2011年12月8日木曜日

映画「鴨川ホルモー」

というわけで(謎)、前半「ちょっと退屈かも~?」と思っていたのに終盤すっかりハマってしまった小説「鴨川ホルモー」、読了直前にDVD借りてきた。

 ついでに今、「ホルモー六景」読んいるけれど、こちらも面白い!

 万城目学という作家、変な人物を面白く描くのが本当に巧い。魅力的な変人達に引き込まれる。

 特にこの作品では“凡ちゃん”こと楠木ふみが一番のお気に入り。凡ちゃん可愛いよ、凡ちゃん


というわけで、映画版。凡ちゃん可愛いよ、凡・・・美しい!?


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 てか、なぜに栗山千明!!


 小説から受けたイメージは凡ちゃん童顔で眼鏡を取ると愛らしい顔(コミック版もそういうキャラ)なんだけど、栗山千明は違うだろ?

 って、思ったらおねーさん、最初から飛ばしまくります。凄いです。酷いです。美人のイメージが台無し!


 挙動不審この上なし(^ワ^)


 マジ、よくぞこんなキャラ引き受けたよね!?


 代替わりの儀で女性4人のうち一人だけレナウン娘踊ってみたり(でも、脱がないよ^^;)
 終盤のオニを操るときの表情とポーズは最高(爆)

 ストーリーは基本原作を踏襲しているが、映画の尺に収めるためか後半17条ホルモーの部分が原作と違う。まぁ、8チームトーナメントを映画の中でやるのは時間的に無理か。

 もしテレビドラマ化するなら是非やって欲しいところ。

 ちなみに京大青竜会ブルースの面々が楠木ふみの可愛さに気づくのは結成の会合に楠木ふみがバイト先のイタリアンレストランのユニフォームを着てきた時になっている。いつも垢抜けない地味な服装の凡ちゃんが、チェック柄のベストを着て来て、他のメンバーがみんな凡ちゃんに見惚れながら打ち合わせしているのがおかしい^^;


 そうそう、代替わりの儀はきっちりやってくれました。“サムシング”が雲の中だったけど(謎)


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 大人計画の荒川良々の何浪何留したのかわからない大学生姿や、濱田岳のちょんまげもなかなか。ただ、山田孝之がちょっと主人公にしてはガタイが良すぎる感じがした。もうちょっとひ弱い方が良さそうな?

 ストーリー的に残念だったのが、主人公を除いた話の軸をちょんまげの濱田岳寄りにしてしまい、ヒロイン凡ちゃんの活躍が少なかったこと。

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 ホルモーの操作術と戦術において凡ちゃんには芦屋を上回る秀でた才能があることが映画からはわからないのが残念。原作の凡ちゃんは早良京子なんて相手にしてない。

 それと、ラストの安倍と凡ちゃんのやりとりはもっときちんとやって欲しかった。「凡ちゃんが安倍にお願いするシーン」は削って欲しくなかったな。

 とは言え、映画は映画で楽しめたな。オニの特撮も違和感なかったし。スピンアウトの「ホルモー六景」も面白いので、併せて青春コメディとしてテレビドラマ化しないかな?


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2011年12月6日火曜日

小説「鴨川ホルモー」

小説「プリンセス・トヨトミ」がかなり面白かったので、『関西三部作』の残り1作、「鴨川ホルモー」も読んでみた。そして読了する直前にレンタルでDVD借りて読了直後に鑑賞。うん、これは映画もかなり良い出来(映画の感想は後日)

 ちなみに、「鹿男あをによし」はドラマを見て原作、「プリンセス・トヨトミ」は原作読んで映画の順。

 「鴨川ホルモー」は原作読んで映画の順だったけれど、もしかして逆の方が良かったかも?
 というのはホルモーという競技のイメージがなかなか掴めなかった。小説前半はホルモーが秘匿されたままで話が進むし、中盤でホルモーの全容が明らかになるものの、詳細な説明を想像たくましく解釈しなければならない。こういう時は映像って便利だ。

 そのホルモーの対戦描写(というか対戦数)が意外にも少なかった(゚-゚;

 もっと「ホルモー」での対戦をメインに話が進むものと期待して読んでいたのでちょっと肩透かしな気分だったが、実はこの小説は友情と恋愛がメインの青春小説だった!

 万城目学作品につきものの、強烈に変な男性キャラクター(“チョンマゲ”高村)と女性キャラクター(“凡ちゃん”楠木)も健在(というか、こっちが元祖だね^^;)。主人公も「鹿男あをによし」並にダメダメなヘタレ男。役者は揃ってる。そういう意味ではパターン化されているのか?^^;

 その中でも出色なのはヒロイン楠木ふみが超偏屈なこと。「鹿男あをによし」の堀田イト以上にツンデレ。というか、「デレ要素」が終盤までほとんど出てこない。普段はまともな会話が出来ないほど口下手で無表情^^;

 さらに、主人公のダメ具合も「鹿男あをによし」より酷いくらいだ(苦笑)。卑屈な上に極めて鈍感。京大生だから当然頭は良いのだろうが、その頭脳を卑屈な思考(と早良京子の鼻)へ振り向けすぎだ^^;

 物語は中盤、吉田神社でのハチャメチャな代替わりの儀があったり、失恋のショックで安倍がいきなり引き篭りになったり、同じチーム内の恋敵の顔も見たくない安倍の提案でサークルが分割されて8チームによるトーナメントで対戦したりしながらクライマックスへ。

 序盤から“十七条ホルモー”に至るまではホルモーがイメージしずらかったりで(説明も長い)、あまりテンポは良くない。「プリンセス・トヨトミ」の場合は序盤の建物にまつわるミステリーが面白かったので、すんなり読めた。

 しかし、話は本作品のヒロイン、楠木ふみが安倍のサークルの軍師になる終盤から俄然盛り上がる。ここからはとても面白い!!
 凡ちゃんメガネを取ると意外と可愛いいことに気づくなんてのはお約束的な展開でベタな設定ではあるが^^;


 そしてトーナメント決勝戦前日、安倍の不用意な一言から楠木ふみの本心が。ここで、激怒した楠木ふみを見て「え、まだわからないのかよ?」って思ったら安倍が意外なことを考え出すので一瞬「え、そっちが真実?俺が間違っていたのか?」と驚いたが、やっぱり安倍の思考が間違っていた(爆)


 安倍の鈍感ぶりは半端ない。楠木ふみ渾身の平手打ちくらって当然だよ。ってか、楠木ふみのツンデレぶりも半端ないな^^;

 しかし、これで安倍も目が醒め、凡ちゃんの大活躍もあって物語はハッピーエンドへ。

 全体的には荒唐無稽な設定の物語なんだけど、「ホルモー」の部分をリアルな対戦競技に置き換えてもストーリーは成り立つ、サークル活動をテーマにした学生生活を追った小説というとろこか。もっと大風呂敷を広げてもよかったかも知れないが、そこは地球滅亡を扱った(爆)「鹿男あをによし」や大阪独立(?)を扱った「プリンセス・トヨトミ」に譲ることになった。

 逆に考えれば『本当に「ホルモー」ってあるのでは?』と思えてくるところが面白い。

 ただ、罰を受けるのはご免だな^^;


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2011年12月3日土曜日

WALKMAN“Zシリーズ”

 イヤホンを新規調達してしばらくご機嫌だったWALKMAN Xシリーズ。最近、充電・接続端子が若干接触不良になってきて充電に失敗するようになってきた。さらに先日、購入後初めてフリーズ。これがいわゆる「SONY品質」というやつか?(爆)


 というわけで、やっぱりWALKMAN買い替え?“Zシリーズ”?^^;
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 Zシリーズ、携帯音楽プレーヤーとしてはかなり大きめ。すでに量販店にモックが並んでいるけれどでかい。
 でも個人的には魅力的。

 長距離通勤者なので電車の中で動画を観る機会が多いんだけど、XシリーズやAシリーズでは画面が小さい。では、MEDIASで見るかというと、こっちはNC機能がない

 あと、ワンセグやUst見たり、radikoを聞きながらツイッター使うことも多いからなぁ。

 WALKMAN“Zシリーズ”があれば、Xシリーズ以上の音質で音楽が聴ける上にAndroidアプリも使える。しかもNC機能も付いている。


 と言うわけで、32GBにするか64GBにするか迷い中。2時間の映画をMP4にしても1本1GB以上になるからね。


 ちょっと気になる点は、充電用USBケーブルがWALKMAN専用端子なこと。いっそマイクロUSBにしてくれれば、他のAndroid端末と共用できたのに。

 後はこのサイズがあるなら外部記憶メディアとしてメモリスティックなりSDが使えるようにして欲しかった。
 それとやっぱりバッテリーのもち具合かな?こっちは会社でも充電可能だし、モバイルブースターもあるのでそれほど気にはしないけど。

・・・まぁ、冬のボーナスのお小遣いは消えるな(^-^;











映画『プリンセス トヨトミ』感想

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 最近、原作を読んでかなり面白かったので、始まったばかりのDVDレンタルを借りて鑑賞。

 しかしだ、映画もそれなりに面白かったが、小説の面白さにはかなわない^^;

 残念ながら小説の良さを映画で十分活かせていない気がした。鈴木雅之監督、テレビドラマの「鹿男あをによし」は結構面白いし、「世にも奇妙な物語」では「理想のスキヤキ」(2009年:秋の特別編)やつい最近の「耳かき」(2011年:秋の特別編)など、抱腹絶倒ものの秀逸なコメディを手がけているんだけど、どうもそういう面白さが発揮できていない。この監督は長尺の映画には向かないのかな?

 「鹿男あをによし」の“かりんとう”藤原君と被るキャラとして“ミラクル”鳥居を女性にして綾瀬はるかに演じさせたのは個人的にまったく問題ない(笑)

 が、旭ゲーンズブールがハーフには見えない男(岡田将生)になってしまったのは、非常に残念。

 長身のハーフで外見はフランス人。しかも誰もが振り向くような美人で国家公務員試験上級をトップ合格。しかし中身はフランス語が話せない大阪育ちの29歳。原作ではこの強烈なキャラクターのヒロイン、ゲーンズブールの魅力が遺憾なく発揮されているんだけど、映画ではかなり影が薄い。

 もうひとつ、原作では会計検査院の大阪査察と空堀中学校の真田大輔と橋場茶子を中心とした話が“ほとんど”接点なく進み、クライマックス前にとある企みと事件が重なって「大阪全停止」に発展するのだけれど、映画では序盤から鳥居が真田大輔や橋場茶子に積極的にからんだり、蜂須賀組の殴りこみした人物が違ったりとかなり設定が違っている。

 大阪府警も大阪全停止時に茶子を監禁したり、府庁前で発砲したりと、かなり重要な役回りを担っているんだけど、府警から協力が得られなかったのか、あるいはゲーンズブール旭が男になってしまったことで大幅にシナリオを変えざるを得なかったのか。

 できればセリフはアフレコでいいからフランス人女優を呼んできてでも女性のゲーンズブールを実現して欲しかった。

 後は大輔がなぜ女装なのか、茶子がなぜ“OJO”に絡んでこないのか、その辺の説明も不十分。それに「事情を知らない」蜂須賀の息子がやったことに「事情を知っている」父親(組長)が出てきて殴り込みにオチがつく場面が省略されている。やっぱオチは必要でしょ?大阪なんだし(笑)

 また、OJOが怪しいことに気づくのは原作では歴史に詳しい“ミラクル”鳥居なのだが、映画では松平でしかも忘れ物を取りに行ったためというショボイ理由に。

 やっぱり中盤までの会計検査院と空堀中学の話は平行して進めた方が良かった気がする。


で、笑いの部分が綾瀬はるかのキャラ頼みになったと(爆)


 開店から夜までずっとお好み焼きを食べ続けるとか、笑わせるのはそこ?それ、原作にはないぞ^^;

 と、散々文句書いたけど、綾瀬はるかが出てるだけで十分個人的には満足!<ぉぃぉぃ



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文藝春秋
2011-04-08
万城目 学

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