2008年3月9日日曜日

【映画】紀元前1万年 ‐ ツッコミどころ満載!!

 日本ではGW公開、全米では3月7日公開の(多分)話題作“10,000B.C.”(邦題:紀元前1万年)をHollywood Theatersで観て来ました。

 封切り翌日なのにチケットは通常$8が1回目上映の“Early Show”割引(午後1時なのに)で半額の$4。さすがアメリカは映画の国です。さらに「テンサウザンドビーシー」って発音も簡単なので切符を買うのも簡単(笑)
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 切符切りの兄ちゃんが“How are you?”と迎えてくれるので、“Fine!”と答えて入場(アメリカでは挨拶を無視するのは嫌っていると同義です)。封切り翌日なのでかなり混んでいるのかと思ったら3割くらいの入り。真ん中あたりの通路に面した席を余裕で確保できました。

 PG-13(Some Material May Be Inappropriate for Children Under 13)なので子供向け映画ではありませんが、親に連れられた小さな子が抱えきれない程でかいポップコーンのカップを持って入ってきました。さすがは「映画=ポップコーン」な国。本編が始まるまでは周囲で盛大に「ポリポリ」とポップコーンを食べる音が(笑)
 本編上映中はかなり音響もよかったので気になりませんでしたが、持ってるポップコーンの量からして、予告編上映中に全部食べきる量には見えません。

 さて、肝心の本編。それはもうツッコミどころ満載!!
 さすがはハチャメチャな作品を撮らせたら当代随一のエメリッヒ監督。映画としてはスーパーCG満載で最後まで飽きずに楽しめます。ストーリーは完全にお約束の世界だし、あえて何も言いません。

 映画が始まった時、ナレーションから入ったので「しまった、紀元前1万年前が舞台だからセリフなしでナレーション中心の映画かとちょっと焦った(当然ながら会話中心の映画の方が意味を理解し易い)が、すぐに登場人物が流暢な英語を話し始めたので一安心・・・ってか、英語ってそんな昔からあったんですねっ!!

 以下、自分でツッコミたい人は読まないことをお勧めします。



 氷河期の世界かと思ったらどうやらアルプス山脈に住む部族らしい。でも雪の中を半裸で生活する白人がいたとは思えないが^^;

 村が襲撃を受けて村の男たちの多くが奴隷として連れて行かれるが、その道程が山岳→熱帯雨林→砂漠って、どこまで行くんだ?

 熱帯雨林で襲ってくる猛禽のシーンはまさにジュラシックパーク2そのまんま^^;

 カミーラ・ベル演じるヒロインは正に厄病神。彼女が居るからいろいろと不幸が起こる(笑)。最後に巫女(?)のおばちゃんと中身が入れ替わって(違)、無事人畜無害に(ぉぃ

 クリフ・カーティス演じるグレート・ハンター(だったっけか?)は一度瀕死の重傷を負った時は奇跡の回復ぶりを見せるのに、最後は簡単に死んじゃう^^;

 いくらなんでも紀元前1万年に巨大ピラミッドはないだろ?そんなもん作ったら発掘されちゃうぞ(爆)

 「これが(主人公の)父が持ち帰ろうとしたものだ」と袋の中から出てきたのはトウモロコシの粒。いつ、中南米へ渡ったんだ?ってか、トウモロコシはアルプス山脈で栽培できないだろ?
 それを草原に植えたところでエンディングって、そもそもなんでアルプス山脈に住んでたんだ?危険な動物がいるからじゃないの??



 $4で最後まで“楽しく”見られる映画なことは請け合いです(爆).
紀元前1万年 特別版 [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ
2008-09-10

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1万年ではない・・・ ...
バカ映画ですバカ映画 ...
う~ん、紀元前一万年 ...
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