと思います。

 弟・航星(中村友也)の「兄貴を尊敬している」という言葉を聞き、対策室で「実は遺族会会長にうんざりしている」と心情を吐露する甲斐(尾美としのり)、その甲斐を気遣うのがなんと大屋本部長(岸部一徳)。ヤス子へ言った「君ももう、下がっていいよ」の言葉も今までとは正反対の意味。

 いやいや一徳さん、前回今回で美味しいところを持って行っちゃいましたね(笑)

 で、中村友也くん。別のドラマでMEGUMIと仲良くなりそうだけど、璃子ちゃんの方が良いと思うぞ(違

 ラーメン屋台の店主役にもたいまさこさん(室井滋も出せー!)、第6回のラストシーンはこのシーンのための伏線だった!?
 伏線と言えば、亜紀と菊坊のシンクロ演技を今回だけわざと外してみたり、結構最終回に向けて練られていたようですね。

 クライマックスはヤス子の家(とその周辺へ)。後藤杏子(高橋惠子)さんはヤス子の家で家事を手伝うくらいヤス子と良い関係だったんですね。しかもこの姿で「ああ、やっぱりお母さんなんだ」とわかります。

 テツがヤス子の家に戻って来てからヤス子と別れるまでのシーンはこのドラマで一番良いシーンかも?
 402便の乗客を救うため、最後まで望みを捨てなかったテツにヤス子ちゃんぞっこんていうところでしょうか?
 別れ際の二人の会話に後藤瑠璃子(成海璃子)が本当に弾いている(と、娘の買ったアイドル誌に書いてました。おそらくは撮影された冒頭の部分だけだと思うけれど)ショパンの「別れの曲」が雰囲気を盛り上げていました。

 婚約指輪を差し出すテツに「それいつ買ったの?」と確認するのがこのドラマらしいところ。
 10年前に買ったから、今夜消えてしまうダイヤの指輪。でもしょんぼりするテツに「時間ないから。早く早く!」とおどけて手を差し出すヤス子さん。

 普通なら悲しい筈の別れなのにとても嬉しそうなヤス子さんが印象的でした。

 9時32分に亜紀が風と共に消え、左手の薬指から婚約指輪が消えてテツも消えたことを知った後のヤス子さん、亜紀の手紙に涙はこぼすも、菊介を「何涙流してるんだよう?」とからかう余裕を見せ、菊介も「お姉ちゃんこそ」と応酬。
 テツとの間に忘れ形見が出来れば最高だったけれど、指輪さえ消えてしまうという終わり方もまた良しです。

 きっとテツや亜紀が奇跡を“起こした”とを信じて疑わない。最後にヤス子が風に(亜紀が見ているような気がして?)振り向くシーンもそんな気持ちを表しているように思えました。

 ヤス子とテツの別れのシーンから以降、日中のシーンはすべて夕暮れ前で暖黄色のフィルターがかかっていました。ラストは春の訪れを表しているかのよう。ずっと冬の時代を過ごして来たヤス子(と菊介)にテツや亜紀が春を運んで来たのかな?

 ドラマは402便が10年前に引き戻された時点から時空が分かれ、パラレルワールドに入り込んだことを匂わせて終わりました。前回も書いたとおり、10年前に引き戻されるという設定ならこれが一番自然な終わり方でしょう。

 設定がそんな荒唐無稽なSFなのに、このドラマはほとんどのシーンが支援対策室やホテルやヤス子の家だけでした。テレビドラマなのに舞台でできそうな感じ。そして徹底的に主人公ヤス子の目を通した、気持ちで感じた世界にこだわり続けました。この設定は「やっぱり猫が好き!」に近い感覚ですね。あのドラマもSFチックというか荒唐無稽というか滅茶苦茶な設定のあるシチュエーションコメディ。

 小林聡美がもっとも得意とする設定だったから、これだけ良質なドラマに出来たんでしょうね。視聴率的には残念でしたが、個人的には「それでこそ、小林聡美だぜぃ!」な佳作でした。

 全9話、DVDに保存したし、プロ野球がない日は帰りの電車の中で見直してみるかな?

 素晴らしいドラマをありがとう!

・・・ところでBGMがとても気にいったんですがサントラ盤出ないかなぁ...。

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2006年3月9日木曜日

神はサイコロを振らない(第8話)‐やっと言えました!

 やられた。不意を衝かれた。強固な涙腺を保持すると自負する私めが危ういところだった。

 いつも“冷血漢”な大屋本部長(岸部一徳)のシーンはヤス子(小林聡美)が困難にぶつかる場面なのに、ヤス子もそれを予想して自腹を切る決心をして報告に行っただけなのに...。

 「残りの3日間は自分のために、大切な人と過ごしたらどうですか」と優しい言葉をかけられ「いえ、びっくりして今一瞬休みました。心が休まりました。もう充分です。ありがとうございます。ありがとうござました。黛ヤス子、頑張ります!」と健気に応え、礼をいうヤス子さん(このシーン、途中までBGMがないんですよね)

じ~ん...


 あぶねーあぶねー。いつものように「録画だけして後で通勤電車の中で」ってやってたら...。いや、一刻も早く放送見たかったんだよね。リアルタイムで見て正解でした^^;

 さて、今回の冒頭で「10年前に戻った時、たとえマイクロブラックホールを回避しても乗員乗客は助からない」という話が議論されますが、若かりし頃「ニュートン青年」だった際の知識を総動員して整理するとイマイチ疑問が解けません。

 まず以前も書いたけれど、マイクロブラックホールに吸い込まれて時空(時間)を飛び越えて未来へ行くことは可能でも過去に戻ることは困難なはずです。

 というのは、なぜマイクロブラックホールに吸い込まれたら未来に行けるかと言うと、吸い込まれる際の加速度によって吸い込まれた物体が亜光速になり、マイクロブラックホールの外から見たら、吸い込まれた瞬間の物体の時間は止まってしまうのです。だから乗客にとってはほんの30分ながら地上では10年という月日が流れてしまったわけです。

 この原理から考えると、時間を遡ることは不可能です。

 ただし、吸い込まれる物体は吸い込まれた瞬間に分子レベルに分解されるので、生命は維持できないはずですが。そもそも吸い込まれる前の猛烈な重力に人間が耐えられる筈はありません。

 もう一つ、もし元の時空へ戻されると仮定しても、それが吸い込まれた時刻より前というのも変ですね。そうなると乗客乗員は再びマイクロブラックホールへ吸い込まれて10年後へ飛ばされ10日後に10年前に戻るという「永久ループ」に入ることになります。

 加藤教授が「たとえ回避できても何らかのアクシデントに遭遇する」と言うのもおかしい。その時点で2機の402便が存在することになりませんか?

 これ、いわゆるSFにおける「パラドックス」の問題ですね。

で、宇宙物理学的?にこのパラドックスをどう解決するかというと、もっとも有力なのが「その時点から時空が分かれる」だったように思います。

 つまり、402便が過去に戻った時点から別の時空が始まり、402便は事故に合わず、テツとヤス子は何事もなく結婚し、ケロタンが生まれる(ぉ


 しかしなー、自分たちの生死をかけた問題を議論しているはずなのに、なぜこうもおちゃらけてる訳?正直有り得ない。有り得ないけど面白い。面白いというか、「“どうにもならない事に負けない”こんな強い人達が居たら良いなぁ」と思います。

 よくハードボイルドな映画で生死をかけて戦っている主人公がジョーク飛ばしまくったりするけれど、あれに近いノリかな?

 航星くん(中村友也)だって、これだけちゃかされると普通なら怒り出しそうなところを、冷静に受け答えするあたり、凄い少年ですね。

 加藤教授(大杉漣)の言動を無視して二人で楽しそうに「テレパシーごっこ」して遊ぶ亜紀(ともさかりえ)と菊介(武田真治)も笑わせてくれました。でも、菊介はやっぱり亜紀が好きだったんですね。姉弟の関係かも知れないけれど、二人で素敵な時間を共有できたことは間違いないようです。

 ところで、今回のメインのエピソードは>中武さん(明星真由美)と柚子(市川実和子)の話。私もちーずさんと同感でヤス子に頼りきりの柚子にちょっと閉口。
 でも、大ホールを大枚30万の自腹切って借りて、中武さんの心に触れてお金も戻らないのに潔くキャンセルしたヤス子さんに感動しました。この行動力は第6話の「大切なのはお金じゃない。人の気持ちだ」と言ったテツの言葉から来てるんじゃないかな?

 そして今回のクライマックス。加藤教授はヤス子に「君も帰ってくれないか。論文の最後の仕上げがあるんだ。」と言いながら何を書いてるんだかね、このおぢさんは(笑)。きっとテツの言葉に感動したんでしょうけれど。

 ヤス子も加藤教授の「自分の人生のサイコロは、自分で振るんだ!」という後押しもあって、やっとテツに「最後の時は一緒に過ごしましょう。私と一緒にいて下さい」と言えました。ペコリとお辞儀する聡美さん、カワイ過ぎ!

 ヤス子に“トドメを刺す”のは加藤教授じゃなくて亜紀だとばっかり思ってたので意外だったけど、良かったですねー。

 これまで、テツが再び消えた後の事を思って、距離を置こうとしていたヤス子さんが、今この時を大事しようと決心したわけです。

って、後1回しかないんですけど(涙)

 うーむ、1日1話形式だから10話完結かと思ったら9話が最終回ですか。絶対1話分短縮したな(怒)>日テレ。視聴率は酷よのぅ。ま、丁度DVD3枚に収まるけど(笑)

 最終回も波乱がありそうですが、黒木亮くん(小清水一揮)はお父さんやお母さんを困らせちゃダメ!!ヤス子さんに自分の時間を持たせてあげようよー!!

 菊介が瑠璃子(成海璃子)に会いに行ったのはきっと一度はやめたコンサートを開くためだと思うのだけど、どうかな?

 来週もぜーったい、リアルタイムで見なきゃっ!!22:30スタートだから大丈夫かな?

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2006年3月7日火曜日

神はサイコロを振らない(第7話)‐神様からの贈り物

 3月に入って突然仕事が忙しくなって、更に週末は風邪惹きでダウンしてました\(__;

 でも、「神はサイコロを振らない」はしっかり見ましたよぉ!!

 なんてったって私の一押し芸能人、小林聡美さん独演会ドラマ(笑)ですから、見逃すわけには行きません!!

 小林聡美独演会もたっぷりどっぷりでしたねー!

 どこがって!?

 電話のシーンですよっ!! 携帯電話を持っての一人芝居。

 テツとの会話のシーンは実際には一人芝居ですよね。戸惑いや不安が入り混じった表情からテツのエールを聞いて元気になり、電話を切って意を決するシーン、良いですねー。とっても好きです。

 特にヤス子さん、前回までのテツと距離を置いた感じからテツを頼りにしている感じへ変わってますね。前回期待したとおりに素直なヤス子さんを演じてくれました。

 それにしても相変わらずシリアスなシーンを突然お笑いに変えてくれます。今回一番ツボだったのは、ベッドで「本当の綾瀬を一目でいい、見たかったな」という神蔵さん(ベンガル)に「神様からの、本当のプレゼントを見てください」と言って背負おうとするシーン。
 神蔵さんの娘の弘美さんに「黛さん、ふざけてるんですか!?」と言われて「へぇ?」と抜けた表情。

 お~い、いままでの感動のシーンはなんだったんだぁ!?

 普通、そういうシーンを入れないだろ? …いや、いかにもこのドラマらしいですが(笑)
 神蔵さんにとっては、余命半年を宣告された直後に10年後へ飛ばされて、成長した教え子の姿を見れたということは「幸運だった」ということですね。

 ところで、今回は神蔵さんが教え子と再会するエピソードがメインでしたが、一番涙腺が危なかったのは健気な瑠璃子ちゃん(成海璃子)と、その健気さに涙する母親(高橋恵子)。

 そして一番良い話だなと思ったのは、亜紀が10年前に機内で親切したサラリーマンと再会した後の二人の会話。実はこっちのエピソードの方が今回言いたかったことかもね。教師と教え子の再会というテーマは他のドラマでもありがちですから。
 
「いま目の前の仕事をしっかりやることは、きっと10年後の自分に帰ってくる。10年後の自分に、帰ってくると、良いなぁ…。」

 というエンディングのヤス子さんのモノローグもそれをあらわしてますね。

・・・ところで、桃ちゃん(浜砂桃子)はどーしたー!桃ちゃん出せー!!(爆)

 って桃ちゃんと書くと「喰いタン」の京野ことみさんになっちゃうか!?
ってあっちは来週早くも最終回だって...。

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2006年3月3日金曜日

それはアンフェアだろうよ(第8話)

有り得ん!

 同じフジテレビ系のドラマで阿部サダヲと濱田マリが共演しとるっ! しかも、こっちの方がキャラが合ってる!!

・・・って、そんなことはどーでも良いとして、不運にも2回見れなくてやっと見れた第8話。ストーリーは他のブロガーさんたちのおかげでわかっていたので、話は見えていたが。

何じゃあのラスト?


 それはないだろう(by 志村けん)

ってか、

黒幕は雪平!?


かと疑いたくもなるよ、これでは。

 牧村は自白したとは言え、その時点では一般人に拳銃で障害を負わせた凶悪犯ですよ。それを(多分)手錠もせずに、なんであんなところを二人でお散歩(違)に出かけたんですか、雪平は?

 普通なら確保して前手錠、護送車をビルのドアに横付けさせて、さらに念のために護送車と出入り口の間をブルーシートで隠すなりして容疑者を護送車に乗せるでしょうが。

 しかも牧村は“共犯者”であるとの目星もついていたのに。だいたい散々泳がせておいて最後にあんな「撃って下さい」なことをするわけがないでしょ?

 さらには、あの追い詰められた状況では自殺する可能性さえ否定できないわけですからね。

演出下手すぎ!


 それにしても、他のビルからライフルで狙撃?
 そんなことできる奴は普通なら警察官か自衛隊員しかできんと思うし、さらに蓮見がそういう訓練を受けているとは思えない。

 ということは、他にも警察関係者が絡んでる?

 うーむ、日本の警察は犯罪者集団かい?(苦笑)←あまり冗談に聞こえない

 とりあえず、山路管理官は口が軽いお馬鹿さんなだけで共犯ではなさそうですね。疑問なのは蓮見がなぜ犯罪に手を染めているのか?
 瀬崎にしても牧村にしてもそれぞれ社会に対する強い憤りがあって犯罪に手を染めていたわけですが(牧村は利用されただけという感じが強い)、蓮見はそんな背景が見えて来ないです。

 次回以降、瀬崎、牧村、蓮見、+黒幕でどう点が線に繋がるのか?楽しみです。

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アンフェア (出演 篠原涼子)

2006年2月25日土曜日

神はサイコロを振らない(第6話)‐空白の時間を埋めるものは...

 今週は仕事が忙しくてなかなかブログの更新もままならず。でも、このドラマはしっかり観ましたよぉ!!

 今回は時間の都合で小林聡美独演会はありませんでした(嘘)

 メインストーリーの桃子ちゃん(佐々木麻緒)救出劇自体はかなり軽い内容。「初回から今まで散々謎めいて気を持たせておいてー!!」という感じが無きにしも非ず(苦笑)

 内容的にもシリアスな場面はかなり少なく、「今日も泣くぞー!」って気合入れて見ていた人には肩透かしだったかな?最後の姉弟のシーンはかなりグッ来ましたが(ちなみに、私の場合は電車の中で見ることが多いので、気合は抜いてます^^;)。

画像 その代わり、ヤス子(小林聡美)&テツ(山本太郎)の漫才を主軸に、ヤス子&亜紀(ともさかりえ)、亜紀&カトちゃん(大杉漣)、亜紀&菊介(武田真治)、ヤス子&カトちゃん、ヤス子&菊介などなど珠玉の漫才を散りばめたほのぼの路線でした。


画像 まずは、前回の「観覧車でチューしておいで」のお手紙のお礼にと白眼剥いて亜紀にチューを迫るヤス子さん(きもっ!)
 「今更ラブストーリーは似合わない」という意思表示は今回のラストへの伏線ですね。


画像 そして、桃子ちゃん救出作戦で二人の間にできたかも知れない子供の名前を聞くテツに
・・・ケロタン?(ぉぃ!)
 テツも「“ヤス子”の“ヤ”を取って“スー子”」って、普通は『取って』の意味が逆だと思うが(笑)
 全然盛り上がらない緊迫感^^;


 さらにナイフを啓太から向けられるも「アホか」と笑いながらそっとナイフを取り上げるテツに「アホはあんたじゃないの?」と妙に冷静なヤス子さん(笑)
 でも、テツの勇気が眩しかったみたいね。

画像 一方で残された時間を愁い黄昏れる亜紀をそれとなく気遣う菊介。10年前の方が良い男だったという菊介に「今の僕で惚れさせてみろ!私が惚れるような男面見せてみろっていうのよ!」という亜紀に言われ、思わず見つめ合う二人(まぁさんのブログ参照)
二人して
無理無理無理!(爆)

 普通のドラマなら次のステップ?に発展しそうなんだけどね。それにしても、ともさかさん本人が日記で「1 話ラストの空港シーンが良かったと仰って頂き感激です。あれは聡美さんじゃなかったらできませんでした、きっと。」と言ってるくらい小林聡美との息がぴったりなんですが、武田真治との息もぴったりです。本当にノリノリで演技しているのがわかります。


 今回のタイトルは「十年前、恋人だった人と、友達になれますか?」でしたが、本当のテーマは「10年間の空白を埋めるもの」だったように思います。

 啓太(丸山智己)と藍(矢沢心)のエピソードに、遺族会の見舞金要求のエピソードはでそれは金だと思っているという人達のことに触れています。

 ヤス子は、それは「淡々とした日常の積み重ね」、つまり時間だと思っていました。

 でも、テツは「お金じゃない、人の気持ち」と言い、ヤス子はそれに心が揺れ、自分の考えが間違っていた事を知ります。

 これまで、ヤス子がテツの想いを受け入れなかったのは、ヤス子の“クドクドさん”な性格と(笑)、自分の淡々と日常を積み重ねた10年に対するわだかまりがあったせいでしょう。

 きっと「今テツの想いを受け入れても、テツが消えてしまったら、また空白を埋めるために淡々とした日常を積み重ねなければならない」という気持ちがあるんじゃないのかな?

 …実際には10年という月日は心の空白を埋めてはくれていなかったわけですが。

 そのわだかまりが、加藤教授に見せられたテツの論文(第4話で加藤教授が「ヤス子のどこに惚れたのか」と書かせたもの。レポート用紙1枚に大きく“ぜんぶ”の3文字)に込められたストレートな想いと、少しずつ前進を再開した(ピアノを弾き始めた)菊介の行動に溶解したようです。

 菊介がピアノを弾くまでは、遊園地目前まで行ったことは自分の胸にだけしまっておこうと思っていたはず。それが少しだけ前進した菊介を見て自分も少し前進したことを話す気になったんでしょう。

画像 その後の小林聡美、それまで回想シーンでしか見せなかった楽しそうな表情で飄々とした演技から剽軽(ひょうきん)な演技にスイッチしていました。菊介の横で楽しそうにピアノを聴くヤス子。


 そして最後は屋台で4人揃ってとっても楽しそうにラーメンを食べるヤス子。このヤス子のモノローグとエンドクレジットが被る屋台のシーンがとても良いですね!
 ヤス子、テツ、亜紀、菊介の順に座って屋台でラーメンをすする。
 10年前と変わらずうまいと喜ぶ4人。
 ヤス子が何気にテツのラーメン鉢に叉焼を入れる(恋人らしいシーンですね)。
 叉焼が増えたことに気づいたテツは亜紀、ヤス子、屋台の主人に「叉焼入れました?」と聞く。
 「お祈りしたらもっと増えるかもよ」とテツに言うヤス子。ヤス子の意図に気づき、いたずらっぽく二人を見る亜紀。
 「叉焼が増えますように」とお祈りしている間にヤス子と亜紀がテツの叉焼を取って食べる!
 テツの叉焼を食べながら爆笑する亜紀を小突くテツ、続いてヤス子に「叉焼出せ」と掴みかかり、髪の毛をくしゃくしゃに!
 お返しにテツの髪を掻き毟ろうとして「ないっ!」って言うヤス子。こっちもとっても楽しそう。
 ちゃんと目が笑ってるヤス子さんを演じたのは多分これが初めてじゃないかな?
 いままではおどけている時もどこか諦めが感じられる目をしていましたからね。

 折り返しを過ぎた第6話にして初めて見せるこの表情。やっぱり小林聡美は演技うまいなー!!

って、言うか6話でやっとここまでかよ!? まったりし過ぎてるんでないかい?(笑)

 伊達さんのお怒りはごもっともです。よくココまでヤス子さん中心でやるなぁという感じはします。でも、このドラマは「ヤス子の心の再生」がテーマ(だと勝手に思っている)から自分的には全然OKですけどね(笑)

 とりあえず来週はもっと素直になったヤス子さんを期待(*^^*)

画像 それから、この屋台のシーンのともさかりえの爆笑シーンはとても演技とは思えません。心底楽しんでいる感じがします。こんなに自然に笑えるんだなぁ。

 ヤス子が遊園地目前まで行くところから後、特に最後の4分間は本当に素敵な話でした(詳細は書くとながーくなるので例によってちーずさんの「どらま・のーと」を読んでください)。

 ところで、予告編ありませんでしたね。製作もまったりなのか?そして来週もまたまたまったり?(笑)

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2006年2月17日金曜日

神はサイコロを振らない(第5話)‐燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや

 火曜日は「アンフェア」を見損ねてしまったが、今期最高に気に入っているドラマ「神はサイコロを振らない」だけは見逃すわけにはいかない。
 そこで、いつもなら水曜日は快速電車に乗って午後10時30分前に帰るところを大枚を投じて特急券を買い、30分早く出る特急に乗り込んだ。これならいつもより50分は早く帰り着く。録画開始時に確認していれば、万一の時にも対応できる。

 というわけで10時前に帰宅し、空腹を我慢してパソコンの前で録画開始を待った。10時5分前、そろそろパソコンがスタンバイから復帰するはずだ・・・が、3分前になってもスタンバイから復帰せず。

・・・特急に乗って帰った意味がない!!

 日テレ、金返せー!!(違


 折り返し点となる今回も、小林聡美独演会!大はしゃぎで廊下を走る一人芝居からスタート。

画像

 途中、山本太郎に髪をくしゃくしゃにされ、最後もアンコールでもう一度(笑)

画像

 そのヤス子さん、加藤教授に問い詰められて「黛ヤス子の言葉にこういう言葉があります。泣いたりわめいたり出来たらどんなに楽だろう」と答えます。ヤス子が自分が内心では冷静でないことを告白したのは初めてですよね。

 でも菊介に「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや」ってなんだよ(笑)

 途中、誉(鶴見辰吾)を説得する形を取りながら3人がそれぞれの思いをぶつけ合い、そしてラストに亜紀から「ヤッチ、何か言え!」って言われて「わかってるよ。私だって思ってるよ。どうしようもない出来事に負けたくないって。負けたくないって思ってるよ!」とムキになって言うヤス子。

 前回(昨日)までだったら「10年前とは違う」と言いそうなヤス子が変わりました。

 とにかく目頭を熱くしっぱなしの小林聡美、そして泣きながら笑う演技やらせたら天下一品のともさかりえ。

 小林聡美はいつもの演技と言えばいつもの演技なんですが(でも微妙に変えてますね)、ともさかりえはミーハーでちょっとスレた雰囲気を漂わせながら微妙にカツゼツが悪いところなんか完全に亜紀になり切ってますね!

 この二人に山本太郎を加えた3人をドラマの中心に持ってきたのが正解です。コンビネーションが見ていて実に心地良いです。

 それ以外にも、柚子の夢を応援する可愛い桃子(佐々木麻緒)、誉の言葉をきっかけに自分から母に和解を告げる瑠璃子(成海璃子)、今回も心温まるエピソードが満載でした。

 そう、このドラマはシリアスなのにとても心が温まり、見た後に元気になるんですよね。

 夕刊フジBLOGにこんなことが書かれていました。
 地味な作品です。しかし、放送後、塾頭のもとに「泣きました」というメールがたくさん届きました。すべて35歳以上の男女ですけれどね。多くの中年心を揺り動かしたこのドラマ、オヤジたちにもぜひ見てほしいな。(2006.01.27紙面掲載)

 オヤジ、見てます。中年心、揺れ動いてます(爆)

 確かに地味なドラマです。私なんかの世代だと、小林聡美とともさかりえが競演しているというだけで「見たい!」と思いますが、今をときめく人気俳優が出ているわけでもないし(武田真治くらい?)、主人公が中年の“おばさん”ですからね。そしてそのおばさんの「心の再生」がテーマですから。

 そういう意味では幅広い年代層に見てもらうのは難しいのかも知れません。だから視聴率が低迷しているのもしょうがないかも。
 マーケティングとしては日テレは失敗したかもね。

 でも、こんなステキなドラマを作ってくれてありがとう!

2006年2月16日木曜日

ごくせん 2005 DVD-BOX



 おまえら、確定申告の還付金で『ごくせん』買ってもらおうじゃねぇか!・・・てか?(笑)

 折りしももうすぐ卒業シーズン。ということで、あの「演技じゃなくなっていた」というウルウルの卒業式シーンをもう一度。
 でも、私はナマセの前髪に紙飛行機が刺さるシーンが好きです(爆)

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ごくせん 2005 DVD-BOX

2006年2月15日水曜日

アンフェアにアンフェアを語る(涙)

FATAL ERROR!!


見逃した!


どわーっ!!ひでーっ!!そんなー!!(号泣)

 いや、火曜日は子供たちの稽古事を迎えに行くことが多いので、比較的早めに帰宅するんですよ。だから昨日も早く帰宅してました。で、子供を迎えに行ってから夕飯食べたら午後10時直前。

 「どうしようかなー、このまま『アンフェア』見ようかなー、でもお風呂が冷えちゃうなー」

 番組はいつもiEPGで予約してあるので、先に風呂入って出てからゆっくり見るかということでお風呂へ。風呂から上がって自室に戻るとデスクトップPCのHDDアクセスランプがちっかちか点滅して録画中であることがわかる。

 「途中から見てもなー」と思い、録画が終わるまでノートPCでメールやブログをチェック。ちなみに通常、録画中はディスプレイはOFFです。帰宅前に録画がはじまって誰もいない部屋でパソコンのディスプレイが点いているとかみさんから後で文句言われるんで^^;

 そうこうするうちに午後11時になって、「どれどれ」と録画結果を確認すると、なんか変なおばさんが出てて一人で延々としゃべっとる。録画が始まってずーとそのまんま・・・。

なんじゃ、こりゃぁ!!(怒)


 これは某国営のNHK教宣放送(違)ではないかっ!!だれもこんなもの録画して後生大事に保管したいなどと思っとらん!!

NHKに抗議してやる!!(大違)

 時々iEPG予約ってこういうバカやるんですよね。録画したファイル名が“アンフェア衝撃の誘拐犯の正体!ナゾの要求200602142200.MPG”なのが悲しい(T_T)

 ・・・今日の「神はサイコロは振らない」が心配。こちらは全編録画してDVDで残そうと思ってるんだよね--;

 というわけで、ストーリーだけをちーずさんの『どらま・のーと』で追っかけました。ちーずさんがレビューされなかったらほとんど泣き寝入りでしたね。感謝感謝です。

 やっぱり牧村は共犯者(豹変する木村多江さん、見たかったよーT_T)。そして蓮見も相当に怪しい。牧村のパソコンには事件を解決するための何かがきっとあったはずです。そして、おそらくは黒幕はさらに別の人。二人とも知らないのかも?
 その黒幕もきっと現在もテレビ中で重要な役割を担っている人間ではという可能性があります。

 ちなみに、ドラマ『アンフェア』BLOGでは阿部サダヲさんのインタビューが掲載されていて、「小久保はただ、純粋に雪平のことが好きなんですね。 」と言ってます。流石な大人計画な阿部サダヲさん!!

 なるほど、内心は雪平に惚れていながら嫉妬する刑事を演じてるんですね。「どこか屈折した役」がうまい阿部さんらしい解釈ですね。

チキショー、来週は必ず見るぞ!!(涙)

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血を吸う宇宙

2006年2月10日金曜日

神はサイコロを振らない(第4話)‐小林聡美、最高!!

 冒頭、ヤス子が眠っている亜紀(ともさかりえ)の肌をプニプニするシーンから、もうツボでした(笑)

 夢を無くした姉に発奮を促すために402便検証サイトを立ち上げていた菊介(武田真治)。
 事件を風化させないために再び乗客が消えることをあえてマスコミにリークした甲斐(尾美としのり)
 10年前に夢をなくしたヤス子と挫折を時代のせいにした菊介の壮絶な喧嘩。
 10年前の自分しか見ていないテツ(山本太郎)のプロポーズを「ごめんなさい」と断ったヤス子。
 そんなヤス子に「謝るなよ!10年前のお前の夢、俺、覚えてるから」と言うテツ。
悲しくて暖かいエピソードの連続です。

 間に他の乗客たちのエピソードを絡め、残された時間が減るにつれてシリアスさも増してるんですが、シリアスなシーンが連続すると辛いだけの話になるところを小林聡美を中心に絶妙な笑いを織り交ぜて、後味の良いドラマになっています。

 このドラマの原作、本屋でパラパラと立ち読みはしましたが、ネットのあちこちで書評を拾って読むと乗客のエピソードを詰め込みすぎて話が散漫になっているというのも見受けられるので買ってじっくり読むかどうかは微妙です。

 それに原作の黛さんは男性ですね。

 ドラマは、あくまでも乗客のケアに奔走する黛ヤス子を中心に据えて話を展開しているところが良いと思います。話が散漫になっていない。

 しかも今回は、そのヤス子さん(小林聡美)の独壇場でした。最初から最後まで小林聡美が飄々としながらも熱く(笑)突っ走ってくれました!!

小林聡美百面相スペシャルですか!?

というくらい凄かった。

 特に最高だったのは加藤教授(大杉漣)とやりあう今までで一番熱いシーン。







??
画像

私は…、私は貴方とは今後一切、感情論でしか話をしません。もう貴方なんか嫌い。

…だいっっきらい!

 それ以外でも、テツの前でとぼけてみたり、神蔵竜蔵(ベンガル)に責められて何も言えずに目を潤ませたり、菊介と本気で頬を叩きあったりとヤス子さんから目が離せませんでした。最後に去っていくテツを見ながら目がだんだん赤くなっていくシーンも感動的でした。

 加藤教授じゃないですが、小林聡美は惚れそうなくらい良いです!!

 回を重ねるたびに期待を裏切らずに良いドラマになっています。次回も本当に楽しみです。

 ところで、前回「私ね、悔しいから、ヤッチの残された時間を豊かにしてやることにした!」と感動的なセリフを言った亜紀。何をするんだろうと思ったら、ヤス子の家で一日中ヤス子とテツのデートの算段ばかり考えてました。そんなごろごろしてるんなら一日くらい両親に会いに行けば良いのに・・・。そして哀れテツはヤス子にプロポーズを断られて今回は終了。

「あれ~、亜紀ちゃんダメじゃん」って思ったんですが・・・。

 原作は男だった黛がドラマで女になって、しかも彼は10年ぶりに帰って来た副操縦士という設定。「ヤッチの残された時間を豊かにしてやる」と言った亜紀。
 そして「どらま・のーと」のちーずさんが今回のエントリで「テツが今のヤス子を改めて好きになる、というのはダメ?」と書いているのを読んでふと思いました。

 思い出以外に乗客たちが残せるものがあるとしたら・・・。

 そう、ヤス子とテツが結婚したら子供がこの世に残る可能性があります。例えテツが後6日で消えたとしても、受精して細胞分裂を始めた小さな命は消えはしないでしょう。

 「奇跡が起きて乗客たちが消えずに済む」というのはどう考えてもなさそうですから、是非そういうラストが見たいです!!

 ・・・予告編で亜紀がテツにハートのシールを貼った手紙を渡していたからダメ?




神はサイコロを振らない

2006年2月9日木曜日

アンフェア#5‐そしてオリジナルストーリーへ

 例によって第5回のストーリーは「どらま・のーと」のちーずさんが詳細に書かれていますので、そちらを参照してください。後でストーリーをおさらいするのにも重宝します。本当にちーずさん、素晴らし過ぎます!!
(「だからちーずさんより後に記事を投稿してるんでは?」というツッコミはナシで)
 最近、ちょっと気になっているのは、主人公雪平夏見の違和感。原作の雪平夏見は豪放快活にして粗忽で芯が強い人物ですが、ドラマの雪平は人間的にかなり弱い部分を持ち合わせてます。
 前回、どう考えても腕を狙えば良いだろうという場面で瀬崎を射殺したのは、今回の署内での責任転嫁や人権団体の抗議を演出するためだったんですね。でも、それでは自分の娘が誘拐されてうろたえる姿がどうも身勝手で粗暴なだけに見えてしまいます。そういう意味で、人間的と言えば人間的だけど、ヒロインの魅力としては(現時点では)原作が勝っている感じです。

 ちなみに、第4回以降拝めなくなった(T_T)視聴者サービスの全裸シーン、原作ではいつも全裸で寝ているわけではなく、酒を飲みすぎると相手(安藤^^;)に「脱げよバカヤロー」とセクハラ(笑)して自分も脱いで眠っちゃうという設定だったりします^^;

 さて今回のストーリー、募金型誘拐ということで「エピソード1」に引き続き“劇場型愉快犯”の可能性が高いです。署内もマスコミも人権団体も殊更に雪平を非難するところを見ると、どうも犯人は雪平を利用しようとしているだけで、怨恨の線はなさそうです(逆恨みくらいはあるか?)。瀬崎も雪平を「利用した」だけだったし。

 そして、犯人が電話の最後に棄てゼリフで「アンフェアなのは誰か」と言ったことで、犯人は瀬崎と警察しか知りえない情報を知っていることが判明し、瀬崎の共犯もしくは(および)警察に内通者がいる可能性を示唆しました。
 もう一つ、誘拐犯のシルエットが華奢で、どう見ても女性に見えます。

 それと犯人はドラマ中で既に重要な役割を占めている人間となると、蓮見(濱田マリ)が一番怪しいという推測が出来ます。彼女は持ち場をちょくちょく抜けているようには見えないのですが、このドラマは時として時間経過が不自然な場合があるので、安易にシロとは決められません。今回も雪平が安本に誘拐事件を相談してから山路に伝達されるまでが異常に早く感じました。

 というわけで、今回の主要登場人物の怪しい度を個別チェック!

雪平(篠原涼子)
 シロ(笑)。結局現時点では「目には目を」を実践しているという点で一番「フェア」かも知れません。

美央(向井地美音)
 多分、シロ(爆)。雪平に対する怨恨の線はあるか?(ぉ

佐藤(香川照)
 シロでしょうね。疑う余地がなさそうです。

牧村(木村多江)
 相変わらず共犯の疑惑を棄て切れません。アンフェア公式BLOGでも重要な証言をしています。
――第5話で、牧村の過去がいろいろと明らかになりましたね。交通事故で、夫と娘を亡くしてから、人生が大きく狂ってしまったようで…。

そうなんですよね。その事故から、彼女は立ち直れていないんです。しかも、それを事故だとは思っておらず、「夫と子供は殺された」と信じているようで…。世の中に「アンフェアなこと」は人の数だけあると思いますけど、彼女にとっては、その事故こそが「アンフェア」なんでしょうね。牧村は、そういうものを抱えてしまって、たとえ間違った方向であっても、なんとか自分の考えを正当化していくことが、生きる原動力になっていると思うんですよね。警察なのか犯人なのか、“誰かを恨むことでやっと生きていける”そういう人間の心情というのは、理解できます。そこがわかるだけに、演じるうえでも、彼女の気持ちを大切にしていきたいなと思っています。


――美央ちゃんに対しては、どんな思いがあるんでしょうか?

自分の娘に重ねて見ている部分もあるでしょうし、そうではないところも、きっとあるでしょうね。お腹のなかで、いろいろな思いがボコボコとうごめいている状態だと思います。
 せっかく美央ちゃんにロープを解いてもらったのに、その後の動作があまりにノロ過ぎですね。まるで犯人が来るのを待っているかのようでした。
 ドラマ中で美央ちゃんになんども「ごめんね」と謝ったりするあたり、“黒幕”とは考えにくいですが。

山路(寺島進)
 ワルだけど白かなぁ?あまり疑う余地がなさそうです。

小久保(阿部サダヲ)
 こいつもワルだけどシロでしょう?阿部サダヲが犯人だったら笑っちゃいますけど。

安本(志賀廣太郎)
 今回の行動にはかなり怪しさを感じますね。内通者の可能性が無きにしもあらずですが、雪平の父の同僚がなぜ?という感じはあります。

三上(加藤雅也)
 エピソード1で不審な行動を取ったし、別の意味でも怪しいんですがシロでしょう。結構楽しいキャラです。

安藤(瑛太)
 犯人だと夏に出版予定の雪平夏見シリーズ第2作に登場できなくなるのでシロ!

 余談ですが、「テレビ番組を斬る!」でドラマ「アンフェア」の“アンフェア”ぶりについて触れられています
「エンドロール」の「キャスト」欄で「西島秀俊」は「最後」に記載されていたのであるが!「止め」とも称される!この位置は…所謂「二番手」若しくは!「格上」の「俳優」が占めることになるのが「妥当」

それ故に「連続ドラマ」の場合では!「最終回」まで必ず「登場」する「出演者」であることが「原則」で「ゲスト」若しくは!途中で「登場しなくなる」人物が「止め」に来ることは!如何にも?「アンフェア」!
 こんなとこまでアンフェアだとは!!

へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~(15へぇ~!)




アンフェア (出演 篠原涼子)

2006年2月3日金曜日

神はサイコロを振らない(第3話)

 第2話については触れてなかったんですが、しっかり観てます。第3回は留守録して今日の帰宅時の電車の中で観ました。
 このドラマの設定、一言で言うと、

納得できません。


 神がサイコロ振っています。 振ってるでしょ? 振ってますとも!
 この物語の神は原作者の大石英司氏なんですが、なんでこう安易にサイコロ振っちゃうかなぁ??

 加藤教授の理論が破綻してるんです。私も雑誌ニュートンに夢中になっていた時期があって、その頃はわけわかんないながらも相対性理論とか量子力学とかの話を読んでは「ああ、学生時代に物理を勉強すれば良かったな」なんて思ったものです。

 その時に仕入れた知識から推測すると、「マイクロブラックホールに飛行機が吸い込まれてしまった」と言うのは話としてはわかります。ただ、そんなもんが地球の大気中に現れるとは思えませんが(地球が吸い込まれないか?)、SFとしては許します。

 そして時空を超えて10年後に吐き出されるというのはありでしょう。揺り戻しが来るというのも100歩譲ってありだとしましょう。

 何が納得できないかと言うと、10年後に吐き出された時点で生存していたら揺り戻しがあって10年前に戻った時点でも生存していなければおかしいのです。

 著名な宇宙物理学者、ホーキング博士もブラックホールを使って時空を超えた世界へ行けると言ってました。しかし分子レベルに分解されて吐き出されるとも。つまり生きては不可能だと。

 だから10年後に行くときだけ生きていて、戻る時は死ぬなんていうのは随分なご都合主義です。

 というわけで、第3回まで観ましたが、このドラマは、

とても面白いです!


 初回から観ていて良かったぁ!アタリだよ、これは!!
 ドラマを観てまず涙することなんてない私が電車の中で不覚にもウルウルしそうになりました。危なかったぁ(笑)

 前回、黛ヤス子(小林聡美)が10年ぶりに再会した“元カレ”の木内哲也(山本太郎)に対して妙にそっけなくて(一緒に遅くまで仕事したのに肉まん渡して一人で帰宅する)「あり得ねー、絶対あり得ねー、ずっと二人でいたいはずだぞ!!」って思ったんだけど、その疑問も今回解けました。

 ヤス子さん、実はものすごーく動揺しているんだけど、哲也や亜紀(ともさかりえ)に心配かけたくなくて、一生懸命冷静に振舞っているんだなと。小林聡美はずっと飄々とした演技をしながら、目だけをウルウルさせるんですよね。ただ割れるシャボン球を見つめるだけで見事に内心を表現していました。本当にうまいです。ジーンと来てしまいました。

 あと一週間でこの世から消えると亜紀に告げ、哲也から窘められるヤス子、でもそれはヤス子が亜紀を信じているから言えたこと。ヤス子に10年の空白があっても二人の友情が揺るぎ無いことがわかります。

 また加藤教授の言葉に自分が死ぬと知って街へ飛び出して行ってしまった亜紀が東京タワーの展望台にメイド服姿で現れたのにはぶっ飛びました(笑)
 ともさかさん、ノリノリでやってます。小林聡美とともさかりえの絶妙なコンビ、テーマは深刻なのに随所で笑わせてくれます。

 そして、あと一週間しか「生きられない」亜紀がヤス子に「ヤッチに残された時間を最高に素敵な時間にしてやるよ。人生でもっとも忘れられない、かけがえのない時間にしてやるよ。」というシーンは感動的でした。

 第1回は茶化し過ぎではと思ったんですが、2回、3回と回を重ねる毎に素敵なドラマになって来ました。
 まだ観てない人も一見の価値ありですよ。過去のストーリーはちーずさんのBLOG「どらま・のーと」で読めます。




2006年2月2日木曜日

アンフェアにネタばらし(笑)

予想ハズレ(笑)

ちょっぴりアンハッピー!(爆)

っつーことで、覚書はスルーします。
で、テレビ版で原作のエピソードが終了したこともあり、原作に言及しますんでこれから「推理小説」を読もうという人は、以下読まないでくだされ(笑)

犯人について

 一時はどうなるかと思ったんですが、原作どおりに瀬崎が犯人でした。

 しかし、原作同様、本当に単独犯なんでしょうか?

 松本理恵子が殺された時間帯と瀬崎と雪平が平井の小説を探していた時間帯がダブっていると思っていたのは私だけ?
 それと原作同様、瀬崎が雪平の手によって“自殺”しようとした動機がわかりません。犯罪経緯を小説にしたためるという緻密な犯行ですから、最初の殺人を決意した時点から最後に自殺することを決めていたのは明らかです。

 また松本殺しから平井殺害まで、平井をどこかに監禁していたというのも不自然。だいたい瀬崎が松本を殺害した後、泥酔した平井を担いでどうやって現場から逃走できたのか? 誰かに目撃されるリスクは非常に高いはずです。
 ちなみに原作では平井は既に過去の人です。2年前に自画自賛の小説を瀬崎にコケにされて、瀬崎を恨んであてつけに自殺しています。遺体は瀬崎が始末したんでしょう(血だらけだった部屋をどうやって人知れず綺麗にしたんでしょう?)。それが瀬崎が連続殺人を計画した伏線にもなっています。つまり2年間も緻密に犯行計画を練っていたわけです。テレビではあまり強調されませんでしたが、瀬崎は実に恐ろしい人物です。

 それに検死官の三上が瀬崎の遺体のポケットから出てきたメモ(小説のエピローグ)を雪平に渡すのも不自然。三上は第2回で栞の端切れを無断で持ち去っているので、それが伏線かも知れませんが、そんな大事な証拠物件を簡単に渡しますか?
 ちなみに原作は死ぬ前に瀬崎が雪平に郵送しており、その本当のエピローグは雪平しか知りません。そうじゃないとエピローグが手書きになっている意味がない!
 それから原作とは犯人特定のプロセスが全く異なります。今後、原作のプロセスが使用される可能性もあるのかな?


犯行現場の特定

「か弱き者」殺害の犯行場所特定のシーンは見応えありました。これはテレビ版オリジナルですね。原作は雪平が“感”で特定します。
 音を分解して現場を特定する‐こういう分析は大好きです。名作刑事ドラマ「太陽にほえろ!」にありそうなシーンです。

家政婦牧村について

原作にはない架空キャラです。原作では「か弱き者」は瀬崎の自宅の近所の子供で、瀬崎が2年間かけて信用させた女の子です(その行動は牧村と似ています)。瀬崎はその女の子を東京タワーが見えるビルの屋上から突き落とそうとして雪平に射殺されます。
 ちなみに原作の雪平は職務遂行中はたとえ被害者が自分の娘でも動揺しない、強い意志の持ち主です。ちょっとダーティ・ハリーのキャラと被りますね。
 テレビ版のエピソード2が実娘の誘拐なので、雪平がどういう心情を見せるか楽しみです。

 雪平に射殺された少年とは無関係な単なる自殺願望者かなという感じですね。第2回目から怪しい臭いがプンプンして、第3回では思わせぶりに美央ちゃんを連れまわしたので、誘拐されたのはとても意外でした。単なるかわいそうな女性で終わるのか!?

 ここまでのところ、私もちーずさんの「彼は書いたとは言っていますが、殺人を犯したとは言っていないような・・・。」という指摘に同意です。単独犯にしては不自然ですよね。ってか原作読んでいても全然ヒントになってないし(汗)

 って、篠原涼子さんがアップになっているとボケーっと観ちゃうせいかも?(笑)




Sweets-Best of Ryoko Shinohara-

2006年1月31日火曜日

秦健日子先生よりアンフェアな私(笑)

 先週、1月24日(火)と1月25日(水)の両日、「雑記帳」へのアクセスが急激に増えてまして、「なんじゃらホイ?」と思ったんですが、アクセスレポートを見ると、「秦健日子、アンフェア、推理小説」のキーワード組み合わせでググって来た人多数。

 試しに各々2つのキーワードか、3つ全部でググってみてビックリ!!

 「推理小説 アンフェア」以外の組み合わせで全部ココがトップに表示されるぅ!!
 って、なんで秦健日子先生のブログやフジテレビの公式サイトよりココが上位に表示されるんじゃぁ!?

 うーむ、畏れ多いっちゅーか、申し訳ないっす。

 他に「篠原涼子、アンフェア」等でも多数ヒットしてますね。うーむ、涼子サマは私の女神様かも?誕生日が同じ日だし(笑)

 もしかして、原作の「推理小説」を読まずに犯人探しをしている人が多数なのかな?原作者本人が犯人を明かしている筈はないですからね。
 それ以上にテレビドラマ版は原作とは違った展開してるんで、ウェブを捜査してもホシはわかりませんぜ(笑)
 無駄な抵抗はやめて、とっとと原作を買って読みましょう(爆)

 ところで、秦建日子先生「推理小説」が販売ランキング4位と言うことで喜んでおられます。単純な(ぉ)。てか書店って写真撮影禁止ですよ処女作ですから無理もないですね!

 TSUTAYAのランキング(1/16週)でも8位にランクインしてました!

 私が購入したのは1月15日(日)でしたが、その前週に都心の本屋を何軒か廻っても見つからず、結局イオン大田ショッピングセンターにある喜久屋書店(ここ、間口は狭いのに奥が広いです)でやっと見つけました。

 「テレビドラマの原作なのにマイナーなのかなぁ」と思ってましたが、多分出版社が中堅どころだったので増刷部数に限界があったのか、今ではどこの書店でも平置き状態です!

 さて、明日は(おそらく)最初のエピソードが決着。楽しみです!!




推理小説

2006年1月26日木曜日

テレビドラマ「アンフェア」に関するアンフェアな覚書

 テレビドラマ「アンフェア」、第1エピソードは第4回までずれこみましたね。

 そこで、ここまでのストーリーから今後を推理してみたいと思います。って、後で「そう思ってた」って書いても説得力がないので、今書いておいて当たった時に威張るためのメモです(笑)
 もちろん、事件が解決した際に外れていたらスルーしますから、つっこまないように(爆)

 ちなみに、原作も読んだ上に『ドラマ「アンフェア」BLOG』からの情報も考慮した上での推理が入ってますんで(邪道やなぁ)、かなりネタバレ気味だと思います。。「余計なこと書きやがって」と思う方は以下は読まないでくださいませ。

以下、アンフェアな推理


 原作は単独犯だけど、テレビは共犯の可能性が相当高いですね。とりあえず、怪しいと思うのは平井唯人、瀬崎一郎、牧村紀世子の3人かなぁ。久留米隆一郎はシロですね。

 平井も当初は「シロ」だと思っていたんですが、前回泥酔していたのに犯行現場からいなくなったのが納得いきません。
 でも、「推理小説」の著者ではない。

 となると、小説を書けるのは瀬崎一郎だけってことになりますね。

 じゃあ、牧村が何者かというと、雪平に射殺された少年の母親、もしくは姉という可能性が考えられます。だいたい木村多江がミステリードラマに出演して平凡な役だけで終わるはずないよね(笑)。場合によっては雪平を呪い殺そうと(ぉ

 ただ、エピソードが3まであり、来週最初のエピソードが解決しても更に2つの話が続き、事件全体がひとつにつながり黒幕がいるとなると、次回で全ての共犯者が捕まるとは思えません。

 というわけで、次回犯人として挙げられるのは平井と牧村かな?

 でも、それだと小説の作者が不明なままになりますねー。もしかしたら、今回は牧村については肩透かしの可能性もありかな?

 でも牧村が黒幕ではどーもしっくり来ないので、私の見解としましては、黒幕は小久保祐二か三上薫ということで(笑)




HERO

2006年1月18日水曜日

秦健日子著「推理小説」‐アンフェアなのは、誰か‐

 秦健日子先生にTBいただいたのに調子こいて、文庫本買って読んだ。TVドラマが始まってから小説を読むというのは先に犯人がわかってしまうわけで、ドラマの面白さが半減するかも知れない。

―――でも半減するとは限らない。
―――第一、同じ結末を迎えるとは限らない。

 そのTVドラマ「アンフェア」の原作「推理小説」は、文庫本にして約300ページの小説だが、二時間程度で読み終わった。読み出すと止まらない、解説にもあるとおり「あくまでも読みやすく軽快なエンタテイメント」だ。

 そして、読み終わった時に思った。
アンフェアなのは、誰か

アンフェアなのは、秦健日子だ!


 いや、ずるいよこれ。ツッコミどころ満載。思わず「それはないだろう?」、「なぜそうなるんだ?」と言いたくなる。
 でも、それを言い出すとおそらく秦健日子先生の術中に嵌ってしまうだろう。

―――「だから、そういうルールだと書いたはずだ」、と。

 もちろん、「何がそうなのか」は「ネタバレ」になるので書かない。テレビではもっと説明的な描写が入るかも知れない。すでに第一回だけでも小説より複雑な人間関係とかなり細かなドラマが描かれている。

 ちなみにフジテレビの広報によれば、
 ドラマのプロデューサー・吉條英希(関西テレビ)は、「ひさびさの本格ミステリーをスピーディーかつスリリングな展開で構成します。ドラマ全11話は、エピソードI からIIIにまでわかれ、エピソードごとに殺人事件や誘拐事件が発生し、やがて事件はすべて融合します。原作者も出演者も知らない黒幕が存在して、その黒幕がすべての事件に深く関わっているのです」と、原作とは違うこのドラマの仕掛けを説明する。
だそうだ。

―――ただし、脚本はアンフェアかもしれない。

って、佐藤嗣麻子さんが手がける脚本はどちらかというと「犬神家の一族」や「八つ墓村」のような推理小説の王道を行く作品なんだけどなぁ。さぁ、どうなる!?

 原作「推理小説」の世界は第3話で一旦決着を見そうだ。その先はさらにアンフェアなミステリーがあるのかも知れない。

 というわけで、小説は読んでのお楽しみ。ただ、第一回の雪平が瀬崎を尋問するシーンについてだけ。
「……瀬崎一郎さん」
「はい」
「あなた。変わってますね」
 女刑事が、初めて微笑んだ。
 違う日に、違う場所で、違うシチュエーションで同じセリフを言われていたら、惚れられたのかもと誤解してしまいそうな微笑みだった。いや、逆かもしれない。こちらが、ほれてしまうのかもしれない。
 うわぁ、イメージそのまんま。篠原涼子の演技は完璧!まさにこの描写のとおり、いやそれ以上の演技だったかも?

 やはりテレビドラマ「アンフェア」の魅力は、無駄に美人な、雪平刑事だ!




HERO

2006年1月11日水曜日

気になるドラマ、篠原涼子主演「アンフェア」

秦建日子 「推理小説」 (河出書房新社)秦建日子「推理小説」
価格: ¥620 (税込)



 帰宅してテレビをつけたら、今期の気になるドラマのひとつ「アンフェア」をちょうどやってました。

 ちなみに今期気になっているのはこの「アンフェア」と「神はサイコロを振らない」に「Ns'あおい」。みーんな好きな女優が出演しているから(篠原涼子、ともさかりえ&小林聡美、石原さとみ)。西遊記も深津絵里が出演するということで期待していたんですが、第一回見てさよ~なら~(^o^)/~状態です(笑)

 この「アンフェア」は原作がテレビドラマ「ドラゴン桜」の脚本も手がけた秦建日子さんの「推理小説」(河出書房新社)。そんなところもちょっと期待。
 ちなみに秦建日子さんのブログに「アンフェア」の撮影現場に行った際の記事がUPされています

 そして第一回を見た感想は「かなりイイ!」

 篠原涼子さんの演技は相変わらず良いですねー。結婚して色気も倍増?基本的に硬派で眉間に皺寄せたシーンが多いですが、事情聴取のシーンでアンニュイに髪を掻き揚げながら「フッ」と笑って目を光らせるシーンはゾクゾクしちゃいます。

 こんな刑事さんだったら、私も尋問して欲しい(爆)

 ドラマ自体は「推理もの」というよりは「サスペンスもの」と言った感じです。じゃあかなりシリアスかと言うと、今回の篠原涼子演じる警視庁捜査一課の検挙率ナンバーワン刑事「雪平」はシリアス一辺倒でもなさそう(笑)

 どうもこの作品、最初にテレビドラマ化という発想があって小説が出来たようです。でも脚本より小説が先なので小説はノベライズという訳でもない。そしてドラマは犯人がマスコミや警察に送りつけた『推理小説』と題された小説原稿を軸に話が進んでいきます。うーむ、ちょっと面白そう。原作は文庫本が出ているので読んでみようかな?

 内容の詳細は公式HPでどうぞ!

 というわけで今回、個人的に深まった謎を二つ!

謎1:全裸でベッドを抜けた際のあのナイスバディすぎるは雪平は篠原涼子なのか、それとも吹き替えなのか!?
謎2:「アンフェア」シリアスな小林麻央と「めざましどようび」の「ど~よ~!?」な小林麻央はどっちが演技している小林麻央なのだ?

 果たして謎は解明されるのか!?(大違)




推理小説