快投乱打な雑記帳: WILLCOM NS・・・なんだろう、これ？

「WILLCOM NS(WS026T)」を現場から速攻フォトレビュー - GIGAZINE

本日発表されたWILLCOM NS(ウィルコムエヌ・エス、型番：WS026T)の実機を発表会場にて触ることができたので、速攻で写真撮影しておきました。バイブルサイズ（約170mm×95mm）のシステム手帳の中に収まるように作られていることが実際に確認でき、付属のリフィルアダプター（システム手帳にくっつけるためのアダプタ）から外した場合にはどうなるのか、なども確認してきました。

　ウィルコムから新モバイル端末が登場。しかも音声通話に対応しないデータ通信端末。

　通信はW-OAM対応W-SIMでOSはWindowsCE 5.0。文字入力はMS-IMEでソフトウェアキーボード入力。

　なんだか微妙(^^;

　完全にWeb閲覧に割り切ったってことだろうけれど、この内容だと携帯からmixiやモブログやっている人は買わないだろうな。カメラ付いてないし。

　公式サイトでは特徴について以下のように説明しています。

インターネットにつながる進化した手帳

「WILLCOM NS」はシステム手帳に収まる薄さで、WEBサイトなどのお気に入り情報をすばやく集めて持ち運ぶことができる、インターネット閲覧に特化した新コンセプトデバイスです。
液晶画面は、4.1インチのWVGA液晶を搭載しています。大画面で新聞やインターネットニュースの閲覧も見やすく、きめ細かい表現力でデザインやカラーをよりきれいに表示できるので、ネットショッピングやレシピを扱うサイトの閲覧もお楽しみいただけます。

・・・いったい何が進化しているんだか？

　この手の端末で「WEBサイトなどのお気に入り情報をすばやく集めて持ち運ぶ」メリットがどれだけあるのか甚だ疑問だ。

　一度ローカルに保存した情報はどんどん古くなるので、常に最新の情報にアクセスしたいはず。だからローカルに保存して持ち歩くよりもお気に入りのサイトに素早くアクセスできた方が嬉しいはず。

　個人的にはウィルコムの4xのスピードがWebサイトの閲覧でストレスを感じるほど遅いとは思ってないけどね。

　それとも「ウィルコムは圏外になることが多いからすぐに欲しい情報はあらかじめ保存してください」って意味？(笑)

　それにシステム手帳と合体するなら、学習辞書などのコンテンツをバンドルして欲しいところ。それか本体とは別にペンタブレットをつけるとかした方が特徴が出たのでは？

　結局、単に「システム手帳と合体してみました」ってだけの話じゃん。

　なんだかとっても中途半端。

　まぁ、個人的には東芝のPDAは壊れやすくて過去にヒドイ目に合ってるんでネガティブに反応してしまうというのはあるけど、新鮮味も驚きもないな、これは。