2006年9月12日火曜日

なぜ公務員は飲酒運転をやめない?

 シス卿が 『「公務員の飲酒運転」報道について一言』というエントリで、統計的根拠がないことにマスコミの情報操作であるとの結論を付けている。

 ほぼその通りだろう。

 で、そのシス卿のエントリに『まぁ、昔から「酒の席のことは多めに見る」という風潮があって、公務員は特にそれが根付いてるんでしょう。』なんてコメントを書いたら『なにか さとしさん までマスコミの印象操作に乗ってしまっている感じがいたします。』なんて鋭いツッコミをいただいた(笑)

 ではこの記事はどうですか?

飲酒運転処分急増96人、「原則免職」は9県市だけ

 福岡市職員の飲酒運転による3児死亡事故を受け、読売新聞が47都道府県と15政令指定都市(計62自治体)を対象に、2001年度以降の飲酒運転による公務員の処分者数を調査したところ、昨年度までの5年間では、昨年度が96人と最も多かったことが分かった。

 飲酒運転に対しては01年度以降、法的に厳罰化が進んだが、公務員の規範意識は向上が見られない。また、62自治体に処分規定を尋ねたところ、「飲酒運転をした職員を原則的に懲戒免職」とする厳しい基準を設けているのは9県市だけだったことも判明。今後、さらなる厳罰化を求める声が強まりそうだ。

 調査は各自治体の人事担当部局に直接取材する方法で実施し、処分者数(教職員、警察官は除く)を集計した。

 と、引用しておいて言うのもなんだが、一見、私のコメントの裏づけになりそうなこの記事は、単なるマスコミの情報操作な気がする(笑)

 そもそも「公務員の規範意識は向上が見られない」という根拠はこの記事からは読み取れない。昨年度、処分者数が多くなったのは基準が厳しくなったからとも言える。それと「飲酒運転をした職員を原則的に懲戒免職」というのは一般より厳しい処分という気がする。同様の厳しい社員規則がある会社はそんなにないだろう。

 一方で、福岡での痛ましい事故以来公務員が自粛しているかというとそうは見えない。そうは見えないからしっかりマスコミの餌食になっている。

 では、私がマスコミの印象操作で『「酒の席のことは多めに見る」という風潮があって、公務員は特にそれが根付いてる』と思ったかというとそうでもない。どちらかと言えば経験則でそう思っている。

 シス卿のコメントの中に
公務員とか、大企業とか、そういうのって叩くと面白いですからね。
というのがあるが、まさにこれ。
 今のところ大企業の社員はバッシングの対象になっていない。つまり、なぜ公務員はバッシングされてサラリーマンはバッシングされていないのかというところにその理由がある。

 リスク管理においてサラリーマンには抑制が効くシステムが存在して、公務員は存在しないためである。

 まず、酒気帯び運転する人の論理は必ずと言って良いほど「自分だけは大丈夫」である。
 この部分は公務員だろうがサラリーマンだろうが変わらない。酒飲みというのはそういうもんだ。酒が飲みたくなると「酒が強いから」、「飲んでから一時間は寝たからから大丈夫」などと勝手な論理で飲酒を正当化してハンドルを握る。

 一方で罰則であるが、飲酒運転した本人に対する直接的な処分自体は上記報道からするとサラリーマンより公務員の方が厳しいかも知れない。

 ついでに、クルトンパパさんが、飲酒運転4回の公務員が懲戒解雇されたことを「当然のことだ」と書かれているが、この公務員は事故を起こしたわけではない(と言っても飲酒運転はれっきとした犯罪だが)のでモラルの問題で懲戒解雇になったと言える。社会的にはその都度制裁を受けているので、この公務員が自動車を運転するのが仕事でなければ解雇までは厳しいかなという気もする。

 ただし、公務員が飲酒で懲戒となったとしても、その影響は(幇助は別として)せいぜい上司が監督責任を問われるだけである。一方のサラリーマンは、場合によっては会社全体に及ぶ。

 サラリーマンが不祥事を起こして会社名が報道された場合、会社の信用は失墜し、業績が悪化する。そうなると、その年のボーナスは大幅減を覚悟しなければならない。下手すればそこからリストラが始まってしまう。最悪の場合は会社がなくなる。実際、これまで社員が不祥事を起こしたがために消滅した会社は枚挙に暇がない。

 一人の自覚のない馬鹿のために社員全員の生活が脅かされるわけだ。こんな割に合わない話はない。

 したがって、同僚が酒を飲んで車を運転しようとしたら、運転席から引きずり降ろし、タクシーにぶち込んでお見送りとなる(笑)

 別にサラリーマンのモラルが高いわけでもなんでもなく、たとえ自分とは面識のない社員が起こした不祥事でも自分の生活に打撃を与えるというシステムがしっかり整備されているだけである。

 公務員の場合は、業績(税収)と不祥事はまったく関連性がないので、こういうシステムは整備されない。結局は本人の自覚だけに任されるわけである。

 となると、社会的に一人の馬鹿に周囲が巻き込まれる仕組みを整備するしかない。今回の福岡の事故では、同乗者、水を持ってきた同僚など、芋づる式に逮捕されたが、事故におよばない飲酒運転であっても、警察はどんどん幇助罪で取り締まりをすべきである。

 ネズミ捕りやるよりも、社会の健全化のために貢献できると思うが、どうだろう?


アルコール―少量飲酒習慣から健康障害が始まる

2006年9月10日日曜日

炎上に便乗するつもりはないけれど

 前のエントリを書いたので、問題となった乙武氏のブログを読んでみました。

男であろうが、女であろうが、皇室であろうが、民間人であろうが、命の重さは等しく、尊ばれるもの。そう思っていた僕には、内親王がご誕生した時よりもはるかに舞い上がった今回の慶事ムードに違和感を覚えてしまったのです。


どんな命でも尊いはずだ。

 一般常識としては非常に正しいんですが、皇室の男子誕生という場合に限っては正しくないですね。

 まぁ、今回の色々な人のコメントで個人的に一番愚かだと思ったのは、以下の高橋教授ですが。

【識者コメント】愛子さまを皇位継承者に/有識者会議で議論を

 有識者会議のメンバーが「有識者会議があれだけエネルギーをかけて結論を出した以上、皇室典範を改正して、皇位継承は男女を問わず第1子優先とし、女系も皇統と認めるべきだ。」等というコメントしかできないということは、その会議がいかに無意味だったかを証明しているようなものです。

 乙武氏にしても高橋教授にしても、現在の自分の価値観で判断しているだけ、歴史や伝統に対する認識がなさ過ぎます。

 日本が有史以来、時には戦争までして、つまり人を殺しあうほどのエネルギーを使ってまで男系天皇の系譜を守ってきた歴史をどう考えますか?

 有識者会議の議論など机の上で闘わせた、たかだか1年程度のもの。そんな小さなエネルギーは現代まで天皇制を維持して来た莫大なエネルギーの足元にも及ばないでしょう。

 その莫大なエネルギーがあったからこそ、男女平等の基本的人権を謳った日本国憲法が制定された時にも皇室だけは対象外となったわけです。

 つまり、男女平等という権利が及ばない皇室であるからこそ、男子つまり将来のお世継ぎが生まれたことは格別の慶びであって何もおかしくないのです。

 皇室を男女平等の価値観で論じたいなら、まず皇室典範を改正してからでしょう。そして皇室典範の改正するなら、国民の誰もが納得するような、これまで守られてきた伝統よりさらに素晴らしい、先人達に恥ずかしくない理念が必要だと思います。

 少なくとも、歴史や伝統に対する畏敬の念を持てない人が軽々しく自分の価値観で論じる問題ではないと思いますよ。

人気blogランキングへ


皇室典範

炎上に便乗(笑)

乙武洋匡氏のブログの小炎上で寄せられたコメントを深く吟味する

 まぁ、流石というかなんというか、バトルロワイヤルの場外で静かにほくそ笑んでいる闘神みたいなものか?

 でも、実は本人が燃料補給に参戦している可能性もなきにしもあらず(笑)

それにしても侮れないぞ>e-アフィリ!ってか、空気嫁

人気blogランキングへ

けなす技術

2006年9月8日金曜日

国税調査官のお仕事って?

女高生のスカート手鏡でのぞく、国税調査官を逮捕
 手鏡で女子高校生(17)のスカートの中をのぞいたとして、神奈川県警戸部署は7日、神奈川税務署国税調査官太田光紀容疑者(37)を県迷惑防止条例違反の現行犯で逮捕した。

 太田容疑者は7日午後3時15分ごろ、横浜市西区のJR横浜駅ビル「ルミネ横浜店」内の上りエスカレーターで、県立高校2年の女子生徒の後ろに立ち、二つ折りの手鏡を使って女子生徒のスカートの中をのぞいた。


 国民のケツゼイの調査に飽き足らず、国民のケツの調査までしていたのか、なんて仕事熱心なやつだ。

 きっと、「どうやってケツの毛まで毟り取ろうか」と考えていたんだろうね。

 しかし、横浜って手鏡持った男が集まるところなのか?(笑)

 ちなみに本来は「国税調査官は、所得税、法人税、相続税などの直接税及び消費税、酒税などの間接税について、納税義務者である個人、会社等を訪れ、適正な納税申告が行われているかどうかの調査・検査を行うとともに、申告に関する指導などを行う」お仕事です。

人気blogランキングへ

国税当局からみた 税務調査のターゲット―実地調査の急所と対策

2006年9月6日水曜日

【慶祝】親王さま ご誕生

 もちろん、女児がご誕生されても目出度い事に変わりはないが、ここはやはり
親王様、ご誕生おめでとうございます!

だろう。

 ぜひ、健やかに育っていただきたいです。

 さて、永田町ではここぞとばかりに「皇室典範改正は慎重に」という発言が飛び交っているようだ。お目出度いことである(笑)

 個人的には女性天皇は容認しても、女系天皇は反対だ。「男女平等社会」や「Y染色体理論」などが根拠なっているようだが、何れにも組する気がしない。

 唯一言えることは、2600年と言われる日本国の有史以来連綿と紡がれてきた男系天皇という「伝統」を、現代人の小賢しい理屈で捨ててしまって良いんですかってこと。

 「改正するな」とは言わない。でも、親王様が成人される20年くらい(お子様ができる40年!?)の間に真剣に議論されれば良いのではないだろうか?

秋篠宮さまと紀子さまの愛の十二章