2007年10月4日木曜日

【映画】ハチミツとクローバー

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監督:高田雅博
脚本:河原雅彦、高田雅博
出演者:櫻井翔、蒼井優、伊勢谷友介、加瀬亮、関めぐみ、堺雅人、西田尚美ほか
音楽:菅野よう子

映画『ハチミツとクローバー』公式サイト


「人が恋に落ちる瞬間を初めて見てしまった」というキャッチコピーで有名なCFのあの映画ですね。
 原作もアニメも人気作品だということくらいしか知らないけれど、蒼井優が出演しているということで見てみました。

 …しょぼい(汗)

 いや、映画全編を通じて登場人物がなぜそこに存在するのかということがほとんど理解できない。きちんと個性を持った登場人物を演じているのは花本はぐみ(蒼井優)一人な気がする。

 後は、真山(加瀬亮)はただの変態ストーカーで、なぜ山田(関めぐみ)がそこまで一途に好きなのかが見えてこないし、原田理花(西田尚美)を真山が執拗にストーキングするだけの説得力も感じられない。
 森田(伊勢谷友介)も単なる奇人だし…まぁ、はぐ(蒼井優)と森田が惹かれ合うことだけは理解できるけれど。

 若さ故の奇行みたいなエピソードだけで2時間が終わってしまった。ある美大生たちの青春の1ページを切り取った(だけ)の物語。見終わっても「ふ~ん、それで?」と言う感想しか出てこないような?

 で、なんでこんなのが人気があるんだと思って、アニメを観たら、

 アニメは面白れぇ!!

 同じノイタミナ枠で放送された「のだめカンタービレ」よりこっちの方が数倍面白い。「のだめ」も後半は頑張っていたけれど、この「ハチクロ」は傑作!って、まだ第一シリーズの前半だけしか観てないんだけどね(汗

 初回からそれぞれのキャラがすごく立っていて「面白くてやがて切ない」話に引き込まれて行く!

 特に「鉄人」が豪快で可愛くて切なくて悲しくてとっても素敵だ。彼女を主役に据えて別の作品ができるだろう。
 これなら森田や真山の魅力も十分理解できる。

 このアニメは原作に忠実らしいし、原作の羽海野チカ自身がアニメ制作に深く関わったらしいので、原作のテイストもアニメと同じなんだろうな。ちなみに中学生の娘は原作を読んだことがあり「コロボックルが出てくるんだよ。面白いよ」とのたまわっていた(笑)

 そう考えると映画版の高田雅博監督は何を意図して制作したんだろうかと疑問が沸いてくる。先行放映されたアニメがこれだけわかりやすく面白いので勝ち目がないと見て“逃げた”のか?←このアニメの重要なテーマね(笑)

 本業が人気CMディレクター(福山雅治出演のXYLISHやオダギリジョー出演のLIFEカードなど)で初監督作品なので気負ったのかも知れないが、冒頭のCFの出来が本編を越えてない気がする。ある意味CFだけを作った方が良かったのかも知れない。

 「漫画をそのまま映画にするのではなくて、ちゃんとしたメッセージが伝わる、映画としての『ハチミツとクローバー』を作りた」かったようだけど、肝心のそれが伝わって来ないんだよね。

 結局CMでメッセージを伝える才能は抜群でも、映画で伝えるだけの力量がなかったってことか?

 しかし、これだけ面白い作品(アニメのことね。多分漫画も)、実写版をこんなもので終わらせるのは勿体ない気がする。別に漫画をそのまま映画にする必要はないが、見応えのあるTVドラマにできないのかな?

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ハチミツとクローバー 第1巻.

2007年10月3日水曜日

沖縄集団自決の真相

沖縄住民集団自決削除 文科相、書き換え容認へ
民主党「沖縄集団自決」教科書検定見直しを要求 参院決議提出へ


・・・まったく政治家という奴等はとつくづく思う。

 沖縄集団自決について、以下のようなメモが知人から送られてきた。
 箇条書きでわかりやすく書かれているので引用する。
沖縄集団自決の真相

昭20年3月:慶良間列島(座間味島と渡嘉敷島)で住民が集団自決。
昭25年:「鉄の暴風」(沖縄タイムス社)が「軍の命令」と書く。
昭45年: 大江健三郎「沖縄ノート」(岩波書店)(現在50版)
 両守備隊長を「ペテン」「屠殺者」「戦争犯罪人」呼ばわり
 「ユダヤ人大量虐殺で知られるナチスのアイヒマンと同じく
  拉致されて沖縄法廷で裁かれて然るべき」
 教科書にも載る。
昭48年:曾野綾子『ある神話の背景』
 ①渡嘉敷島
  赤松嘉次隊長(大尉):「自決するな」と制止
 ②座間味島
  ・自決を指示したのは村の助役
  ・梅沢裕隊長(少佐):手榴弾を呉れと言う要請を拒絶
昭62年:
 宮村幸延(座間味村役場の援護係、助役の弟)が梅沢隊長へ「詫び状」
  「集団自決は村役場助役の命令だったが、
    遺族補償のため梅沢守備隊長の命令として申請した」
平17年:藤岡信勝教授等が現地調査
 伝令兵や役場の職員からも、「軍の命令は無かった」との証言を得る。
平17年夏:
 梅沢元少佐と赤松氏の遺族が、大江健三郎と岩波書店に
  謝罪と出版 差し止め等を求め、大阪地裁に提訴
平19年:高校教科書から「日本軍に強いられ」の文言が消える

��まとめ)
慶良間列島には、海上挺身隊という特攻部隊が配置されていた。
①渡嘉敷島:赤松嘉次隊長(大尉)
 ・村長:赤松隊長に、村が援護法の摘要を受けるため、
  「嘘の証言をして欲しい」と懇願。
 ・赤松隊長:最初は拒否していたが、遂に承諾。
②座間味島:
 ・梅沢裕隊長(少佐)
  手榴弾は渡していない。
  自決を命令したのは助役
 ・宮沢初枝:
 (梅沢隊長に自決用の武器・弾薬を求めに行った4人の村人の生き残り)
  村が援護法の摘要を受けるため、
  村の助役から「軍の命令があった」との証言を強要された。
  後に、梅沢氏に謝罪。
 ・助役の弟:兄が嘘の証言を強要したことを梅沢氏に謝罪

 このメモの内容、ほぼ同じことが小林よしのり氏の「新ゴーマニズム宣言SPECIAL 沖縄論 」に書かれていたと思う。個々の事実も検証されていてほぼ間違いならしい。

 一方で沖縄では教科書検定を非難する大集会が開かれて「私たちの祖父が嘘をついたと言うのか」と主張していた。
 もちろん、そう主張している人たちの祖父等が嘘をついたわけではないだろう。でも誤解していたかも知れない。少なくともその祖父は村の助役ではなかったはずだから。

 村の助役が命令しても、命令が伝達される中で「軍の命令だ」になってしまう可能性は十分にある。軍の命令だと思って聞いた人もいるだろう。

 だからと言って軍の命令だと受け取った事実だけが真実ではない。村の助役が命令したことも真実。

 そういう事実を検証するのが歴史ではないのかな?そして政治家に歴史を勝手に決める権利はない。
 沖縄でかつて悲惨な歴史があったことは事実なのだから、その事実をできるだけ正しく後世に伝えることが一番大切ではないのかな?

新ゴーマニズム宣言SPECIAL 沖縄論

2007年10月2日火曜日

ネタか?沢尻エリカが謝罪

アッコ激怒!エリカ様の不機嫌態度に「シメるから」
 なんでアッコがしゃしゃり出てくるのかわからんが?どっちもどっちという気がしてしまうのは私だけ(苦笑)

エリカ様がご機嫌ナナメだとみんな爆笑?!
で、ウケ狙い(話題作り)かと思ったら...

沢尻エリカさんが謝罪 「諸悪の根源は私」「人間として未熟だった」
謝罪したのではそうではなかったと。確かに映画の内容から考えたらやってはいけない対応だったようだ。

 個人的にはエリカ様にはなんの興味もないので芸能界から干されようがどうしようがどーでも良いんですけどね(笑)

 ちょっと思ったんですが、スポーツ界にもこういう方が多数いらっしゃいますね。現在ではボクシングの亀田兄弟。以前はサッカーの中田英寿も記者を「ナメクジ」扱いしたし、プロ野球選手ではマスコミ嫌いで有名な落合監督。現役時代は奥さんの強烈なキャラも手伝ってすげー揚げ足取られてましたが(苦笑)

 でも、スポーツ選手には記録がありますからね。客観的に評価される記録があれば誰も無視はできない。件の落合さんなんて三冠王3回ですからね。しかも監督になってからもリーグ優勝2回。圧倒的な成績を前に誰に文句を言われる筋合いはないでしょう。

 一方で女優なんてのはイメージ商売なわけで、ネガティブなイメージでスポンサーに去られたらお終い。オーディションや映画賞などで実績を作ればって、マスコミを敵に回すとそういうチャンスさえ奪われることになりかねないですから。

 って、思ったけど所属がスターダストプロモーションだから大丈夫か?(爆)

 もしかして、謝罪まで含めたネタ作りだったりして^^;
 まぁ、本当に失態だったら事務所を追い出されないように気を付けないとね。

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映画「クローズド・ノート」Music Movie with YUI

【映画】フラガール‐地上波初登場!

 ついに映画「フラガール」が地上波登場ですね。10月6日のCX系「土曜プレミアム」で放送されます。

→フジテレビのサイト

 フジテレビとしては、「わが社が作った路線を横取りされた!」な気持ちもあるんでしょうか?それでも地上波初放映というのは、相乗効果(どさくさ紛れ)でフジTV作品ももう一売りするつもり?(笑)

 実はこの映画、最近一番のお気に入り(おせーよ)。“主役が隠し芸大会よろしく特訓したのでお披露目します”的な映画(ぉぃ)、好きです(爆)

 ただ、個人的には
ウォーターボーイズ<スウィングガールズフラガール
ですね(繰り返し観たいと思う頻度で)。

 フジTVが制作して鳴り物入りで公開された他の2作と中堅?のシネカノンが制作して口コミで評判が広がったフラガールは厳密にはコンセプトも違う。フジテレビの2作は高校生の部活の話だけど、フラガールは人生を賭けた挑戦の物語…って書くと大袈裟?

 映画の構成上どうしてもラストのダンスシーンが注目されて、蒼井優の踊りの素晴らしさが語られることが多いけれど(実際そのとおり)、ダンスシーンがなくても蒼井優は素晴らしい女優だなと、演技力は若手ではピカ一だなと思いました。この女優の表現力はいったいどこから来るものなんでしょう?

 「スウィングガールズ」や「のだめカンタービレ」の上野樹里も演技が巧い…ただし本人が納得してないと駄目というかムラがある(苦笑)…けれど、蒼井優は本人が「自分は個性がないところが個性だ」と言ってるとおり、見事に映画の中の登場人物になり切りりますね。

 周りを松雪泰子←主演(メインクレジット)はこの方ですよ(笑)、富司純子、豊川悦司、岸部一徳という錚錚たるメンバーに囲まれながらも見事な演技を見せてくれています。

 彼女が踊るダンス同様、常に指先まで神経が行き届いているかのような演技、ベタながらストーリーもそこそこ面白いので見飽きることがありません。ドラマでの一番の注目はやはり蒼井優の演技でしょう。

 他の役者では富司純子さん。もう安心して観ていられますね。相変わらず凄い迫力です。

 それから豊川が意外と良い演技しています。オールヌードまで披露して頑張ってます(爆)
 あと、隠れお気に入りは池津祥子さん。やっぱ良いわぁ、良い仕事しますわぁ、大人計画(笑)

感想など《以下盛大にネタばれ》

 紀美子は見事なまでにいなかっぺな女子高生で登場。かなり気は強いがちょっと斜に構えているようなところもあって積極的に人前へ出て行くタイプではなさそうな娘。そういう微妙な役設定を蒼井優が見事に演じてます。

 紀美子の家は母子家庭で母親は母・千代と兄・洋二朗の3人暮らし。
母:富司純子(60)、長男:豊川悦司(45)、長女:蒼井優(21)-()内は公開当時の年齢
洋二朗は前妻の連れ子か?偉く大胆な家族構成だぞ(笑)

 この千代が炭鉱で働き、婦人会の会長も努めるという役どころ。旦那を炭鉱の事故で亡くした後、洋二朗が職につくまで女でひとつで家庭を支えて来たという役柄は富司純子さんぴったり。迫力十分であります。

 紀美子と早苗は親に内緒でダンス学校に通い始めるも、紀美子は学校を欠席したうそがすぐばれて、勘当同然に家を飛び出し、早苗は父親に内緒でダンスを続けます。

 一方、ダンス学校の先生、まどか(松雪泰子)は大酒飲みで借金まみれという役。実際にモデルとなったカレイナニ早川常磐音楽舞踊学院最高顧問は大酒飲みでも借金まみれでもなかったそうで、この辺の設定は不要なんではと思ってしまいました。実際、後半でこの設定でストーリーが破綻してます。

 紀美子が本気でダンスに打ち込もうと決心したのは反発していたまどか先生がひとり踊るタヒチアンダンスを見てから。でも、よーく見ると松雪泰子は大して腰を振って踊ってないんですね。なんだかスローでごまかしている感じで切れも悪い。終盤で2度同じダンスを踊る蒼井優に完全に負けています。

 その蒼井優のダンスの方はネットで練習風景の映像見つけたけれど、きちんと腰振って踊ってます。蒼井優のステージのリハーサルでは松雪泰子が「優ちゃんすごい」って感動して泣いてます(某有名動画サイトで見られます)。

 このダンススクール開始時の生徒数があらすじ(後掲)にある4人。紀美子たちの真剣さに平山もまじめに指導に取り組み始める。そして相次ぐ炭鉱の雇用削減で家計を支えようとメンバーが増えていく。

 最初の4人でさえ、まどか先生に「一生ダンスなんて無理」と言われていたわりには、いきなりみんな上手に踊りだしますね(笑)

 ここで、まどかのところへ借金取り(寺島進)がやってきて、間に入った洋二朗に自分が「エイト・ピーチェス」だったことを話します。ちなみにSKDでエイト・ピーチェスが結成されたのは昭和31年なので、それから9年経っているってことですね。

 で、まったくの余談ですが義父の親友の夫人がエイト・ピーチェスだったそうで、家内が子供の頃、そのおじさんの美人なのでびっくりしたら「もうおばさんだけどね」と照れながら教えてくれたそうです。当時はSKDの看板娘でかなりのアイドルだったらしいです。

 紀美子をフラダンスに誘った親友の早苗は、家で妹弟たちに衣装を着て見せているところに炭鉱を解雇された父親(高橋克実)が帰って来て修羅場に。

高橋克実演じる暴力的な親父の役。
ここのところ、とぼけたおっさん役が多いだけにびっくり。

…まぁ、ヤマの男ですからね。そしてばさばさに髪を切られて顔を腫らした早苗を見てキレるまどか先生はヤマの男以上(爆)。
 血相変えて木村をぶっ飛ばしに銭湯に乗り込む文字通りの体当たり演技を見せてくれます。ここで紀美子の兄がオールヌードを披露して笑わせてくれます。

 結局職を失った早苗一家は夕張炭鉱へ引越し。翌日からキャラバンが始まるというのに、ショックで練習に身が入らない紀美子を平山が叩いてしまい、紀美子はダンス場を飛び出す。

 朝青龍ホームシックになって何とも情けない顔して、自宅で仕事している母をストーキング覗く紀美子を兄が見つけ、居酒屋へ。

 映画とは言え18歳の娘っこにコップ酒飲ませていいんかい?
ってか、コップ酒一杯を一気飲みしても顔がほとんど赤くならない紀美子は酒強すぎ(笑)。

ただ顔を赤らめるメイクをするのではなく、細かい仕草で酔ってる雰囲気をちゃんと出してます。芸が細かいぞ。
 そして、二人のやりとりが兄妹らしい。酒が入って明るくなった紀美子の表情がとても良いですね。この時の蒼井優は21歳なんですが、抵抗なく高校生に見えます。

 最近の留年生だらけみたいな無理やりな高校生が多い学園ドラマは見習え(爆)

ってこの時は既に中退状態か?^^;

 兄のおかげで吹っ切れてキャラバンに参加する紀美子。「ごめんなさい」の代わりに平山に「イーッ!」って笑顔をするのが可愛い。ところが、初めてのキャラバンは緊張し過ぎて大失敗。平山の呼びかけも聞こえず、無理やりな笑顔を作ったまま一人練習する紀美子といつまでも壁と会話している小百合(しずちゃん)が笑わせてくれます。

 ついには観客と喧嘩おっぱじめる紀美子(気が強ぇえ!)
洋二朗が言ったとおり、かーちゃんも先生も紀美子も女は強ぇえ←ちょっと意味が違う

 バスの中で失敗の責任をなすりあい喧嘩を始めるメンバーに切れる平山。何とも切れやすい先生だ(笑)

 2回目以降は平山の元にメンバーの気持ちもひとつとなり、リーダー紀美子が小百合や初子をうまくフォローし、キャラバンも順調に進みだし、評判が評判を呼ぶようになる。
 最初はぎこちなかった紀美子の笑顔が実に美しい笑顔に変わる。
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 ロングドレスを着て優雅にハワイアンを踊るシーン、短いシーンだけど蒼井優の笑顔が本当に輝いています。このシーンだけをずっと見ていたいと思うくらい良い表情をしています。

 「この人はいったいいくつの笑顔のパターンを持ってるんだ?」と思うくらい豊富な表情を見せてくれます。おぢさんぞっこん^^;

 それが、キャラバン公演後のバスのシーンではいかにも普通のいなかっぺの表情してるんですよね。

 で、炭鉱とくればどうしても避けて通れないエピソードが落盤事故。小百合の父親が事故に巻き込まれてしまいます。

 ここからはしばらくは無理やりな展開な気がします。

 小百合の父が落盤に巻き込まれたことを知って、まどかは公演キャンセルを決断するが、小百合が「父はきっとそうしろと言う」と舞台に立ち、その夜村人に非難されると「指示した私の責任だ」と言い出す。

 普通ならここで責任を取るのは吉本部長(岸部一徳)でしょ?借金まみれで行く場所もない筈なのに簡単に町を去る決心をするというのはいかにもドラマ的な展開。

 この後、温泉工事の遅れで椰子の木が枯れそうになり、裏切り者扱いのハワイアンセンターの職員が労組の役員に土下座してストーブを借りようとする、千代が早苗から届いた郵便物を紀美子に届けに行き、初めて紀美子のダンスを見る、町を去ろうとするまどか先生を紀美子がフラダンスの手話で引きとめようとするという3つのエピソードが絡みながら常磐ハワイアンセンターのオープンを迎えます。

 ここではダンス学校での蒼井優と富司純子の無言の会話が見もの。練習場で千代に見つめられながら一人ダンスを続ける紀美子。二人とも終始無言ですが、今の自分を見せたい紀美子とそれを見て自分の先入観が間違いだったことに気づく千代の心情の変化が見事に表されてます。
 その後、気車で町を去ろうとするまどか先生にフラダンスの振りで気持ちを伝える紀美子、何とか涙を堪えながら思いを伝えようとする表情がまた素晴らしい。

 蒼井優と富司純子の演技を見せたいがために無理やりな展開に持っていった感はありますが、それだけに見応えは十分です。

 最後のダンスは語る必要もないでしょう。ただ、タヒチアンダンス終了後にみんなが泣き笑いする顔をいつまでも映す必要は無かったような。あのシーンがなくてもダンサーの気持ちは十分観る者に伝わってると思うのですが。そこは上野樹里の笑顔でストップモーションにした「スウィングガールズ」の勝ちかな?

 でも、ノスタルジックな雰囲気も漂わせながら、高度成長期から転換期に移る日本の労働者の苦悩を織り交ぜつつ、これだけのドラマを作ったというのは評価できると思います。

・・・って、理屈抜きに見ても楽しいです(笑)←ぉぃ

《Story》(公式サイトから)

昭和40年、福島県いわき市の炭鉱町。
“求む、ハワイアンダンサー”の貼り紙を見せながらここから抜け出す最初で最後のチャンスだと、 早苗(徳永えり)は紀美子(蒼井優)を誘う。
男たちは、数世代前から炭坑夫として、女たちも選炭婦として、働いてきた。
だが今や石炭から石油へとエネルギー革命が押し寄せ、閉山が相次いでいる。
この危機を救うために炭鉱会社が構想したのが、レジャー施設「常磐ハワイアンセンター」だった。

紀美子の母・千代(富司純子)も兄・洋二朗(豊川悦司)も炭鉱で働いている。
父は落盤事故で亡くなった。母は「百年も続いたウヂの炭鉱は天皇陛下までご視察にいらしたヤマだぞ」と自慢し、炭鉱を閉じて“ハワイ”を作る話に大反対。
それでも紀美子と早苗はフラダンサーの説明会に出かけるが、ほかの娘たちは、初めて見るフラダンスの映像に、「ケツ振れねえ」「ヘソ丸見えでねえか」と、逃げ出してしまう。
残ったのは、紀美子と早苗、それに会社の庶務係で子持ちの初子(池津祥子)、そして父親に連れてこられた一際大柄な女の子、小百合(山崎静代~南海キャンディーズ・しずちゃん)だけだった。

そんな中、娘たちにフラダンスを仕込むために、ハワイアンセンターの吉本部長(岸部一徳)は東京から平山まどか先生(松雪泰子)を招く。本場ハワイでフラダンスを習い、SKD(松竹歌劇団)で踊っていたダンサーだ。最初は田舎町を軽蔑し、ど素人の娘たちに踊りを教える意欲もないまどか先生だったが、紀美子たちの熱心さに次第に真剣になっていく。
実はまどか自身が母親の借金を背負い、半ば自暴自棄になっていたが、ひたむきな娘たちと接するうちに夢を持つ大切さを思い出していた。そんな彼女の教えは、どんなに辛い時でも「スマイル」、笑顔をなくさないこと。
しかし、世間の風当たりは依然強く、さらに予期せぬ出来事が起こり・・・。
果たして常夏の楽園は誕生するのか?無事に笑顔でオープンの日は迎えられるのか?

フラガール メモリアルBOX

【流行語】アサヒる

 いつも新着エントリをチェックしている方のブログで立て続けに「アサヒる」という言葉を見て、違和感なく「あ、捏造するって意味だな」と思っていたが、この言葉が実は9月25日に生まれた新造語だと言うのは意外だった。

「アベる」とアサヒったため炎上:noharm
「そういうことか」:クルトンパパのいろいろ日記

って、そもそも「アベる」って何!? 聞いたこともないと思ったら、なるほどねー(爆)
以下、新造語発祥の記事。貴重なので全文引用させてもらいましょう。


青白い顔、張りない声 おわびで幕 安倍首相会見(2007年09月25日00時02分)
 やつれたような表情、張りのない声……。入院から12日目、東京都内の慶応大病院で記者会見した安倍首相にかつての力強さはなかった。辞意表明の時期を「最悪のタイミングだった」と自ら反省。辞任を決めた最大の理由は体調不良だったと強調した。会見のテレビ中継を見た識者らは、病状を気遣いつつも、厳しい印象を口にした。

 安倍氏は、辞任の最大の理由が健康問題だったとしたうえで、「在職中に自らの体調について述べるべきでないと考えていた」と釈明した。

 コラムニストの石原壮一郎さんは「自分勝手な美学で情報を隠し、国民を混乱させた」と話す。

 辞任時に体調不良を明らかにしていれば無用な混乱はなく、イメージダウンも防げたのではないかと指摘する。

 「『アタシ、もうアベしちゃおうかな』という言葉があちこちで聞こえる。仕事も責任も放り投げてしまいたい心情の吐露だ。そんな大人げない流行語を首相が作ってしまったのがカナシイ」

 安倍氏は濃紺のスーツに青いネクタイ。顔色は青白く見え、話しながら何度も唇をなめた。

 高木勝・明大教授は「生気がなく別人のようだった」と気遣いつつも、「厳しいようだが、健康管理ができない人に首相の資格はない」。

 謝罪の言葉はあったが、国民に対する謝罪は政府、与野党関係者の後だった。高木教授は「順番が逆だ。会見は単なる言い訳ばかりだった」。

 この日の安倍氏は、目に力が感じられず、声にも張りがなかった。自身は「ここ1カ月で、自らの意志を貫く基礎となる体力に限界を感じた」と説明。医師からは、入院から12日たっても食欲が回復せず、5キロ減った体重が元に戻っていないことが明らかにされた。

 精神科医の和田秀樹さんは「機能性胃腸障害だけでなく、精神的にも追いつめられていたのではないか」と指摘する。

 「そうだとすれば、『無責任』とか『逃亡した』といった批判は、病状を悪化させるおそれがある。安倍さんの政治信条に共感はしないが、今回の件では、気の毒に思えてしまう」と案じた。

 安倍氏は入院中の21日、53歳の誕生日を迎えた。会見では、25日の首相指名の投票に参加し、次期衆院選にも立候補する意向を表明。そのうえで、「1人の国会議員として力を尽くしていきたい」と語った。

 草野厚・慶大教授は「国会議員を辞めるなら『お疲れ様』と言ってあげたいところ」としながらも、「再起を期すつもりなら、ウソをついてはいけなかった」と指摘する。辞任会見では、インド洋で自衛隊の給油を継続するための「局面の転換」を辞任の理由に挙げていた。小沢民主党代表に呼びかけた党首会談が実現しなかったことも一因に挙げていたからだ。

 「本当は体力がもたないから辞めるのに、人のせいにした。よくよく反省しないといけない」

 さらに草野教授は、「議員辞職の可能性まで一部で報じられた中で、この会見は、まだまだ政治家として仕事をしたいというアピールだった、とも受け取れる。アピールにしては弱すぎるけれども」と話した。

“『アタシ、もうアベしちゃおうかな』という言葉があちこちで聞こえる。”って、今まで一度も聞いたことがないし、書いたのを読んだのもこの社説だけなんですが。
・・・と思ったら彼の著名なコラムニストな木村剛氏だけは使っていることが確認されたそうで。

一方の「アサヒる:ですが...一度聞いただけで何を意味するか明快にわかるところが素晴らしいですが、さらにきちんとウェブ上に説明もあったりして(笑)

2ちゃんねるに記載
アサヒる あさひる
捏造する。でっちあげる。執拗にいじめる。

語句の由来

朝日新聞社が『アベする』なる語句を創出してまで自らの論調に相容れない者を執拗に攻撃することから。

あさひ・る【朝日る】
��動ラ五[四])
(1)事実を捏造して悪く言ったり笑ったりする。
 「堂々と―・る」「一国の首相を―・る」
(2)自分の利益のために、ごまかしてうまく立ち回る。
(3).麻薬等の薬物により酔った責任能力のない状態になること。
 「あの社長の息子さん、この前夜道でー・ってたわ」
(4)売国をする。国を売る。
 「今度の首相はー・るつもりか?」

□まれに親韓派、親中派の行動を指して使われることもある。
 「あの人、最近ー・ってるよね」

なんだか色々な意味で「あるある大事典」だな。これは(笑)

「はてな」に記載
● アサヒる
2007年9月25日発祥。
朝日新聞の記事があまりにも荒唐無稽のため、ネットにて使われだした言葉。
現在多くの日本人が使い、幅広く認知されている。
●意味
・嘘をつく ・捏造する
・希少資源を破壊する ・国を売る
・特定の外国(人)を執拗に擁護する
・気に入らないことをもみ消す
・wikiを監視し、自己の都合に合わせて改竄する
・洗脳する ・弱った人に追い打ちをかける
・言論の自由を盾に他の言論を弾圧する
・他人を陥れようとして墓穴を掘る(類似後:ブーメラン)
・大声で荒唐無稽な主張を何度も繰り返す
��---------------------------------
● アサヒストリー
朝日新聞的歴史(史観)
●意味
・慰安婦問題、南京大虐殺などのような事実に反する歴史認識
��---------------------------------
● アサヒニスト
朝日新聞社員
●意味
・捏造請負人
��---------------------------------
●アベする
ホラムニスト石原壮一郎氏により作成された造語。
本人は流行っていたと思っているらしい。
また石原氏は間違った用法で引用した模様。
●意味
・巨大な権力に立ち向かい、たたかれてしまうの意

うーむ、素晴らしいですね。類似後(って、語だろうよ)の「ブーメラン」が泣かせます。

 今年の流行語大賞が狙えるかも?(爆)

 さらにホラムニストという新しい職業まで出てくるし(笑)。
 で、件の著名ホラムニスト、石原壮一郎氏ですが、なんとウェブリブログのユーザーなんですね。しかも、そのブログは既に「アベしちゃってる」ようですが...

石原壮一郎の大人力ブログ」ってどこが大人なんだか?(笑)
あ、そっか「大人は嘘をつく」か!?

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日本人が勇気と自信を持つ本―朝日新聞の報道を正せば明るくなる