2006年5月24日水曜日

SLC-1000にSWAPを作成

 SLC-1000でネットワーク接続してOperaを起動してZplayerを起動してなんてやってると、すぐ「メモリー不足です」って言われるのでSDカードにSWAP領域を作成してみました。

 最初は、サムさんが公開されているMemoryMonitorAppletを利用させていただいてましたが、なぜかSWAP領域が最大16MBしか確保できず、それもすぐいっぱいになるので、ちゃんとSDカードにSWAP用パーテーションを切ってみました。

1.事前準備

SLC-1000付属CDにあるqpe-terminal-jaをインストール。
SDカードの内容は消えますので、あらかじめバックアップしておきます。

2.SDカードのパーテーション作成

(1) まずfdiskを起動します。
bash-2.05$ su
# fdisk /dev/mmcda

 後は以下のコマンドを使いながらパーテーション№の1にシステムID 1(Win95 FAT32)、2にシステムID 82(Linux swap)のプライマリパーテーションを作成します。
m ヘルプの表示
p パーテーションテーブルの表示
d 既存パーテーションの削除
n 新規パーテーションの作成
t パーテーションのシステムIDの変更(標準が83なのでbや82に変更)
w 作成(修正)したパーテーションテーブルを書き込む

 作成結果はこんな感じになります(512MBのSDカードです)
DeviceBootStartEndBlocksIdSystem
/dev/mmcda112425436480bWin95 FAT32
/dev/mmcda2242627856474882Linux swap

 ちなみにザウルスの初期設定ではSDカードのパーテーションは1(/dev/mmcda1)と2(/dev/mmcda2)が認識されます。「SDカード」として認識されるのは1です。

3.SWAP領域のフォーマット

# mkswap /dev/mmcda2
 これでパーテーション2がSWAP領域として利用できるようになります。

3.SWAPをONにする

# swapon /dev/mmcda2
 前述のMemoryMonitorAppletでもSWAPが動作していることがわかります。

 ターミナルから確認するときはこんな感じで確認できます。
# more /proc/meminfo

total: used: free: shared: buffers: cached:
Mem: 63590400 49459200 14131200 0 69632 21344256
Swap: 66297856 897024 65400832
MemTotal: 62100 kB
MemFree: 13800 kB
MemShared: 0 kB
Buffers: 68 kB
Cached: 19968 kB
SwapCached: 876 kB
Active: 5908 kB
Inactive: 15004 kB
HighTotal: 0 kB
HighFree: 0 kB
LowTotal: 62100 kB
LowFree: 13800 kB
SwapTotal: 64744 kB
SwapFree: 63868 kB

3.起動時にSWAPを自動的にONにする

 サムさんが紹介されているキジモナカズバさんの設定と同様にすれば設定できます。
 ただ、/etc/rc.d/init.d/swapの内容が
# swapon /dev/mmcda2
になるだけです。
 シェルスクリプトは、
# echo 'swapon /dev/mmcda2' > /etc/rc.d/init.d/swap
ってやればviを起動しなくても簡単に作れます。←vi苦手な人(笑)

 さて、メモリ不足は解消したかな♪

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Linuxザウルスをカスタマイズして使う本―SLC3000

2006年5月22日月曜日

ザウルスでネットラジオ2

 いつも情報収集の拠り所にさせていただいている、「MOBILE DAILY NEWS」さんからエントリを紹介いただいて大変恐縮しています。
asxファイルの認識のさせ方を紹介しています。
紹介してたっけ?(大汗

 というわけで、罪滅ぼし?にASXからM3Uを生成するPHPスクリプトを書いてみました。

http://www.pcrd.jpn.org/php/asx2m3u.php

ザウルスでの使い方

  1.  OperaZplayerでの使用を前提としています(ブラウザはザウルス標準のNetFrontでもOKですがOperaの方が便利です)
     日本語入力対応のOpera簡単インストール方法はこちらにありました。
  2.  「ASX to M3U converter」のページからM3Uを生成すると、“playlist.m3u”というファイル名で出力されるので、適当なディレクトリに保存します。この時、Operaであれば、オートダウンロードの設定で、常に同じディレクトリに保存されるように設定すれば、二度目以降は上書き確認だけで保存されます。
  3.  保存した“playlist.m3u”をZplayerから開きます。ネットワークに接続された状態で再生ボタンを押すと、ストリームが再生されます。
  4.  たとえばニュース配信のように常にプレイリストの内容が変わる場合は、「ASX to M3U converter」のページをブックマークに保存した後、ブックマークの編集メニューから
    http://www.pcrd.jpn.org/php/asx2m3u.php?type=m3u&url=(ASXファイルのURL)
    とクエリストリング(下線部分)を追加すればブックマークを選択する度にM3Uファイルが保存されます。
  5.  Zplayerは最後に演奏したプレイリストを起動時に開くので、保存する度にプレイリストの内容が更新されます。

 PHPの処理的にはASXファイルのXMLを読み込んでREFタグのHREF属性を出力しているだけの単純なものです・・・って、ZaurusでASXからM3Uを生成するシェルスクリプトでも作成してOperaから外部起動した方が便利かも?^^;
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SHARP パーソナルモバイルツール Zaurus SL-C3200

2006年5月17日水曜日

ザウルスでネットラジオ

 ZPlayerで音声ストリーム配信を聞いてみました。
画像

 ZPlayerはasxファイルをまだプレイリストとして認識してくれないので(対応中のようです)、
mms://210.172.37.131/kbc-live
mms://hawks.cdn.yahoo-streaming.jp/hawks_live-main1
mms://211.1.160.15/sports
mms://streamw1.hitpops.jp/jorflivefree
こんな感じでプレイリストを作成して、"baseball.m3u"というファイル名で保存します。

 そしてbitWarp PDAでネットワーク接続し、ZPlayerを起動してプレイリストを開いて、聞きたいストリームのURLを選ぶとあっさりサイトにアクセスできて実況が聞けました。

 ちなみに、1行目はKBC。2行目はソフトバンクの公式配信、3番目は文化放送BBQR、4番目はRFラジオ日本‐季節限定(笑)‐です。
 こんな風にプレイリストに複数のURLを登録しておけば簡単に切り替えて聞けるのでとても便利。快適に聴取できました…試合内容は快適じゃなかったな(苦笑)

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ハッキングLinuxザウルス SL-C3100/SL-C1000対応版

2006年5月16日火曜日

ザウルスGETしました!

画像
 という訳で早速ザウルスからカキコしてます。

 Zplayerは即時インストールしましたが。インストール後に再起動したらメニュー画面が起動しなくなって焦りましたが、リセットしたら無事起動できました。
 Zplayer(Mplayer)自体は100Kbpsの画像だと画面描画が追いついてないようですね。カーネルをアップグレードすると良くなるかな?
 まぁ、主目的は20Kbpsの音声ストリームの再生ですから当面このままで良しとしましょう。

 覚悟はしていましたが、やはり本体は厚くて重量感があります。でもやはりキーボード搭載というのは良いですね。親指でキーを押すことが前提なので却っsigmarionIIIやVAIO-U3より入力しやすいです。

 これならPCを携行せずに外出してもブログの更新ができそうですね。

 それから質感はGENIO e830より上です。液晶も流石と思える美しさですね。またPCに接続するとドライバ無しでUSBストレージとして認識されたり、基本機能として携帯の画像を受信できるのも嬉しいです。

 PocketPCよりPCとの親和性が高いくらいですね。

 最初からこっちにしておけば良かったかなぁ?

これ、食えるのかにゃ~?

画像 テンちゃんは水槽の中をひらひらと泳いでるまぁーるい魚にかなり興味があるようです。
 で、シャイなイシちゃんは珊瑚岩の岩陰に隠れていますが、パパイヤはテンちゃんを挑発しに出て来ます(笑)

ネコに愛想振り撒いても何も貰えないよ>パパイヤ

ちなみに、肌寒い日は水槽の上がテンちゃんの昼寝場所になります(笑)


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THE CAT ~ロシアン・ブルー~

2006年5月11日木曜日

GENIO-e(e830)壊れた(涙

??月下旬にCFカードを認識しなくなったので、保証書を添えて東芝PC集中修理センタから修理を申し込みました。

 そしたら二週間ほどして
機種:GENIO e 830
見積中または見積回答待ちです

\51,345(税込)
修理してよいか連絡下さい
なおキャンセルの場合は
\4,200
だってorz

 なんでもCFカードスロットに強い衝撃が加わって破損しているのでメインボードの交換が必要で保障対象外だとのこと。
 うーむ、確かに胸ポケットに入れたまましゃがんで30cm程度の高さから一度木の床の上に落としたのは落としたが、それでイッちゃうのかよ。CLIEなんて何度となく落としたんだけどそんな障害発生しなかったぞ。

 たまたま落としたときに打ち所が悪かったのかぁ・・・?にしてもGENIOはかなり脆いってこった。

 で、\30,000前後で市販されているものに\51,345も修理代を払うつもりはないわけで、キャンセルしました。

 それにしても診断料4,200だって高すぎ。CFカードスロットが破損しているからってメインボード交換じゃ故障すれば全部メインボード交換ってことじゃないの?なんでスロットの交換ができないんだろ?
 なんか納得いかないので、送り返されたGENIOをヘキサゴンレンチ使って分解してみたけれど(普通のドライバだけでは分解できないようになってるのね)、CFカードスロットのピン自体には外見上なんら異常は見られませんでした。普通にCFカード挿せるしね。認識してくれないだけで。

 悪いのはCFカードスロットだけならなぜメインボード交換なんだ?まぁ、東芝のサポートの技術力なんてその程度ってことなんだろう。

 というわけでGENIOはCFカードだけが使えないPDAになってしまいましたorz

 しかし、それじゃ困るんだな。bitWarp PDAが使えないので外出時にネットでの野球中継なんかが確認できない。

 \30,000出して同じGENIOをもう一台買うかなぁ。そうすると予備バッテリが使えるというメリットはあるけれど、簡単に壊れるようではねぇ。

 それになんかケチついたし、同価格帯のLinux Zaurus SL-C1000にするか?
 一応、無保証だけどZplayerでネット配信のストリームも再生できるみたいだし。筐体がちょっと厚くて重いというのがあるのと、個人的に良く使う携帯との赤外線通信ができないのがちょっと残念だが。

 でもなーやっぱりケチついたし東芝よりシャープかなぁ?

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SHARP ザウルス SL-C1000